2024/06/14
1.誤解のないように書く、ということと、解釈を制限する、ということが大きく違うということに気づかされた。これまで意識できていなかったことだ。描写の身体性、と言っているものも、体験の豊かさとも相関があるのかもしれない。読者が感じ、体験する余白があることで初めてそれは生きた心地になるようにも思う。
2.高校生の頃、音楽を聴きたいというよりも、面白い音を聴きたいと思っていた。友人の影響で洋楽をよく聞いていたのが大きい。書くことにも、面白いものを入れたい。音や言葉で遊ぶということ、コード進行や論理の外側にも面白い領域があること、本当はそういうことの方が大事かもしれない。高橋源一郎「さようなら、ギャングたち」を読んでいる。遊びも徹底すれば世界になるという様を見ている。