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続・ネットワークビジネス始めたの!?

先日、知人がネットワークビジネスを本業として頑張ると言い出したので、ネットワークビジネスについて学びながら考察している状況。現時点ではまだ1週間未満の勉強期間。前回の記事はこちら

健康食品?

見た感じはどうみても錠剤なのだが、医薬品ではなく「食品」なのだという。私も食品業界に身を置いているわけだが、これ食品?全然おいしくないし、そもそも水で流し込むだけのもの。明らかに食品として摂取しているのではなく、何か別な効果を期待しているとしか思えない。一日数粒飲むだけのうまくもなんともない錠剤に似た食品(自称)がなかなかの値段で売られている。と、なると、これは食品ではなく未承認医薬品ではなかろうか?と。関係法令を調べてみると気になる文言がちらほらある。原則の話だが「形状やパッケージが薬に見えたら薬」、「薬効的なものが書いてあったら薬」、「個人的な体験談でも何かの症状が改善したなんて表現もアウト」・・・。まだ私も勉強を始めたばかりなのでもっと深堀りする必要があるが、現時点でだいぶ疑わしい気がする。

ラムネ

有名な白い錠剤みたいな菓子がある。あれは食品だ。見た目は錠剤っぽいが薬効があるとはまったく書かれていないし、健康増進のために毎日ラムネを数粒水で流し込みながら摂取してる話は聞いたことがない。見た目が薬っぽい条件には当てはまるが、誰も薬だと思ってないし薬っぽい振る舞いもしていないので問題ない。もし、これが薬っぽいパッケージに入れられて、疲労回復効果や脳の活性化の効果があると言いながら販売していたらアウトだし、それがラムネ(薬的な効果のない食品)だと知っている人はそれが数万円で売られていても絶対買わない。けっこうな値段で売れるという事は買う方はいったい何に期待しているのか?「薬品」であることを暗示しているから「薬効」に期待して買う。そうだとすれば行政は「未承認医薬品」とみなす(薬機法を眺めてみての解釈)。

成功者?

ネットワークビジネスで大金を稼いでいる人も僅かに存在するらしい。実際のところは知らないが、かつてネットワークビジネスをやっていたという人の暴露話を聞く限りでは全体の1%もいないらしい。私自身はネットワークビジネスはやったことがないのだが、周囲には全然稼げない(または借金が増えた)でやめたという話は何件か聞いている。失敗者は何名か顔が浮かぶのだが成功者は見たことがない。と、いうことは皆が儲かるとは思えないので、それを本業にしようと考えるのは危険ではなかろうか?ネットワークビジネスはそのネットワークの中で商品・お金が動いているので、どこかに大きな富が集まれば、他は全然儲からないような気がするのでごく一部の成功者と多くの失敗者がごく自然に出来上がるようにも思う。取扱い商品を浮気することなく使い続けるとも思えないし、やめる会員もいるとなれば、下から崩れていくんじゃなかろうか?成功者と言われる大きく儲けたごく一部の層は余裕のあるうちに次に移れば、儲かる人は儲け続けるし儲からない人はずっと儲からない。

ネットワークビジネスはなくならない・・。たぶん。

批判的な意見になっているが、ビジネスとしては合法であり、常に複数の事業者が営業している。と、いう事はな事業として成り立つということなのでまだまだ私は勉強不足だ。仮に、納税と配給と言うイメージだとどうだろうか?商品の購入は納税にあたり、受け取る商品と報酬は配給。運営会社が国で、会員が国民だとすると納税した分は上の層に集まるだけで多くの国民は納税分を回収できない。それだと元会員の暴露話とつじつまが合う。しかし、ネットワークビジネスは合法であり、今も続いている。・・・・。やはり現時点では私には理解できないことが多いようだ。詳しい人、ぜひご教示を!


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