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正直であることが難しいケースは・・・依存症からの回復で思うこと。ドーパミン中毒。

正直であることは自覚を促し、満足のいく人間関係を作らせ、確かな自分史を語る責任を持たせ、報酬を遅らせる能力を高める。私は患者たちからそのことを教わった。そしてそれは、依存症を将来発症させることを防ぐことさえもできるのかもしれない。

上記は本の抜粋。
自助の書籍からも少し引用をしたい。

私たちが進んだ道を同じように徹底してたどって、それでも回復できなかった人を、ほとんど知らない。たしかに、この簡単なプログラムに自分を完全にゆだねられない、あるいはゆだねたくない、自分に正直になることがどうしても不可能な体質の人はまれにいる。そういう不幸はその人の責任ではないので、生まれつきとでも言おうか。きびしい正直さが必要な生き方をとらえ、その生き方を伸ばし育てていくことができない、回復する率が平均までいかない人たちである。また情緒に障害があったり、精神が病んでいる人もいるが、自分に正直になる能力さえあれば、彼らもほとんど回復する。

正直さを求められるプログラムなんですけど
この正直っていうのが
どうしても難しい人がいるのも事実で。

私も嘘つきだし不正直な面はあるものの
それでも紙に書き出したことは事実を書いた。
事実を書いたから今があるんだと思っている。

過去、自分がしてきてしまったことを
洗いざらい書き出した先にあったのは
過去の認識ががらりと変わるという経験だった。
私には十分効果がある方法ではあった。

Aさんの場合は年数がそれなりにあるけど
事態がどんどん悪化していってしまい
トラブルの絶えない状態が続いているのだが
それだったら思い切って今やってること
全部やめてみたらどうだろうか?とは思う。

正直さがないのは
妄想ゆえのことだし病気なのだろうから
しょうがないんだけど
行く先々でトラブル起こしてしまうんだとしたら
周りも本人も苦しいだろうと思うしね。

周りが自分の思うように動いてくれないっていうのは
当たり前のことだから
それで腹を立てること自体がナンセンスだなと思うが
それで攻撃してしまうっていうのが
Aさんの問題ではある。

行動を抑止出来ない。
口に出してしまうこと。

それが繰り返されてしまうと
周りからは嫌われるんだけど
そうなってくると
私は嫌われている!と
また被害妄想もより激しくなってきてしまうので
しばらく誰とも接触せずひとりで静かに過ごすほうが
精神は安定してくるような気がする。

嘘つきって性分なのかしら?
この人は生まれつきの嘘つきみたいな
そういう人がいたりするから
ビックリするんだけども
人間関係でやはり躓くんだよね。
嘘だから信用されない。

本に出てくるような満足のいく人間関係は
構築出来ない人がいる。

回復はみんなが出来るわけではないんだけど
その事実は案外と残酷だったりはする。
当人たちはこれで良くなると信じて行動するのに
動けば動くほど事態が悪くなるわけだから。

全部やめたら依存が止まったと
話をしてくれた人もいたけど
そういうこともあるので
上手くいかないな!と思ったら
思い切って今やってることを放り出してしまうのも
1つの手としてはあっていいと感じてる。

これが正解なんていうのは
結局止まってしまえばそれが正解になるわけで。

依存症で苦しんでる人たちが
少しでも楽になれるようにお祈りしつつ

正直であることを意識して
自分に向き合っていけたらいいな。

嘘はあまりつかないけど
都合の悪いことは黙ってる癖は治らない。
1つ1つやっていこう。


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