Cafeは今日も騒がしい

東京のどこかにある小さなCafeのお話

美波：さて仕込みも終わったしそろそろOPENしようかな

カランカラン

？1：店長おはようございます

？2：美波 ｵﾊﾖｳ

美波：アルノ、楓 2人ともおはよう
今日もよろしくね

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ここで少し登場人物の紹介を
 舞台は Cafe Δ (デルタ)
梅澤 美波
梅澤家の長女 24歳
Cafeの店長をしている。
真面目で私生活にも妥協がない

中西アルノ
Cafeバイト 20歳 現役大学生
バイトを探しているときに高校の先輩である〇〇に誘われて働くようになる
仕事態度は真面目だが…

佐藤 楓
Cafe正社員 24歳 
美波とは高校時代からの付き合いがあり初めは美波が両親からCafeを引き継ぐ時に手伝いをしていたが気付くとそのまま正社員となっていた
アルノ同様真面目に仕事はするが…

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アルノ：よろしくお願いします

楓：ﾖﾛｼｸ

美波：じゃあ2人とも、もう少しでOPENするから準備してきて

アルノ：わかりました

楓：ﾜｶｯﾀ-

OPEN後

アルノ：お客さん来ないですね

美波：まぁ平日の朝なんてこんな物だよ

楓：いつもの光景
そういえば美波、〇〇は？

美波：あぁあのニートなら上で寝てるんじゃない？

アルノ：〇〇さんまだ働いてないんですね(笑)

美波：全くいい加減働けばいいのに😠

楓：これまたいつもの光景(笑)

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2度目の登場人物紹介を

梅澤 〇〇 
梅澤家の長男 22歳
Cafeのマネージャーをしている(自称)
美波とは正反対で物事をなんでも適当にやっている。
私生活は謎が多いがグーダラしている事は間違いないようだ

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アルノ：〇〇さん頭も良いしコミュ力も高いのになんでニートなんだろう

〇〇：おいコラ誰がニートじゃ

楓：〇〇ｵﾊﾖｳ

〇〇：あぁおはよう
それよりアルノ、俺の事をニートと呼ぶなと何度言ったらわかるんだ？

アルノ：先輩、ごめんなさい！

美波：アルノちゃん事実だから謝らなくていいのよ
それより〇〇、いい加減に働いたら？

〇〇：働いてるだろ
店のマネージャー兼夜間警備員として

美波：何がマネージャーよ
最初は店の設備のリフォームを手伝いしてくれたのに今じゃ物置小屋に引きこもってるニートでしょ

〇〇：そうとも言うか(笑)
腹減ったからいつもの頼むわ

美波：はぁ全くアンタがお金、払うから料理は出すけどそろそろ追い出すわよ

〇〇：ひでぇ、それでも血繋がったの姉かよ！

カランカラン

アルノ：いらっしゃいませー
あっさくらちゃん

楓：おかえり〜

美波：さくらおかえり😊

さくら：ただいま

〇〇：おかえりー

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またまた登場人物紹介を
梅澤 さくら
梅澤家の次女 17歳
乃木坂高校2年生
3兄妹の末っ子で可愛がられている
人見知りが激しく更に自分に自信がないためオドオドしてしまう。

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美波：さくらもいつもので良い？

さくら：うん

美波：アルノちゃんコレさくらに

アルノ：分かりました
さくらちゃんお待たせ〜
店長の日替わりランチです

さくら：ありがとうございます

アルノ：あっ
ごめんね！水こぼしちゃった、大丈夫？

さくら：大丈夫です

美波：もう〜アルノまた？

アルノ：ごめんなさい〜

〇〇：相変わらずポンコツだな(笑)

美波：新しいの用意するからアルノは
机とか掃除してて
さくらごめんだけど横にズレてくれる？

さくら：わかった、
私は全然気にしないから大丈夫だから

美波：さくらは良い子だねぇ

〇〇：おいコラ姉ちゃんや
さくらと俺の対応が違いませんか？

美波：そりゃ、もちろんさくらは学校にちゃんと行って頑張ってきたんだから
帰ってきたら労わないと

〇〇：そうですか(笑)

美波：そういうことったことで楓、これ新しいのさくらに持っていて

楓：ﾜｶｯﾀ

美波：楓はやらかさないでよ

楓：ﾀﾞｲｼﾞｮｳﾌﾞﾀﾞｲｼﾞｮｳﾌﾞ

〇〇：姉ちゃん、

美波：何よ

〇〇：2つほど良いか？

美波：だから何？

〇〇：俺にはあの楓の反応がフリにしか聞こえないんだが

美波：〇〇奇遇ね、私もよ
楓、気をつけてよ！

楓：ﾀﾞｲｼﾞｮｳﾌﾞﾀﾞｯﾃ

〇〇：さくら一応、席を立っておけ

さくら：えっうん、わかった

〇〇：よしそれで2つ目だが
なんで、俺が先に注文してるのにさくらの方が先に出てくるんだよ
さっきのアルノがやらかした時も思ったけど1度は我慢したよ！
でも2度目はないからな

美波：なんでって私が店長だから
この店は私のルールで回るのよ

〇〇：はぁなんだか姉ちゃんが母さん、みたいになってきて頭が痛いよ

楓：さくらちゃんどうぞ

さくら：ありがとうございます

美波：無事にいけたみたいね

〇〇：珍しいこともあるもんだ(笑)

楓：ちょっと2人とも ﾋﾄﾞｲﾖ!!!
あっさくらちゃんフォークこれ使ってね

さくら：ありがとうございます

楓：あっ_(┐「ε:)_ｽﾞｺｰ

美波：あっナイフとフォークが宙を

〇〇：さくら危ないぞ

さくら：えっえっ
(((゜Д゜；)))(((;　ﾟД   ﾟ)))ｵﾄﾞｵﾄﾞ

🔪🔪🔪ダッダッダン！
ナイフとフォークは〇〇顔面スレスレをすり抜け壁に刺さる

〇〇：おいこら楓！
俺を殺す気か！

楓：ｺﾞﾒﾝｺﾞﾒﾝ

美波：楓ー〇〇は別に良いけどさくらには被害がないようにしてよ

楓：わかった

〇〇：おいコラ、そこの心無き巨人

美波：誰が巨人だと(💢'ω')

〇〇：訂正します。
高身長でスタイルが素晴らしいお姉様、
〇〇は良いけどは酷いと思うんですけど

美波：だってアンタは殺しても死なないじゃない

〇〇：断じて俺はギャグマンガのキャラでは無い！

アルノ：掃除終わりました〜  

美波：ありがとう、ほら〇〇の分

〇〇：おっやっと来た！
いただきます〜

さくら：いただきます😊

〇〇：うめぇ〜

さくら：うまっ

美波：ふふっ
私達も少し早いけど休憩にしよっか

アルノ：はい

楓：今日のおやつは何ー？

美波：今日はね、カヌレ

アルノ：おいしそー

〇〇：あっずりぃ俺も食べたい
さくらも食べたいよな

さくら：うん

美波：じゃあ後でみんなで食べようか