2021.4.1

「新しい人体の教科書上」より
1.細胞活動の調節
多細胞生物では、送られてきた信号によって反応を起こし、また次の細胞に信号を送る…と言う連鎖によって、統制を保っている。
信号を受け止めるのは受容体、受容体にくっつくのはリガンド。リガンドには活動促進するもの(アゴニスト)と抑制阻害するもの(アンアゴニスト)がある。
信号の伝わるシステムには、受容体が細胞膜にあるものや細胞質の中に入ってるものなどいろんなものがある。

2.細胞の死
ネクローシスは事故死。外界からの作用によって、細胞膜の透過性が進み、細胞が破裂したり小器官も壊れる。最後は白血球が集まり炎症が起きる。
アポトーシスは自殺。ある時になると、DNA分解酵素を出してDNAを短い破片にし、細胞をバラバラにする。大食細胞が全て食べてしまう。
(赤ちゃんの手や脳の発生などで見られる。)

3.細胞が作る機関
組織…似た細胞が集まって、それぞれの働きを強くするこうぞうのこと。器官は組織が集まり、組み合わさって作られている。
組織は細胞と細胞間物質が組み合わさって作られる。
上皮組織は多数の歳暮が密集して作るシートのようなもの。体の外表面と内表面を覆っている。細胞間接着装置という接着タンパク質がつなぎとめてくれる。
支持組織
結合…組織同士をつなぐもの。繊維、特にコラーゲンが多い。繊維が少ない「疎性」(皮膚や血管の周囲)と繊維ばかりで膜みたいな「密性」(筋膜や腱)がある。
骨軟骨…硬い。間質に繊維が密集し、リン酸カルシウムが付着してるから。軟骨には繊維とプロテオグリカンがひっついているから、圧力に強い。間質の違いで軟骨はさらに細かく分かれる。
血液リンパ)、
筋組織、
神経組織

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