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你好しか言えない所から、中国語をマスターした完全ロードマップ



はじめに


今回は私が0から留学なしで中国語を話せるようになるまで
どのような道筋を辿ったかをロードマップとして書きました。

少し長いですが、
これを読めばあなたの進む方向が明確になるので
最後まで読んでいただきたいです。


大学が決まり入学する1ヶ月前


Hello Chineseというアプリで
中国語に始めて触れ、ここで
超簡単な単語だけ覚えました。

別に毎日はやっておらず
ゲーム感覚でやっていました。

今でも覚えているのは哥哥,狗,猫

これが何も見ずに言えるようになり
母に教えていた記憶があります(笑)


大学1年生 前期

ピンインの読み方、発音の仕方から学び始めます。
      
1ヶ月ほどで、完璧ではないものの
少しずつピンインが読めるようになってきました。

それと同時に挨拶、自己紹介など
短い文章から学び始めます。

アルファベットを書くところからスタートした
中学1年生の英語の授業みたいなイメージです。


25人のクラスだったので、発音の練習は少なく
なかなか直接聞いて添削してもらえなかったので

授業終わりに、先生や先輩に
発音が合っているか聞いてもらうことをしていました。

個人で聞いてもらうのすごく大事!


この頃からピンインを覚えないと
中国語をいくら学んでも身につかないことを悟り

漢字を見た時にピンインか声調、どちらかが浮かばないと
気持ち悪くてすぐ調べる癖はついていました。

これが今にもすごく繋がっています!


大学最初の夏休み


中国語を始めて4ヶ月後、
2ヶ月間の夏休みに入ります。

授業という学ぶ仕組みが消えたため、
一気に中国語に触れなくなり、

一度触れない習慣ができると
再スタートを切るのがとても難しかったです。


結局2ヶ月ほぼ中国語に触れないまま
後期を迎えました。

この時期、もったいなかったです。

大学1年生 後期


2ヶ月間でしっかり勉強してきた周りの同級生、
そろそろ検定も受けようという人もいて
置いて行かれた感覚になります。

そこで、もう一度頑張ると決めて
学校のテストは高得点が取れるように、

会話はまだこの時は全然できませんが
少しずつ上達していく感覚もあり、
与えられたことをしっかりやりました。


そこから11月にスピーチコンテスト
というものが開催されると聞いて
それに向けて発音をずっと練習しました。

全部読むと3分ほどになる中国語を
1ヶ月以上毎日聴いて暗記し
先輩や中国人に聞いてもらっていて

今思うとこの短期集中で
文章を聞いて読んで発する練習が

発音が上手になっただけでなく、
中国語を棒読みから抑揚をつけて
読めるようになったきっかけ
でした。

クラスで発音をしても
みんなから流暢だと言われるように
なったんです。


この頃には本屋にある
中検準4・4級の問題を立ち読みし
理解できる実感もありました。

基本的に教材を進めて
語彙や文法を増やしていきながら
中国語の土台を作った1年でした。


家作りで例えるならこんな感じ

大学2年生 前期


2年生になり、
私は6月に中検3級を受け合格しました。
翌月7月にはHSK4にも合格しました。


約1ヶ月ほど集中して学び
基礎は学校で学び
検定を目指すことで、

これまで学んできたことが
整理され語彙もグッと増えた期間でした。


ただここで燃え尽き症候群と夏休みが到来。


大学2年の夏休み


この時期はバイトと友達との遊びに明け暮れ
中国語も飽きたから英語をもう一度やろうと思って
TOEICの講座を申し込み取り組んでいました。

自分でも目的を見失い、
迷走していた時期だと思います。


大学2年生 後期


後期に入っても
中国人の留学生は大学にいるけど
自信がなく話しかけに行かないから。

中国語の知識はあるけど
フリーに会話はできない状態
でした。


新しい教材は買うけど結局やらないし
与えられた教材も復習しないし受け身状態、

身になっている部分はあるはずだけど
自信がないし自分から広げて学ぼうとはしない状況でした。




心のどこかで、3年生で留学するし
「まあ話せるようになるでしょ」って思っていたんです。


そんな状態の中、3月、春休みになり
コロナが到来、絶望です。


大学3年生 前期


留学にいけなくなり
オンライン授業になったので
直接先生に発音を聞いてもらうことも
会話することもできなくなりました。

この頃、もうヤケクソで
あつまれどうぶつの森を
一日5時間くらいやっていました(笑)


ただ、せっかく授業料1年に70万も払って
中国語学んできたのにこのままではもったいない
と思い、いろんな勉強方法をあさりました。

で、ふとあるYouTubeが
目に止まったんです。


あるYouTuberとの出会い


その男性は当時フォロワー数千人でしたが、
たまたまオススメに出てきて、

【留学無しで英語ペラペラになった方法】
を紹介するという内容の動画をあげていたんです。

当時の私は
「留学なし?どうせ小さい頃から習っていたんでしょ」
なんて思っていました。

とはいえ、中国語学習のヒントになるかもと考え、
私は彼の動画を見てみたんです。



当時の私は大学にも行けなかったので、

・周りにネイティブ中国人がいない
・使う環境がない
・スクールに行くお金がない

って言い訳ばかりしていたのですが、
その動画をみてめちゃくちゃ恥ずかしくなりました。

彼は環境はオンライン上で自分自身で作っていたし、
純日本人だからこそ必要な勉強を研究して実践していました。




そして彼は、言語の会話相手はネイティブでいいけど、
会話練習できるようになるまでは、

自分と同じ道筋を辿って先に進んでいる人から
学び方から教わるべきだと言っていたんです。

思い返してみると実際に私も超初心者の頃は、
発音は日本人の先輩に見てもらっていました。

ネイティブの先生は違うことは教えてくれるけど、
どう直せばいいか具体的じゃなくて困った経験があったからです。

この動画を見た後は、私のアクションが明確になりました。


とにかく留学経験がなくて純日本人だけど
中国語が話せる人をネットやYouTubeで探しまくって、

その人たちが実践していることをどんどん取り入れていったんです。


細かい勉強方法はここでは割愛しますが

彼らに共通していたことは、基礎を作った後は
話す環境を作りどんどんアウトプットするということ。


私もすぐ言語交換のアプリを入れて、まずはチャットから
学んできた中国語を使い会話をはじめました。

そして2ヶ月ほどたち、気づいたら私は
オンライン上で中国や台湾の友人が何十人もできたんです。


同じように中国語の授業を
受けていた同級生からは
「なんでそんな話せるようになったの?」

と質問されることがすごく増えました。


この後、その上の検定は合格していくのですが
中検3級・HSK4までの力で
フリーに会話ができるようになりました。


話せない人は…


「土台を作り、それを使う」

シンプルだけど、

この土台作りの時点で
「続かない、方法がわからない」
と挫折しやすく、

使うのも「失敗したくない」
という気持ちが先走り、

やらない人が多いから
会話ができるようになる人が少ないんです。


土台ができるまでは独学は本当にセンスがあれば
できると思いますが、かなり時間はかかります。

逆に私の大学のような集団授業形式のスクールは、
発音も一斉に練習だし、進みも足並み揃えてなので
時間がかかりました。

マンツーマンも週1で通ったとして、
月に4回の授業、上達が遅くなるのは言わずもがなです。

土台作りの期間はできるだけ毎日触れるのが
超大事、初心者ほどすぐ忘れやすいからです。


土台ができたと感じた生徒さんには
中国人ネイティブの先生との
会話レッスンも入れていくので、

まずはそこで自信をつけていきながら
オンライン・オフラインどちらでも構いませんが
実践の場に飛び立っていただければと思います!


以上、私が話せるようになるまでの過程でした。







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