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< Q&A > チェーンの適正(遊び)調整について

そのチェーン調整は危険です!

チェーン調整が適正にされていない車両が大変に多い事に驚かされています。実際、“クリニック” を新しく受診される人の大半のオートバイが、正規販売店から購入間もない新車でも、定期的にディーラー店で整備を受けている車両でも、チェーンの適正な調整が施されていなくて、完全に “張り過ぎ” になっているのです。
    
その “チェーンの適正調整” について、クリニックを受診された方からの質問に応えて、Q&A 形式で詳しいイラストと画像を交えて解説しています。
   
解説記事の中で、チェーンの調整の合否が簡単に確認できる方法も紹介していますので、楽しくて安全なオートバイライフを求める方は是非ご覧下さい。参考になる事が必ずあると確信しています。


『 < Q&A > チェーンの適正(遊び)調整について 』
http://gra-npo.org/lecture/bike/Q&A_chain_adjustment/proper_adjustment_1.html


< 以下、一部紹介 >

オートバイのチェーンの遊びを調整する目的は、走行に応じて伸びてしまうチェーンへの対応でしたが、30年程前からシールチェーンなどチェーンの高性能化が進み、現在では殆ど伸びを発生しなくなっています。同様に、リアホイールのストローク量は 30%以上多くなっている為、現在ではサスペンションの動きを妨げない適正な調整が重要になっています。

しかし、50年前とさほど変わらない整備指示書と整備常識が残っている為、多くの車両でチェーンは張り過ぎの調整が施され、操縦性とリアタイヤのグリップ力の低下を招き、安全性を損ねています。


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