【市町村市民活動支援センター訪問記・その②】~(井笠地区)編~


奥右から、宮崎相談員、沖村アドバイザー、井原市(つどえーる)の渡辺理事長、小倉理事、細羽監事、磯野事務局、ゆうあいセンターの加藤


左奥から宮崎相談員、沖村アドバイザー、笠岡市山本課長、古宮課長補佐、笠原係長

~県南(備中県民局管内)編~

前回に引続き、県内の市町村の市民活動支援センターの訪問の様子をご紹介します。
 
令和4年7月22日に、笠岡市市民活動支援センターにてヒアリングを行いました。
お集りいただいたのは、備中県民局管内の市民活動支援センターのうち、笠岡市市民活動支援センター、井原市市民活動センター(つどえーる)の2団体です。
前回同様、それぞれの支援センターの特徴や組織の現状について、お話を伺いました。
 
 
<それぞれのセンターの現状や特徴について>
●笠岡市市民活動支援センター
 今年度より笠岡市の直営となりました。今までは市から委託を受けたアドバイザーが直接地域に入っていましたが、アドバイザーからのサポートを受けながら、市の職員が対応できるように体制を整えていっています。
また、地縁組織のとの連携強化を意識しており、今まで以上に活動のカバー範囲が広がっています。
まちづくり運営協議会と一緒に企画やセンターの方向性について話し合いも行っていて、自然と団体同士のマッチングも発生しています。
 
●井原市市民活動センター(つどえーる)
 設立されて14年と、中間支援組織の中では歴史があります。
旧信用金庫の跡地という立地により、市民からは場所の認知度は非常に高く、地域のランドマークとなっています。コロナの影響で活動が低迷していますが、何かあれば集まれる場所として使われており、自然と顔が見える関係が生み出されています。
 
 
<このテーマで語る:市民への認知について>
◆笠岡市市民活動支援センター
・市民活動センターの場所は知っていても、活動の内容自体は市民に広く知られている状態ではないようです。
・FacebookページなどのSNSを活用して情報発信を行っています。
 (https://www.facebook.com/kasaoka.center
・機関紙「ゆびとま通信」はweb上でのみ配信。市の広報誌「広報かさおか」にて記事掲載を行って、活動の周知をしています。
 
 
◆井原市市民活動センター(つどえーる)
・地元のケーブルテレビにて、活動の紹介を行ってもらえるので、地域の情報を載せてもらう機会は非常に多いです。
・広報誌「つどえ~る通信」は、中国新聞の折り込みにも入れており、広く市民に情報が届いている状態です
 
 
 
今回、お話を伺ったセンターは、どちらも地域との距離感が近く、地元と密接に関わっている印象を受けました。広報に関しても地域の方々から積極的に情報を提供してもらえている状態が伺えます。
ゆうあいセンターとしても、もっと各センターとの距離を縮め、集めた情報を広く県域全体へ発信していきたいと思います。
 
 
それぞれのセンターの情報はこちら

笠岡市市民活動支援センター
http://www.kcv.ne.jp/~yubitoma/
 
井原市市民活動センター・つどえ~る
http://www.ibara.ne.jp/~katudou/

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