pixivR18から学ぶウマ娘えっち絵界隈の現状 2022年夏の終わり編



2022年も2/3が終わり、ウマ娘もゲームリリースから1.5周年という節目を迎えたこの頃。


そんな中リリース前からつきまとう成年向け二次創作問題。
切っても切れないような関係にあるこの問題について、また脳内でしょうもない考えが溜まってきたのでここで書き殴って発散する事にする。


今回は大きく分けて2つの事柄について書いていく予定。



前回の記事でも書いたが、俺はこの件に関してはあくまでも中立的な立場(のつもり)で書いていく事にする。
個人的な趣味嗜好、思想が絡むとどちらか一方に肩入れするような言動が出る可能性がある為それだけは絶対に避けなくてはならない。

なのでなるべく俯瞰的な観点から物事を見ないといけないのだが、人間である以上完璧にそれをこなすのは難しいと思う。

そうならないよう意識こそしているが、書いている途中に私怨私情が乗ってしまう可能性もあるということを御容赦いただきたい。






それでは1つ目のテーマに移行する。



ウマ娘警察の現状





2021年3月くらいのpixivを見ていたユーザーなら知っているとは思うが、当時のウマシコ絵のコメント欄はそれはもう今とは比べものにならない程の惨状だった。
「これはやめた方がいいのでは…」とか「荒れるので非公開にする事をオススメします」という柔らかい物腰のコメントこそ存在していたが、体感的にその割合は1〜2%にも満たないレベルだったと思う。みんながみんなこんな感じだったらよかったんだけどなぁ。

暴言や人格否定は当たり前、差別用語の連発や犯罪者呼ばわり、人間としての扱いすらしていないコメントもあった。

この頃はウマ娘警察(ウマシコ警察)などの呼称も定着しておらず、なおかつウマ娘というコンテンツが一番注目を集めていた時期でもあったためこのような状態になったと思われる。


そこから時が経つにつれ、コメントそのものも少しずつ減っていき肯定派の応援コメントも増えていった。
水マルが実装された辺りの夏にはコメント欄の層は肯定派>否定派になっていたと思う。
当時は公式でもウマネストがかなりの不評であり露出の高い水着も実装したせいか所謂「イメ損」についても疑念を抱く人間が増えてた印象。
あとは単純にウマ娘というコンテンツから興味をなくし、そのまま離れていったユーザーも多くなったのが一因とも考えられる。


そんな2021年の11月10日。
ウマ娘の二次創作ガイドラインが改めて公開され、その中に「性的な描写」という文言が入っておりウマシコ界隈は一気に窮地に立たされる事となった。

この一件は通称『ウマシコースト』と呼ばれている。俺が勝手にそう呼んでるだけなんで他にそんな事言ってる人間なんて多分いないと思うけど。

これによりpixivR18のウマイラストには警察が大挙。ゲームリリース直後の全盛期を彷彿させる程の荒れ具合となった。
違う点を挙げるとするならば、作品の削除や非公開を宣言した絵師に対し「お世話になりました」「負けないでください」「諦めないで」という肯定的コメントもよく見られた。

かつて記事にも同じ事を書いたが、これによりpixivのウマシコ絵は1/3がネットの海から消える事になった。
しかしその中で反旗を翻さんとする海外の絵師も存在し、主にその絵師らで新たな供給が生まれる事になった。
コメント欄は当然荒れたが、逆に否定コメントに対し煽り返すような絵師もいた事でより一層の泥沼と化した。



そして時は流れ2022年の9月、pixivのウマシコイラストのコメント欄はどうなっているのか?
結論から言うと、






ほぼ絶滅状態にある。






コメント欄は主に肯定派で埋まっており、ごくたまに来る否定派も過激な発言はなく否定的なスタンプを押す程度のもの。

そもそも作者の設定でコメント機能が制限されている事もあり、コメント欄から警察の姿は今やほとんどない。
1週間くらいpixivR18のウマ娘タグを見てまわっても、確認できた否定派は片手で数えられるくらいがやっとだった。



一部の人間はタグ荒らしや無関係な画像をタグ付けするなどの行為も行っていたがそれも割とすぐに沈静化してしまった。






昨年まではあれほど多かった否定派の人間は果たして何処に行ったのか?
時が経つにつれ人口が減るのはこの界隈だけに限った話ではないものの、明らかに減り方がおかしい。




ツイッターでそのような警察界隈がないか調べてみたら、見事にヒット。
少なくとも十数人の否定派が仲間内のツイートを RTで回したり特定の絵師に対し晒し行為を行うなどの行動を取っていた。







十数人?少なすぎないか?
もっとこう数百人、数千人単位で存在してると思っていたんだが……

俺が知らないだけでキチンとしたコミュニティがあるのだろうか。さながら自警団のような感じで。

中にはウマシコイラストを無断で転載するアカウントに対し荒らし行為を繰り返す人間もいた。
本来外に持ち出すべきではないイラストを出す転載アカウントの時点で倫理的にかなりヤバいのだが、それに対して荒らし行為を働く方もおかしい。作者本人でもない人間にそんな事をして一体何になるというのか。双方ヤベェ……

絵師本人と直接レスバを繰り広げる様子も散見され、中にはツリーこそ違えど月単位でのレスバも見られた。
絵師の名前を一部伏せたり所謂TDN表記にして攻撃的な発言をしたりと随分と熱のこもったユーザーもいた。

晒し行為においても『注意喚起』といえば聞こえはいいだろうが、裏を返せば『宣伝行為』にもなり得る。
「この人こんなことやってますよ!」という情報の共有は受け取り方次第で正負どちらの感情にも揺れ動く。
見方を変えれば自分が知らない供給源を新しく知るチャンスにもなる。
ウマシコイラストを描いている絵師をリストアップしているアカウントもあるが、それこそ隠れ肯定派にとってはいい情報源である。情報というものは必ず多方面で見られるモノだから仕方ないね。

pixivやツイッターには出ていない、支援サイト等で限定的に公開されているモノをスクショやリンクを貼って出したりとか。
この行為をどう見るかはそれこそ個人の受け取り方によって変わってくるんでね。あくまで断定はしない方向で。



そんなことは置いといて否定派のツイートを観測していると、やっている事はほぼ絵師に対しての晒し行為や暴言であり、とてもじゃないが『コンテンツを守る』というような風には見えなかった。


それどころか、本家ウマ娘のゲームをプレイ、いわゆる育成をしているようなツイートをしている人間がほとんど見られなかった。

とはいえ、これだけで決めつけるのは早計である。
肯定派の中にもゲームのインフレについていけず脱落していった人間は存在する。
ゲーム性や運営の方針が個人的に合わないものの、ウマ娘というコンテンツは好きでアニメや漫画、コラボグッズ等の収集を行っているかもしれない。







そんなツイートすらもほぼ見受けられなかった。

ツイッターを嗜む大抵のオタクであれば、「買った!」などの文言と共にアニメBDや漫画、グッズ等の写真が貼られていてもおかしくない。というかそれが一般的であるはずだ。
ツイッターでの肯定派の中にもそのようなツイートをしている人間は一定数存在する。
育成結果のスクショを載せ結果に一喜一憂しているようなツイートも見られた。


しかし否定派にそれすらも見られないとなると、『本当にコンテンツとして好きなのか?』『ただ叩きやすい対象を見つけてストレスを発散しているだけではないのか?』と邪推をしてしまう。
もちろんこれだけで断定するのは論外だが、少なくともファンに見える要素が少ないとなるとそのような疑念は晴らしがたいものである。




「そういうお前はどうなんだ?」という声が上がってくるかもしれないので、ここに貼っておくことにする。

画像1

チャンミ用に作ったマヤノ(勝てなかったけど)
少なくとも、これで現在もゲームをプレイしているという証明はできるはず。






話を戻そう。


もし、もしもではあるが、否定派達がサイゲや馬主を盾にしてただの叩き行為を行っているだけだとしたならば。

果たしてそれは本当に正しい行為だと言えるのだろうか?

もちろんサイゲの出した声明は絶対である。
数年も渡る交渉でようやくリリースに漕ぎ着け、軌道に乗せるまでには計り知れない程の努力や苦労があったのは容易に想像できる。
ウマ娘のえっちなイラスト自体は決して褒められるようなものではない。なので否定派という思想自体は間違ってはいない。

しかし、あくまでも『コンテンツを守る』という根底の中に自らの鬱憤を晴らすという私欲の感情が少しでも混ざっているのあらばそれは少なくとも『正しい』という判断は下せないと思う。

もっと極端な事を言えば、関係者でもないのに競走馬のイメージを損なわないよう奔走できるような人間であるならばその他のコンテンツに対しても同じことができるはず。


6月にワッカが音MADで風評被害を受け、8月にはブルアカで抜いた生徒を庇うヤンクミが流行ったのは記憶に新しい事だろう。

競走馬の名を冠しているとはいえこの世に実在しないキャラクターの創作に対しては声を上げるのに、実在する人間(ワッカの声を担当した中井和哉氏、ヤンクミを演じた仲間由紀恵氏)への風評被害には口をつぐんでいるのである。

もっと言えば、8月末に突如復活を果たした某大物YouTuberにも辛辣な言葉が沢山投げかけられていたが、それに対して異を唱える人間は全くと言っていい程見られなかった。



俺の価値観がおかしいだけなのか…
既に鬼籍である事が多い馬に対しても配慮ができる人間が、仮にも実在し、今も生きている人物の風評被害や差別的発言を観測したなら良い気分になるはずがない。
当然それに従ってブームに対して多少なりとも否定の声が上がってもおかしくないはずだが…
「つまらない」などの逆張り的なツイートこそ散見されたものの、対象となった人間を慮るようなツイートは全く観測できなかった。


否定派の意見の一つとして、『ウマ娘というコンテンツそのものが終わるかもしれない』というものがある。
確かにウマ娘は馬主をはじめとする様々な関係者からの協力を得て成り立っているモノ。


ただそれが、公式でもない第三者の創作で全て壊れるのか?と言われたら少なからず違和感を覚える。

そんな状況なら間違いなくゲームリリースから一年半も経つ前に終わっているし、何なら俺らなんかよりよっぽど知性に長けている馬主がこんな騒動を知らないわけがない。

綱渡りの状況でギリギリやれている、と仮定してもコラボ商品なんてバカスカ出せるものでもないしCMもポンポン作れるもんじゃない。
だって企画・製作段階でいきなりコンテンツが終了する可能性があるモノをそんな簡単に作ろうとは思わないでしょ。
自社で完結できるものならともかく、他の企業が絡んだコラボ商品となったらそれがご破算になった時に責任取れねえじゃん。現在進行形で作られてるアニメだって製作会社が絡んでる訳だし。

そして何よりサイゲは二次創作物においてのガイドラインを発表している。これはコンテンツを守る為の企業努力であり、それを無視してまで終わらせにくるような人間がいるとは考え難い。
更に言えばガイドラインの下部には『ファン活動を否定するものではない』という文言もある。


この文言、俺は「何かあった時はこっちでやるから、変に首を突っ込むのはやめてね」と解釈した。

さっきも書いたが情報とは多方面から見られるものであり、この解釈が絶対とは限らない。というか絶対とも思ってない。


コンテンツが終わる可能性はゼロ!と言い切れる訳ではないが、少なくとも可能性は『かなり低い』と個人的には思っている。




偉そうに言えるような事でもないのだが、十数年前からネットの海を漂い続け、ありとあらゆるコンテンツを見てきた。
当然ながらいわゆる『例のアレ』にも触れ、あらゆる人間がネタにされるような動画も沢山目にしてきた。
かくいう俺もそれを好んで見ていた時期もあったし、コンテンツそのものを否定するような意図は全くない。
ただ、あまりにもこのコンテンツだけ批判的、というか攻撃的な声が大きいのだ。
何度も言うがサイゲの方針が第一であり、それに則った考えを否定する気は一切ない。




ただ少なくとも、上っ面だけでも正義の味方を演じていて欲しい。
他人を晒し、嘲笑うような行為ばかり行っていて建前とは違う『意図』が見え透けてしまうのはあまりにもお粗末なのではないのか。


当然これはあくまでたかが1人のキモオタの個人の思想であり、なんなら否定派がどうとかいうソースも全く貼ってない。
こんなので中立的立場とかよく言えたな、と自分でも思う。
多少調べてみれば分かる事ではあるが、「本当にそんな奴いんのかよ」と思う人もいるのは当然である。むしろこれだけで鵜呑みにする方が心配だ。




実際のところ、ツイッターには肯定派も否定派も少ない。
ただ表立って触れづらい話題であり、その思想を出していないだけである。これは賛否、どちらであっても同じ事が言える。

以前公式の生放送で現役競走馬がモチーフになったキャラが発表された時も、とあるユーザーが創作に対して注意喚起を促すツイートをして数千RTにも及ぶ程の影響があった。

しかしその裏で、pixivR18では某☕️のイラストが2022年9月時点で約3.5万いいねを記録している。

表では言わないものの、裏では隠れ肯定派、隠れ否定派と沢山の人間が存在しているのは事実。


どちらが多数派、などと言うつもりもないし、思想そのものは個人の自由である為それらを否定するような事もしない。


一方がもう一方を過度に貶すような事はあってはならないはずなんだ。

ただ俺の文を見返してみると分かるんだが、少なくともこんな立派な事を言えるような立ち位置ではないんだよなあ…
これをたまたま見ている人の中にも「お前が言うなや!!!」なんて言いたくなるような気持ちを抱えている事だろう。


正直なところ、適当に文を書いているせいですごく支離滅裂な内容になっているかもしれない。というかそうなっているかどうかも判別がつかないほどの重症。




話を戻すと、結局のところ過激な言動をとっていた警察そのものはほぼ消滅し残った一部の人間も粘着的行為を行っているだけである。

当時いた警察の殆どは多数派についた単純な煽り気性の野次ウマであった、というのが結論。
これ自体を否定するような訳ではない。これに限らず、以前問題となった某飲食チェーン店の衛生問題でも店舗を批判する声が多数あったものの今ではそのような事を言い続ける人間は殆どいない。

むしろ当事者でもないのに粘着してたらそれはそれで……って感じもする。





結論としては警察は基本的に一過性のものであった、というのが持論。

その場のノリに合わせ、フラストレーションを解消させる為にわざと過激な煽りや発言をしていた。というのが考えである。
もちろんこれが全てだと言う訳ではないが、全くいないという訳でもない。少なくともそのような目的をもって煽っていた人間はゼロではない、というのは自信を持って言える。








警察についてはあらかた駄文を吐き散らかしたので、次の話題に移る事にする。



最近のpixivR18のウマ娘タグは、投稿が数十件増えては数十件消えて、また増えては消えてを繰り返している。




既に知っている人も多いが、数ヶ月前からサイゲがイラストに対して権利侵害の申し立てを行っているという情報がある。
2つ目のテーマはこのDMCA申し立てについて適当に書き散らかしていこうと思う。


この件については、ツイッターでも万単位のRTがあったりとかなりの影響があった。
「ついにサイゲが動き出したか!」という意見や「これ本当にサイゲなの?」という意見まで幅広いものが見られた。



申請者が本物のサイゲであるか議論も起こっていたが、ここでは本物と仮定して話を進めていく。

様々な意見が出るのはわかるが、ただの第三者である一般人には真偽の証明などしようもない。
少なくともサイゲから「それウチじゃないですよ」という旨の声明がない限りは完全に否定なんてできない訳だし。

まぁ、仮に偽物だったとしてそんなもん言ってしまったら「サイゲなにもしてなくて草」「コンテンツ守る気ねえだろ!」とか飛んできそうだからヘタに言えるわけないんだけど。


というか、第三者がサイゲの名を騙って削除申請をする暇なんてあるのか?
この現象は春先辺りから始まって今も続いている。そんな終わりのない作業を無関係の人間が数ヶ月も続けるメリットが一体どこにあるというのか。

更に言えば、そんなイラストを99%まで『減らす』事はできても100%『無くす』事は不可能である。
ルール34というスラングがあるように、この世に存在する万物のキャラや生命には必ずしも何処かで性的な目で見ている人間、もしくはそのような創作物がある。
勿論これは成年向け創作をしていいという免罪符にはならないが、コンテンツがここまで広がった以上根絶はほぼ不可能に近い状態である。

今後仮にサイゲが再度ガイドラインを改訂し、明確に『禁止』と書かれたらまだ可能性はあるかもしれない。

現行のガイドラインにも法的措置を行う場合があるとの記述はあるけど、仮に訴訟を起こしたとするならそういった創作の歯止めをかけるには最適だろう。
しかし、相手が海外の絵師だったら相当めんどくさい事になるはず。
法律全く詳しくないんでアレなんだけど、逆にサイゲを煽るような形で描くような人間がいてもおかしくはない。

ただの推測なんで確実性は全くないけれど、このような終わりのない作業に第三者の人間が身を投じるとは思えない。



偽物にしてはあまりにもメリットがなさすぎる、という事で今回は本物として仮定する。





とは言うものの、本物だったとしても疑問に思う点は多少なりともある。



削除のペースが遅すぎないか?
いくら削除してもこのままだと根絶どころか微増していくんだが。

普通、削除に乗り出すとしたならその対象は全部であるはず。
確かに消えていってはいるものの、1週間に消えるイラストの数は全体の1割程度にしか満たない。
その1週間の間に新しい作品は投稿されるし、なんなら削除された作品を統合して再投稿するパターンもある。作品数だけで見ると消しても消してもまた元に戻るだけなのだ。


そして気になるのが、


消し方があまりにも歯抜けすぎる。
同じ絵師でも数日で消されるイラストもあれば数ヶ月も生き残っているのもある。


普通、目についたモノは全部消していくはずなんだが……消え方があまりにも違和感アリアリである。


正直これに関しては、pixiv側の対応がマニュアル化されているとか反映が遅いとかでこうなってる可能性はある。
絵師に直接話が行くならともかく間にpixivが挟まる以上こうなってしまうのかもしれない。





しかしサイゲは、自らの商売敵になり得ると判断した場合の対応スピードは恐ろしく速い。
かつてとある同人ゲームが出ていたのを覚えているだろうか。
そう、




ま〜じゃんコネクト!だ。





高い再現性とイラストの質の良さ、そして何故かRTA動画が作られ一気に話題となったこの作品はすぐにサイゲからの申し立てによりDL版の配信が停止された。それによりパッケージ版はプレミア価格がつくほどに。
プロデューサーであるKMRが製作者のツイッターをフォローした、というのもあって間違いなく何らかの話し合いがあった事は確実。

それ程までに足の速いサイゲがガイドラインの制定とpixivの削除依頼だけに留めているのは何故なのか。
ウマ娘は現状では間違いなくサイゲを支えている大黒柱と言っても過言ではない。数年前はグラブルやプリコネに支えられていた立場でユーザーからはドラ息子になぞらえて「ドラ娘」とか言われていたのを思い出す。

そんなドル箱であるコンテンツを脅かす存在であるのならば、いち早く動いておかなければならない。
プリコネのような自社で完結できるようなIPならともかく、様々な協力があって成り立っている。
なのに削除依頼はpixiv内のイラストだけであり、支援サイト等は俺の知る限りではノータッチなのである。

pixivに投稿されたイラストを漁っている時に自分の嗜好に合ってる良いモノを見つけては「差分はFANBOXで!」なんてのはネットの海を潜ったことのある人間なら誰でも一度は経験したはず。
無論それが悪いことだと言うつもりはない。

しかし、否定派の言葉を借りるならば『コンテンツの存続を脅かすモノ』を野放しにするだろうか。
もしくは単純に支援サイトでも描かれているのを知らないのか。んな事はねえとは思うけどなぁ。

ま〜じゃんコネクトが配信停止になってウマシコイラストがスルーされている違いは何なのか。
前者は『販売』という形式がダメなのであって後者は『個人への支援』、イラストはそのリターンで販売という形ではない、というのが一枚噛んでるのかもしれない。

法律は全く詳しくないから全然違うかもしれんが。

とはいえ、ガイドラインが制定されてからもうすぐ1年経つしそろそろ何かしらの法的措置は1件ぐらい飛んでもおかしくはない。

もしくは、あえてやっていないのか。
本気で争えば勝てる戦いであっても、もしやればどの様な印象が残るのかを考えての方針なのだろうか。


結局のところ真実は張本人であるサイゲにしか分からない。



9/26追記

とかなんとか言ってたらどうやら支援サイト内の記事においても粛清が始まったようで。

相変わらず基準はよう分からんが、サイゲもようやく本腰を入れてきたって事なんすかね。



だとしたらなんで1年前からやっておかなかったんだ……?





あらかた書き殴ったので一旦締めようと思う。
後で思いついたりした事があれば何かしら書き加えるかもしれないし別に記事を出すかもしれない。誰も見ないとは思うけど。



最後に言っておくならば、



この記事はウマ娘の成年向け二次創作を過度に礼賛、助長するものではない。



二次創作なんてものはどのコンテンツにも限らず版権元のお目溢しによって成り立っている界隈であり、目をつけられたら最後、ほぼ間違いなく消し飛ぶ。そんなモノなんだ。
なるべく個人の趣味嗜好に寄らないようフラットに書いたつもりではあるが、恐らく、というか間違いなくそんな事はできてないと思う。


少なくともウマシコなんてものは胸を張って言えるようなものではないし、そこに正当性なんざある訳がないと思っている。

ダメなモノはダメ、そこは頭ではキッチリと分かっているつもりだ。














でも、俺はそんなイラストを気に入ってるんだ。
悲しいな、キモオタの性ってヤツなんだろうか……

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