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インターネットで死なない方法(一般人向け)

はじめに

最近、ネット上での誹謗中傷や差別的発言などが話題になっています。実はこの瞬間も、自分が加害者にも被害者にもなりかねないという怖い環境なので、死なない振る舞い方を知って自分の身を自分で守れるようになりましょう。いわばインターネット護身術、昔はネチケットなんて言ったものです。

というか全人類これを読んでからインターネットしてくれ
https://kids.nifty.com/internet/privacy/



知っておいてほしいこと

難しいことは言いません。以下のことを知るだけでかなり生存率は上がります。ヒエッって思うかもしれませんが事実なのでヤバさを知って対策しましょう。

・ネットには日常生活で遭遇しないヤバい人もいる。
・写真や名前だけでなく発言からも住所を特定できる。
・ネット上で議論はできないのが基本。「話せば分かる」は幻想。
・基本、世紀末な無法地帯。誰も助けてはくれない。もちろん警察も。

おおよそ平和ボケした文明人の来るところではないですね。私含めてみんな蛮族です。ウッホウッホホ。自分の身は自分で守る。できない人は狩られます。

じゃあどうすればいいの??? 大丈夫、ちゃんと策はあります。

これだけ覚えて!死なないコツ

いくつかコツを伝授します。ここで覚えて実践しましょう。
(本当はネットやめるのが一番安全です。しかし既にそんな世界ではありませんよね。)

具体的には

・議論はしない。
・主語は小さく
・個人情報は出さない。ニセ情報を混ぜ込む。
・誹謗中傷する連中のターゲットはあなただけじゃない。
・人類は愚か。わかりあえない。
・楽しいことだけ考えよう。

たったこれだけのことです。毎月高い通信費を払ってるんだから楽しいこと考えなきゃ損です。少しでも嫌な思いをしたらその場を離れてください。ネットで他人を都合のいいようにコントロールするのは不可能なのであきらめましょう。自分が行動した方が100万倍速く幸せになれます。

・議論しない
 ネット上には様々な人がいます。普段の生活では絶対に遭遇することのない人たちが山ほどいます。特定の思想に傾倒した人、人格に問題があって社会から孤立している人、悪徳宗教に洗脳されてる人、詐欺グループ、犯罪組織、自分を正義の味方だと思い込んで攻撃する異常者、その他もろもろ…。全員が全員そうではないですが、中にはこういう人もいっぱいいるわけです。大体、ネット上で議論吹っ掛けてくる人はロクでもない連中です。無視しちゃいましょう。

・主語は小さく
 ネット上には被害妄想癖のある人もいます。あるカテゴリーについて感想を述べたら、個人のことを指して批判したわけじゃないのに烈火のごとく怒ってくる人もいます。うっかり喧嘩を売ってしまわないように、発言する際は気を付けましょう、主語は小さく。あと自分の発言を「みんなもそう言ってる」っていうのはやめておいた方が賢明です。他人から見た「みんな」は「発言者に都合のいい連中」に見えますし、虎の威を借りる狐みたいでカッコ悪いです。信頼性にも欠けます。落ち着いて推敲しましょう。

燃えやすい例(男は~、女は~、●●のファンは~、●●の支持者は~、●●出身は~、●●人は~...)

燃えにくい例(人類は愚か


・個人情報は出さない。ニセ情報を混ぜ込む。
 これは自分だけでなく、家族や友人を巻き込まないためにも重要です。
住所がバレれば、ストーカー被害にあったり、邪魔なものを送り付けられたり、家に突撃されたりします。放火されたり、殺されることもあります。警察は実際に事件が起こってから、怪我をしてからじゃないと動いてくれません。気をつけようね!!対処法としては、趣味の事しか話さないアラサー独身男性を演じるのがオススメ。ネット上に山ほどいる集団に紛れれば、狂人の抽選に当たる割合も下がります。


・誹謗中傷する連中のターゲットはあなただけじゃない。
 ネット上にはネットイナゴと呼ばれる連中がいるのを知っておきましょう。簡単に言えば、無差別に精神攻撃をかける行為を楽しんでる集団です。無差別に攻撃してきます。botなどを用いて膨大な数の誹謗中傷を書き込んでいる場合もあります。私怨でやってるわけじゃないので、時間がたてばいずれ去ります。耐えるか、訴えちゃいましょう。
(実は、この集団はなにも社会不適合者だけで構成されてるわけではありません。その辺の会社員も、主婦も、小学生や後期高齢者も参加してます。全員を駆逐するのは不可能です。いわゆる「ゴシップが大好きな人たち」です。)


・人類は愚か。わかりあえない。
 あきらめましょう。地球上の生物みんなそうです。平和も過ごしたい人もいれば、他人を攻撃したい人もいます。互いに理解できないときは距離を置きましょう。日本ではどんな発言を書くことも自由(犯罪は除く)なので
主義主張が合わないのは当然です。あなたが批判をすることは自由です。でも、他人にもこの自由は存在します。この記事に書いてある事だっていろいろおかしいと感じる部分はあるでしょう。それが自然です。多様性を認めていきましょう。その方が楽です。


・楽しいことだけ考えよう。
 通信費や電気代は無料じゃありません。時間も有限です。幸い、ネット上にはたくさん楽しいものがあります。腹立たしいことや嫌なことに時間を使っている暇はありません。たのしいことしよー!!!!


以上でインターネット護身術のパートは終了しました。ぜひ実践して身を守ってね。

ここから下はただの雑談です。


どうしてこんなクソみたいなネットになったのか

一言でいえば、スマホが普及したことが大きいのかも。
それまでネットを使うにはPCと回線が必要で、かつそれらの使い方を知る必要があったし、接続やら設定がめんどくさくて一種の障壁になっていたのかもしれない。でも、今は携帯屋さんに行って、お金払って店員さんから受け取ったら既にネットにつながっている。ラクチンだけど予備知識ゼロで入ったら事故は起こるのも当然…。
 インターネットリテラシーやネチケットといった言葉を知ることもなく、自由帳だと思って好き勝手に書き込んでしまう。これは使用者が悪いというよりも、2010年代中盤のインターネットにチュートリアル的なものの存在感が全くなかった。ヤバさを知らずにうっかり流行のSNSを始めてしまって阿鼻叫喚、怖いですね。
 ネットは「自分で探し調べるツール」から、「自動的に流れてくる情報に溺れるツール」に変化していったのでした。

あと単純に母数が増えてロクでもない連中の数も増えた。これはしょうがないことで、スポーツでも流行りの漫画のファンでも一緒。人類の愚かさの一つなので諦めましょうね。

スマホ普及以前のインターネットも、誹謗中傷の嵐、殴り合い、騙しあい、個人情報晒しあいと犯罪まみれだったんですけどね)(数は少ないだけで今より過激だったかもしれない





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