2021.4.9 骨の基礎

「新しい人体の教科書 上」より
1.骨の役割
 体の形状保持
 骨格筋と連携し、運動を生み出す
 内臓の保護
 (骨髄)新しい血を作る
 カルシウムの貯蔵

2.骨の構造(長管骨)
骨幹と骨端に分かれる。
 骨幹には空洞があり、そこに骨髄がはいる。
 骨の基質になる膠原繊維にリン酸カルシウムなどが張り付いてるから固くなる。
 
骨を横断すると緻密質と海綿質がある
 緻密質は棒状の小骨が密集してできている。オステオン(骨単位)と呼ばれる。オステオンの芯の部分はハバース管と呼ばれ、血管が通っている。
 海綿質は細い骨(骨梁という)が絡み合って、スポンジのような形を作っている。

スクラップ&ビルド
 破骨細胞が分解酵素を出して、古い骨を分解していく。
 骨芽細胞がコラーゲンなどの基質を作り、そこに無機質が付着して新しい骨ができていく。骨芽細胞はそこに埋もれ、骨細胞となる。

おまけ
骨細胞は力がかかる方向を検知している?
→力の方向に応じて骨を作り替えていくため。
破骨細胞や骨芽細胞にも働きかけ、骨リモデリングの司令塔となっているとか。

骨細胞は体中の臓器にも関わっている。(腎臓や膵臓)
骨に力がかかると、新陳代謝が上がり、他の臓器へ作用

体が健康に?

骨粗鬆症対策
1.正しい骨代謝のサイクル?
2.若いうちに運動すること(骨に負荷をかけ、骨量を上げる)

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