夢見の夢
確信犯的に
いつの間にか眠っていた僕は
ひと眠りで一生分の夢を
見ようとしていた
そして大きな渦の外側を
ゆっくりと回っていた僕が
少しずつ中心に近付き
急に速くなったと思ったら
信じられない位に加速して
今にも中心に吸い込まれそうな時
君の気の抜けたような声が
ピンポイントで耳に届く
いつもこれだ
その声は悪魔の囁きか
天使の欠伸か
妖精の呟きか
僕には分からない
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確信犯的に
いつの間にか眠っていた僕は
ひと眠りで一生分の夢を
見ようとしていた
そして大きな渦の外側を
ゆっくりと回っていた僕が
少しずつ中心に近付き
急に速くなったと思ったら
信じられない位に加速して
今にも中心に吸い込まれそうな時
君の気の抜けたような声が
ピンポイントで耳に届く
いつもこれだ
その声は悪魔の囁きか
天使の欠伸か
妖精の呟きか
僕には分からない
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