あなたが必要だと

思ったのは生まれて初めてです。

これまでたくさんの恋もしました。

愛した人もいました。


けれども

生まれて初めて、

あなたが必要だ

と感じる事ができました。

私の健やかなる未来のため

あなたとは離れてはいけないと。


恋の始まりはいつも

私を知らない場所へ連れて行く。

非日常的な世界へ

一瞬でトリップした。


楽園のようなその場所で

大いに甘く愛を語り合い

全てを求め合い

声色や手触りで

愛を確かめ合った。


それでもいつしか

夢から醒めて

いつしかいつもの場所へ帰る。


心のセンサーが

いつも感じていた。

始まりと終わり。


あなたは地味で

あなたはエリートで

あなたはいつも笑ってて

あなたはさり気なくて

気づかれない優しさを

気づかれない愛情を

優しくて遠慮がちなその手で

傷口を消毒して縫い合わせてくれる。


私が傷付かないように

私が痛がらないように

私が泣かないように

私が鳴かなくてもいいように。

とても優しく。


僕は傍に居るよ。

僕が直してあげるよ。

僕が笑わせてあげる。

僕が受け止めるし

僕は聴くよ。


あなたの愛情は

あなたはいつも中火で

いつまでも中火で

熱くもなく

冷たくもなくて

いつも人肌の温度がそこにある。


帰り際のハグだっていつも

抱きしめ切らずに

まだ友達を捨て切らずに

だけど

私を寂しがらせない何かがあるの。


そして2年が経ち

私の魂があなたを呼んでる。

あなたを求め始めている。


恋人をアクセサリーなんて思ったことはないけれど

戸惑いを隠せないくらい

あなたは地味で

本当にさり気ない。

だけど

あなたは私の魂が認めた人。

あなたは私の魂が喜ぶ人。

私の魂が求める人。

私の魂が喜ぶ魂。


きっとこれから先

ずっと一緒に生きてく魂。


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