君のその眼にとまれこの青

#アイドル短歌ワンドロ というタグに参加したので、詠んだものとその解説(解説?)を記録代わりに載せておきます。
短歌自体中学生くらいから定期的に挑戦してはいるのですが、クオリティはまだまだなのでもっと上手になりたいですね……。



君は風 通り過ぎてく一瞬を捕まえたくてまた手を伸ばす

以前友人がケチャで手を伸ばす時は何かを捕まえたくて手を伸ばしている感じがすると言っていたのを思い出して詠んだもの。
(ケチャとは、ライブ中にアイドルに向かって手やペンライトを振って祈りをささげるようにする動作のこと)
ケチャは最大級の愛の祈りであり、オタクは推しの一瞬一瞬の姿形を捉える為にその手を伸ばしてるのかもしれない(?)

君が持つその輝きは一等星?海?銀河?いや世界の中心

なんか、青野さんって「ReLIT」という世界の中心すぎるなって改めて思ったので…。
去年の聖誕祭でりゅうくんが「ReLITはあおちゃんのためのグループ(ニュアンス)」と言っていたので、この人を例えるなら星とか光とかそういう類じゃなくて、きっと神様で世界の中心なのかもしれない…と。

煌めきの波を掻き分け走り出す君のその眼にとまれこの青

ライブ中、ペンライトを灯す意味は「あなたのことが好きな人間がここにいます」という意思表示のつもりでいる。ペンライトの光の海の上を駆け抜けていく推しのその一歩の力になれていたら嬉しい。
最初から特定のアイドルをイメージして詠んだ歌ではないのだけれど、「走り出す」「とまれ」というワードから信号が頭に浮かんで、「止まる」の対極にありそうな青色を選びました(君とか推しの色ではなく、青と断定したのはこれを表現したかったから)。



番外編

世界中、例えば歩道の上だって君が立つならそこが0番


タグに参加する前に詠んだものです。
「君が立つならそこが0番」←これをどうしても入れたかったので、ちょっと無理やりな部分もあるのだけれど気に入っている。
ステージ上の0番って1人しか立てないけど、推しが立ったらステージどころか世界中どこでも(本当に何気ない道でも)0番になる気がするよねってやつです。
小さなライブハウス、天井の高いホール、何千の光の欠片に囲まれた武道館やアリーナ、地方のショッピングモールの仮設ステージ、どこにいたって君は光って見える。

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