「React Native Meetup #12 LT大会!」で登壇しました
はじめに
こんにちは、stand.fm エンジニアの 三堀 です
先日 React Native Japan が主催する React Native Meetup LT大会#12に参加し、登壇してきたのでそのときの内容について簡単に紹介させていただきます。
イベントについて
日本の React Native の開発者コミュニティ「React Native Japan」が主催しているイベントです。
イベントの内容としては、React Nativeでアプリを開発しているエンジニアが開発に関する話やTipsなどを10分間のLTとして順番に発表するという形式となっています。React Nativeでアプリを開発している方や、これから開発を始めようと思っている方などを対象としていて、今回は190人ほどの参加申し込みがありました。
発表内容
まず、私の発表させていただいた内容を紹介します。
弊社で今年の4月に取り組んでいたAndroidのパフォーマンス改善について話させていただきました。
詳しくは上記スライドをご覧いただければと思いますのでここでは要点を絞って解説いたします。
stand.fm ではAndroid版アプリにてパフォーマンスが悪いという問題があり、それを改善するための施策をいくつか実施しました。その際のTipsを4つほど紹介させていただきました。
・react-navigationの画面遷移速度の改善
・MaskedViewのレンダリング負荷への対応
・Hermesの導入
・setIntervalのクリア漏れ
ちなみにAndroidのパフォーマンス改善と書いていますが、これらはAndroidに限った話ではなくiOSにも効果があります。AndroidのほうがiOSよりもデバイススペックにばらつきがあり、低スペックなデバイスではパフォーマンス影響を受けやすいという背景があるものと理解しています。
今回紹介したもの以外にもパフォーマンス改善の施策をいくつか計画しています。ユーザーに気持ちよくアプリを使ってもらうための改善を諦めずにやっていきたいと考えています。
他の方々のセッション
他に登壇されていた方々のセッションも少しだけですが紹介させていただければと思います。技術的にチャレンジングな内容やハマりやすいポイントの知見などが詰まっていてとても貴重なお話ばかりでした。
※スライドがconnpassに上がっているものだけ紹介させていただいています。
LT1. ReactNativeとExpoを1ヶ月触ってみてわかったこと
ReactNative×Expoを触り始めていくつか感じたことが紹介されていました。Reactの書き方がそのまま応用できることや、ExpoでハマりやすいポイントなどこれからReactNativeを始めようと思っている方にとても有益な内容だったと思います。
LT2. react-nativeでのDXをバク上げするためにいろいろやったこと
リリースフローにおけるタグ打ちや、アプリバージョンのインクリメントの自動化、git checkout時のnpm installの自動化など実際のプロダクト開発において活用できるお話でとても興味深かったです。
LT3. React Nativeで新規事業開発に挑戦した話
ReactNativeを使って新規サービスを開発されたお話でした。Tensorflow.jsを使ってモーションキャプチャをさせながら画面をレンダリング、ライブ配信もするなど技術的にもチャレンジングなお話でとても興味深かったです。
スポンサーLT React NativeアプリをRspecでテストしてみた話
まずRspecでReactNativeアプリをテストできるというところが驚きでした。UIテストは弊社でもやりたい機運が高まってきているので参考にさせていただきたいと思います。
LT7. 俺のJestが動かない 2021 Spring
Firebase+TypeScriptの構成でReactNativeアプリを作ったときのJest導入のお話でした。FirebaseSDKならではの問題や解決策などとても貴重な知見が詰まっていました。
LT8. React NativeでFacebookのようなロード画面を実装する
スケルトンローディングの表示する際のライブラリ選定と実装についてのお話でした。スケルトンローディングにしたほうがローディングの体感時間を短縮でき、UX的にメリットが多そうなので今後 stand.fm でも使っていけたらいいなと思いました。
さいごに
今回は「React Native Meetup #12 LT大会!」に参加させていただいた際のレポートを書かせていただきました。これからもReactNativeを盛り上げていきましょう!
宣伝
最後に会社の宣伝なんですが、いまstand.fmではエンジニアを熱狂的に募集しているので、よかったら採⽤ページをご覧ください。
技術イベントも定期開催しています。ぜひご参加ください。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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