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「燃料カプラー」に続いて、「締付けトルク」の質問が届きました

先日、トライアンフ デイトナ675 を所有する人から、「燃料カプラー」の質問が届きましたが、新しく「締付けトルク」の問合せがありました。
それは、シリンダーヘッドカバーの固定用ボルトのメーカー指定締付けトルクの質問でしたから、メーカーのサービスマニュアルの写しと一緒に、『ガスケット』の事について解説をしました。
どちらにしても、燃料タンクは無事に外れたようですが、「ガスケット」の事に関心のある方は、ぜひ、ご覧下さい。

https://gra-npo.org/lecture/bike/Q&A/Fuel_coupler/coupler_2.html

【 回答文より一部転載 】

この「ガスケット」が利用されている箇所で注意をすべき点は、適切に液体や気体の漏れや流入を防ぐ事である事は多くの人が理解しているのですが、誤って、固定用ボルトの締付けトルクを必要以上に高めてしまって、ボルトやボルトで固定している部品を破損してしまう例が多い事です。
例えば、エンジンオイル交換の為の「ドレイン ボルト」を必要以上に締付けてオイルパン(エンジン最下部にあるオイル溜め部品/アルミ製が多い)を破損させたり、点火プラグを締め付け過ぎてシリンダーヘッドのプラグ穴を破損させたりする例は少なくありません。 そして、今回のシリンダーヘッドカバーも、固定用ボルトの締め付け過ぎでカバーを破損させる例も少なくないのです。


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