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「時間がない」から「時間をつくる」へ

「勉強したいけどまとまった時間がとれない」
「今日やろうと思っていたのに、だらだらしていて気付いたら夕方」
このような経験、皆さんも1度は経験したことがあるのではないでしょうか。

ハーバード大学で教鞭を執るアーサー・C・ブルックスさんの言葉でこのようなものがあるそうです。

時間を本当に「無駄」にする方法は2つだけです。
生産的な活動や啓発的な活動を締め出すことに躍起になる時、そして、好きでもないことに意図的に取り組む時です。
このように時間を無駄にすることは不安や後悔につながりますが、そんな時間は貴重なリソースなのです。もし時間の無駄をやめられるようになれば、楽しめるものや生産的なことに使える時間が増えます。

2021.04.29The Atlantic誌『The  Stop Spending Time on Things You Hate』より

この言葉を目にしたとき、私自身も勉強時間・趣味にあてる時間のすべてを含めて自分の時間をうまく使えているか、今までどうしていたのかを振り返ってみました。自身の経験も踏まえ、時間を有効活用しさらに日々の生活を充実させるためのコツをまとめてみます。

ムダな時間を減らすコツ

1.「普段の1日」を見直してみる

コロナ禍以降、時間の使い方や過ごし方が変わってきたという話を耳にする機会が増えたと感じます。

『セイコー時間白書2021』参照

セイコーホールディングスが行った調査によると、日本でも時間の使い方について考えた経験が半数以上はいることがわかります。
自分で時間の使い方を決めたい、時間の考え方を見つめ直す傾向がある一方で、「使い方」についてはマイナスな意見が多い印象です。

『セイコー時間白書2021』参照

私自身も、3カ月ほど前からキャリアチェンジのためにSHElikesに入会し、Webライティングやマーケティング全般の勉強を始めました。勉強時間やイベントなどへの参加時間を作る中で、時間活用のシフトを徐々に行っていきました。

例えば、スマホを見る時間です。「スマホを見る」行為自体は変わっていません。SHElikes入会前までのスマホの役割といえば、動画を見たりSNSを見ることがほとんどでしたが、入会後はイベント情報をチェックしたり興味がある分野の記事を読む時間が増えました。勉強する時間や情報を得る行動(読書など)が増えたことで、動画サブスクを一部解約したりもしました。
時間を見直すことは、投資の見直しにもつながるかもしれませんね。

普段の生活をすべてを何かをやる時間にあてることは難しいと思いますし、一気にやると自分自身にプレッシャーもかかり逆効果になることも考えられるので、ちょっとずつ何かを組み込んでいって徐々に組み込んでいく内容を増やしていくのがよいのではないかなと思います。

2.優先順位をつける

私は仕事を始める前に以下を行っています。

・1日のスケジュールを確認する
・メールチェック
・マストでやることの洗い出し
・(仕事終わりは)次の日のToDoを書きだす

とりあえずやろうと見切り発車をすると、タスク漏れをする可能性があります。また、進めていくとあれを先にやるべきだった、と焦ってしまうことも時折でてきます。

このような状況を防ぐために、まずは自分の頭の中と状況を整理することで1つ1つを着実に片づけていくことができます。タスクが増えて忙しいと疎かになりがちですが、そんな時こそ漏れがあるかもないので、上記を忘れずにやるようにしています。

3.オン・オフをはっきりと!

何かを並行して進めたり、動画を見ながら、などは集中力が散漫し結果的にやっていることが中途半端になってしまう、ということもあると思います。また勉強などにに集中しすぎて、楽しみにしている時間を削ったことがストレスとなることは体にもよくないです。

「今はこれをやる時間、その次は好きなアーティストの動画を見る」というような形でざっくりでもいいので、その時に何をするかと終わった後のオフタイムの行動を決めメリハリをつけておくと、集中力も高まっていくのではないかと思います。

新しいことを始めたり勉強をするなどの際に、その時間だけを決めておくことが多いと思います。あらかじめ好きなことをする時間も組み込むことで、心も体もリラックスした状態を保てますし、好きなことをやるために終わらせる、とモチベーションがをあげて取り組むことにもつながります。

4.短期的な目標から決めて、誰かに宣言する

「決めた!いざやろう!」と取り組んだものの、数日経つとあの意気込みはどこにいってしまったのか、となる方もいらっしゃると思います。そのような方は、決めたものを誰かに共有をしてみることも実践してみるのはいかがでしょうか。

『セイコー時間白書2021』参照

こちらの結果からもわかるように、自分で効率的に時間を計画して使っていくことは意外と難しいです。ですが、自分の周りに同じように頑張っているいる人をみる、応援してくれる仲間をつくることで、わたしもやらなきゃと自らを鼓舞することにつながったり、困ったときに助けてもらうこともできたり逆に自分が助けることで新しい発見があったりします。

前述したSHElikesでは、コーチング・コミュニティが充実しています。目標に対してどのくらい達成できたかを振り返る機会があったり、そもそも何を目標とするか決まっていなくてもそれを見つけるきっかけをくれる場が用意されています。

何か新しいことを始めてみたいけど何からやろうかな、と迷っている場合でも、コース展開が豊富なため、ちょっとずつつまんで向き・不向きややってみたいと思えるかを考えてみることもできます。コース以外にも、コミュニティのイベントも毎月多数開催をしているので、ナレシェアを聞いたりほかの受講生と交流して自分なりの目標を見つけていくこともできると思います。

将来なりたい形がぼんやりしていても、目先のゴールを設定して取り組みを始めることで見えてくることもあると思います。はじめるきっかけを作りたいと考えている方には、費やす時間をムダにしない環境になっているのではないかと、入会3カ月ほど経っての所感です。

やりたいと思っていることに、時間をシフトをさせてみる

ここまで読んでいただきありがとうございました。
時間の使い方を180度変えていくのではなく、ちょっとずつ日常の中に新しいことをいれていく。それが自然と自分のルーティーンになることで、ムダな時間を減らすことにつながるのではないでしょうか。
少しでも今の時間の使い方を見直してみようかなと、思っていただけたら幸いです。


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