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脂肪と言う名の服を着て を読んでの感想など。

ある動画で美醜についてのおすすめの本として
紹介されていたので
購入して読んでみました。

太っている女性が主人公なんですけど
私もかなり太っているので
共感があるのかと思いきや・・・
そうでもなかったんです。

太ってるってだけで
いじめられたり嫌われたり
そういうことはあるといえばあるけど
漫画に描かれてるほど酷い経験は
私はしたことがないです。

ただあっち側とこっち側っていうのは
あるとは思います。
スタイルのいい美人さんっていうか
華やかな場面が似合う人の界隈というか。
そっち側には行けないし入れないみたいな。

主人公が摂食障害になってしまい
食べ吐きをして痩せていくんですけど
私は不謹慎ながら羨ましいなと感じることがありました。
彼女は生きてるんだろうか、今。

胃を切除する手術を受けて
そっから摂食障害になってしまった人がいて
なかなか止まる気配もないもんだから
止める気になったら相談には乗れるかもと
いったん、距離を取らせてもらった。

そこには嫉妬があったと思います。
同じくらい太ってる人だったんですけど
30キロくらい痩せて羨ましいと思った。

だけど病気して痩せるというか
依存増やしてしまうと
人生が思うようにいかなくなるから
それはそれで怖いよなぁって感じたので
私は食べ吐きはしたことがないです。

痩せて綺麗になれば
別世界もあり得るのかもしれないけど
今は病院で処方されてる皮下注射が
効果あればいいけどとは思っている。

美醜がっていうより体がしんどい。
腰が痛いし、歩くの大変だから
少しでも落とせるのなら落とさないとって。

私は両親の母親たちが太っていたせいか
あまり太ってることに対して
ネガティブな感情は持っていない。
祖母たちがオシャレで素敵だったから
こういう風になりたいな!みたいな。

太っていても身なりをきちんとして
化粧をしたり髪をセットしたり
服装を気を付けたりするだけでも
見た目は全然変わってくるから
そういう部分は努力したいよなとは思う。

ここんとこ病気してから
身なりに気を使えないのが残念だけど
また人に会うようになったら
髪も綺麗にしたいし
白髪も染めてオシャレを楽しみたい。

心がデブだからって言葉が出てきたけど
私は心はデブなんだろうか・・・
だから痩せないのかな・・・

心はせめてスッキリとスリムでいたい。
心まで醜くはなりたくないな。

周りの人のことも
美醜で判断せず
心で通じ合える関係でいたいと感じました。


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