最後が近づいてきた・・・・・

気がつくと緊急事態宣言から1ヶ月弱が過ぎようとしています。

体育館も使用できなくなり、
指導してる子供達の顔も1ヶ月みていません。
そんな中、今日中体連の抽選があり
対戦校が決まりました。

その結果もすぐに連絡がありましたが、
抽選の結果が比較的強豪と当たらない所に入り、
気の緩みから、
保護者の発言も余裕な感を出してきている・・・・

勝負事で危ないのはこういう油断。

過去の練習試合の成績なんて
中学生の公式戦では当てにならない事が多々あります。
うちの娘たちもそういう気持ちの感じがある時に
『何があるか分からないから絶対に自分達が強い!!なんて勘違いして
試合に入るな!』
とよく言っていました。

油断が運を持っていくこともある・・・・
僕が親父に言われていた事ことでもあります。

こんな話をしていますが
3年生に指導する時間はあと1回です。
勝ち残れば、あと2回追加になりますが
実質もう時間はないのです・・・。

3年生の4人は1年生の時から見てきて
娘と一緒に指導してきた子達で
娘にとっても可愛い妹です。
娘も最後の練習の相手になりたかった・・・と連絡がありました。
その誰かの優しさを去年は娘たちがたくさん与えてもらいましたし、
今年はその後輩たちに娘達の世代が力を貸す時でもありました。

うちの指導環境は
初めに保護者にもルールを話します。
当たり前のことですが
それができない保護者も多いからなのですが・・・
そして、一緒に練習した子は
どこで会っても仲間でチームです。

保護者も一緒に目標に向かうチームの一員でもあるのです。

なので、保護者も叱ります。
年上でも年下でも関係ありません。
そして試合での子供達の成長を一緒に喜んで欲しいのです。
今年のチームは本当に怪我も多いし、
2年生が問題ばかり起こすチームで、
2週間ほど前にも3人ほど退部した子がいました。
この時期に散々助けてもらった3年生の最後の大会前に
こういう事を起こす子供たちと保護者(辞めるのにかなりの問題を起こしています)
時期を考えればわかるし、
当人たちにしたら、
今しかないというタイミングだったのでしょうが、
チームがよりまとまりを必要とする時期なのは
少し考えたらわかるし、
誰かに相談していたら
状況は変わったのかもしれない。
タラレバですが・・・・

こんなこともありながら
必死に頑張ってきた3年生を嬉し涙で終わらせたい!
涙を流すなら、悔しかったではなく
やって良かった!で終わらせてあげたいと
自己満足ですが思います。

そしていつか、
歳を重ねた時に
あれがあったから自分は
いろんな事をやれるようになった!と
思える時間や経験であって欲しい。

あなたたちが過ごしてきた時間は
親も一緒に悩んだり泣いたりして
一緒に歩んできた時間なんだ!と
当たり前ではないんだと
心に刻んでいて欲しいです。

最後の練習までに僕が出来ることは
本当に少ないと思う。
それでも、子供達の笑顔や
嬉し涙のために準備を続けたいと思います。

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