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ついに死者蘇生追加!インフェルニティの強化ポイント徹底解説
この記事では《死者蘇生》入りの【インフェルニティ】デッキについて解説します。
デュエルリンクスでは、2022年1月12日から5周年記念キャンペーンが行われます。
![スライド2](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/68883707/picture_pc_857ad4cd2275e508c9db2248a230f7c1.jpg?width=800)
ドリームチケットや1000ジェムなどが配布されます。
特に注目すべき点はやはり…
![スライド3](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/68883745/picture_pc_ebeadcefdc48412d4a245bec4617b412.jpg?width=800)
《死者蘇生》の実装です。
《死者蘇生》はその汎用性の高さから様々なデッキでの活躍が期待できます。
わたしは【インフェルニティ】デッキが好きで長く愛用しているのですが、
《死者蘇生》によって【インフェルニティ】デッキも大幅に強化されます。
ついに環境入りできるのではないかと胸を躍らせています。
そこで、この記事では《死者蘇生》によって【インフェルニティ】デッキがどのように強化されるのかを詳しく解説したいと思います。
この記事を読んで「インフェルニティ強そうだな」と思ったら是非ドリームURチケットを使って《インフェルニティ・デーモン》を交換してください。
死者蘇生入りのデッキレシピ
![](https://assets.st-note.com/img/1641956916556-g5ttgFmILW.png?width=800)
死者蘇生を初動とするために、エクシーズ型にしました。
死者蘇生を使った展開ルートについては後述します。
死者蘇生による強化ポイント
《死者蘇生》によって強化されるポイントは以下の2つです。
![スライド4](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/68888269/picture_pc_8fd8dabbe3e1599ab743998df65e5da9.jpg?width=800)
死者蘇生による強化ポイント
・初動率アップ!
・妨害貫通力アップ!
初動率アップ!
【インフェルニティ】は1枚の初動カードとスキルのコストを揃えるだけで、相手の盤面をすべて吹き飛ばしながらワンターンキルできるパワフルなデッキです。
![スライド5](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/68888319/picture_pc_894146e8a815e6987a6a2165ee08b515.jpg?width=800)
そのインフェルニティの初動となるカードですが、
今までは
・《インフェルニティガン》が3枚
・《インフェルニティ・ミラージュ》が3枚
の合計6枚でした。
【インフェルニティ】に《死者蘇生》を追加することで初動カードが合計7枚に増加します。
実は《死者蘇生》もインフェルニティの初動カードになるのです。
![スライド6](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/68888344/picture_pc_51b16503324705ea3d5c9b1fb2a380c9.jpg?width=800)
死者蘇生を使った展開方法
![スライド1](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/68888422/picture_pc_b8f8e2e6817f9aaeefb7e071dbe09f17.jpg?width=800)
![スライド2](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/68888421/picture_pc_9a63f9c3b8ffb03ffa487fbdd5208f74.jpg?width=800)
![スライド3](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/68884650/picture_pc_cbf6a581285b72f0697f04d9ac82efe1.jpg?width=800)
![スライド4](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/68884660/picture_pc_f6b4b96b0ff2eae02edff8782e797294.jpg?width=800)
![スライド5](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/68884648/picture_pc_9e527125b7a091bfa2cfe04d58681361.jpg?width=800)
![スライド6](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/68884652/picture_pc_98724bc81355a23e0d90b951ab04d990.jpg?width=800)
![スライド7](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/68884651/picture_pc_fce83cca0c74fbe344e07fa3b64580a8.jpg?width=800)
![スライド8](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/68884649/picture_pc_571db18532e0d2dfc5d6ba63c454c913.jpg?width=800)
![スライド9](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/68884654/picture_pc_de52cb86a4a85c8bb17461afd24a3d61.jpg?width=800)
![スライド10](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/68884663/picture_pc_b5d51f6f9431e00a9418c4b3188de660.jpg?width=800)
![スライド11](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/68884661/picture_pc_e769a7ab67a8ba41a7b89f63937122fd.jpg?width=800)
![スライド12](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/68884664/picture_pc_625154c8e0960b5d922ee8fb45636cf8.jpg?width=800)
![スライド13](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/68884657/picture_pc_9e51dbcb758c01235aceb9746bce40c7.jpg?width=800)
![スライド14](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/68884666/picture_pc_8cede2edbf07eb015f4bc3b3b26d0e64.jpg?width=800)
![スライド15](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/68884662/picture_pc_01d4ad770b2984439f9ec6329b8b04b8.jpg?width=800)
![スライド16](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/68884659/picture_pc_2e891b9da65b7e8ad41538d7be7787d0.jpg?width=800)
![スライド17](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/68884655/picture_pc_f2633ba1cb4e83a8033f658320125206.jpg?width=800)
![スライド18](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/68884653/picture_pc_deefbbede8fc2ea7f79cab7f881841cd.jpg?width=800)
![スライド19](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/68884665/picture_pc_ea744a3e77700c26983a40cfb478d214.jpg?width=800)
どれくらい影響があるのか?
![スライド8](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/68884738/picture_pc_f609a71112829fd6a1f228f858f7458d.jpg?width=800)
《死者蘇生》が【インフェルニティ】の初動カードになることはわかっていただけたと思います。
初動カードが増えるならば、その分安定性が上がったりして強くなるだろうということはなんとなく予想できます。
しかし、初動が1枚増えるってことが具体的にどれくらい影響があるのかはイマイチ想像がつきません。
直感的には1枚増えたくらいじゃ大して勝率には影響がないようにも思えます。
はたして、インフェルニティに死者蘇生が追加されることで具体的にどれくらい影響があるのか?
確率計算しながら検証してみましょう。
初動を引く確率の変化
まずは死者蘇生の追加によってどれくらい初動を引ける確率が増加するのか検証してみましょう。
スキル《インフェルニティ・インフェルノ》の発動条件には、
「自分のターンで数えて2ターン目にのみ使用できる」
という制約があります。
そのため、インフェルニティが動きだせるのは基本的に2ターン目以降になります。
2ターン目は、
・先攻時は5枚(=初手4枚 + ドロー1枚)
・後攻時は6枚(=初手4枚 + ドロー2枚)
のカードをドローした状態です。
メインデッキ20枚として、先攻(5枚引いた場合)と後攻(6枚引いた場合)それぞれの場合にどれくらいの確率で初動カードを引けるのか計算してみます。
計算した結果、次のような結果になりました。
![スライド9](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/68884893/picture_pc_a4f38517f2599913e47cb0ece774ecc4.jpg?width=800)
・先攻:87.1%→91.7% (+4.6%)
・後攻:92.2%→95.6% (+3.3%)
・合計:89.7%→93.6% (+4.0%)
初動が7枚の場合、なんと先攻・後攻ともに初動を引ける確率が90%を超えました。
特に後攻時は95.6%と引けない確率が5%未満です。
高確率で初動を引けることが確認できます。
そして、先攻・後攻を合計した場合の確率は93.6%!
かなり高い見た目の数字になりました。
引ける初動枚数の期待値
つづいて、引ける初動枚数の期待値の変化を計算してみます。
今回は2ターン目までに引ける初動枚数の期待値を確認します。
もし期待値が1枚を超えていれば、まず引けると考えられます。
計算した結果、次のような結果になりました。
![スライド10](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/68885343/picture_pc_ad891b08b1fd1cacaeab4dcd5c68a3db.jpg?width=800)
・先攻:1.50→1.75 (+0.25)
・後攻:1.80→2.10 (+0.30)
・合計:1.65→1.92 (+0.27)
初動が7枚の場合、引ける初動枚数の期待値は1.92枚と1枚を大きく上回る結果になりました。
特に後攻時の期待値は2.10と2をも上回りました。
初動カードを2枚引けていれば、1枚目の初動カードに《サイクロン》や《竜魔道騎士ガイア》などの妨害カードを使われても、もう1枚の初動カードで貫通しながら動くことができます。
期待値が2を超えているというのはとても頼もしく感じます。
KCカップ・ランクマの結果にどれくらい影響があるのか
初動を引く確率がなかなか上昇していることはわかりました。
しかし、確率だけ見ても、実際のゲーム結果にどれくらい影響があるのかについては、いまいちピンときません。
そこで、もう一歩踏み込んで、死者蘇生の追加によってKCカップやランクマの結果にどれくらい影響があるのか検証してみたいと思います。
KCカップ
まずはKCカップ。
KCカップは長時間にわたって連戦するため確率が収束しやすいです。
そのためKCカップではなるべく事故率が低い安定したデッキを使いたいです。
死者蘇生入りの【インフェルニティ】を使った場合、KCカップでどれくらい事故が発生するのかを検証してみます。
KCカップをガチでやる人は4日間(72時間)でだいたい400試合くらい対戦するので、今回は400試合したケースを使って検証してみましょう。
先攻200試合・後攻200試合の合計400試合をした場合に何回くらい初動が引けない事故が発生するか計算してみます。
計算した結果、次のような結果になりました。
![スライド11](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/68885840/picture_pc_a0176345a10fed32f1f4eeb2a9effc92.jpg?width=800)
・先攻:25.8回→16.6回 (-9.2回)
・後攻:15.5回→ 8.9回 (-6.6回)
・合計:41.3回→25.5回 (-15.8回)
初動が7枚の場合、初動が引けない事故が発生する回数見込みは25.5回という結果になりました。
死者蘇生なしの初動6枚の時とくらべて、-15.8回減っています。
つづけて、この減った-15.8回がKCカップの最終DPにどれくらい影響があるか計算してみます。
前回2021年11月のKCカップで私はインフェルニティ1本で対戦しました。
その時の勝率が55%でした。
なので今回は勝率55%で15.8回試合した場合のDPの増減を計算してみます。
計算した結果、次のような結果になりました。
![スライド12](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/68885958/picture_pc_a90ae84a8ded080b8957a2a712267f7f.jpg?width=800)
勝率55%で15.8回試合した場合、勝利数は8.7回です。
勝利時・敗北時のDP増減を±1000と仮定した場合、負けた場合と勝った場合のDPの差は1試合につき2000です。
つまり、8.7回の負け試合が勝ち試合に変わった場合、
DPの差分は+17,417となります。
死者蘇生の追加によってKCカップのDPが+17,417も期待できます。
これはかなりすごい数字です。
万年銅アイコンの私でも銀アイコン獲得が期待できます。
ランクマ
つづいてランクマにはどれくらいの影響があるのか検証してみます。
ランクマで大事になるのは連勝です。
昇格するためには連勝が必要です。
特にキング昇格時には5連勝が必要です。
キング昇格デッキには事故らずに5連勝できるような安定感が求められます。
死者蘇生によって初動カードが増えたインフェルニティがどれくらい安定してキング昇格できるようになっているのか検証してみます。
キング昇格には5連勝が必要なので、5戦連続で事故らずに初動カードが引ける確率を計算してみます。
計算した結果、次のような結果になりました。
![スライド13](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/68886131/picture_pc_3e95e9f1695e4a9957eb007571c0f8ff.jpg?width=800)
初動が7枚の場合、
5戦連続で初動カードを引ける確率は72.3%という結果になりました。
死者蘇生なしの初動6枚の時とくらべて、+13.8%上昇しています。
もともとインフェルニティはデュエルキングになれるポテンシャルがあるデッキでした。
死者蘇生の追加によってさらに強化され、より安定してデュエルキングになれそうです。
妨害貫通力アップ!
![スライド14](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/68886266/picture_pc_2ace7705a6227a138692f7426223bb1e.jpg?width=800)
死者蘇生という初動カードの追加によって事故率が大きく低下することは確認できました。
しかし、皆さんは
「事故率が低下したからって強くなったとは言えないのでは?」
「初動カードばかりたくさん引いてもしょうがいのでは?」
と感じていると思います。
実は【インフェルニティ】、初動カードを重ねて引くとさらに強くなります。
それはなぜかというと、
妨害を貫通できるようになるからです。
《インフェルニティガン》に対する《サイクロン》や、《インフェルニティ・ミラージュ》に対する《禁じられた聖杯》などインフェルニティ展開の初動を妨害できるカードはいくつかあります。
初動カードを2枚引いている場合は、1枚目の初動カードが妨害されたとしても2枚目の初動カードで展開することができます。
このように初動カード2枚コンボで1妨害貫通することができます。
死者蘇生の追加によって、単純に初動カードを1枚引く確率だけでなく初動カードを2枚引く確率も上がります。
初動を2枚引く確率
となると初動カードを2枚引く確率というのはどれくらい上がっているのかが気になってくるので、検証してみたいと思います。
計算した結果、次のような結果になりました。
![スライド15](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/68886407/picture_pc_92c41c73dce057af941ce4b85e8f4a54.jpg?width=800)
・先攻:40.7%→53.4% (+12.7%)
・後攻:52.6%→66.1% (+13.5%)
・合計:46.6%→59.7% (+13.1%)
初動が7枚の場合、
初動カードを2枚引く確率は59.7%という結果になりました。
死者蘇生なしの初動6枚の時とくらべて、+13.1%上昇しています。
約60%の確率で1妨害を貫通してワンキルすることができることになります。
デッキの中に《サイクロン》などの伏せ除去カードも入れておけば、
初動カード+初動カード
の組み合わせだけでなく、
初動カード+ 《サイクロン》
の組み合わせでも妨害を貫通できるので、さらに高い確率で妨害貫通が可能となります。
事故率が低下しただけでなく、
妨害を踏み越えられるだけのデッキパワーも獲得しました。
まとめ
![スライド17](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/68886705/picture_pc_867825c29aae319618310d80b5253dce.jpg?width=800)
《死者蘇生》の追加によって【インフェルニティ】が高い安定感と妨害を貫通する強靭さを手に入れることができました。
きっと今後KCカップでは上位帯に参入してきます。
興味を持った方は是非【インフェルニティ】デッキを組んでみてください。
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