中学から始めたら・・・

GWはどのように過ごされました?
我が家は相変わらずのバスケ三昧。
娘の部活練習を見学に行ったり、
個別に子供達に指導したり、
練習試合を観戦に行ったりとして過ごしました😊そんな中で部活外の指導している練習に始めて参加した2年生の女の子3人。
そのうちに2人は中学になってからバスケを始めた子達。
専門的な指導を受けない中で、
必死に練習して身につけた技術でしたが、
彼女たちは始めた一年目から、三年生が卒部した夏から、
先輩が1人しかいない状態になって気がつくと基礎の練習をする事なく試合に出場して、経験者の先輩に叱られる・・・という日々を繰り返していました😭
そんな子達を娘の入学前から何度か見学していて、気になる点が何点もありました。
ひとりの女の子は身長は小さくぽっちゃしている感じの女の子でMちゃん。
もう1人は身長も大きく、女子の中ではかなり大きい方だと思われる女の子でKちゃん。
個別練習に来た時に、ドリブルの癖もパスの癖、動きの癖もある程度わかってはいたのですが、どうしてもシュートを近くから見たかったので見せて貰いました。
Mちゃんはきっと運動神経も良く、頭の回転も早く理解力がある。シュートも少し変えるだけで吸収する早さもある。
Kちゃんはどちらかというと不器用な感じで、コツコツと身体と頭に入れていくタイプで、教えられた事を素直に聞き入れて何度も何度も確かめるタイプの子でした。
その2人への熱心さがすごく嬉しかったし、指導してる時に、
「僕はこの動きは何の時に使えるだろう?この練習は何の練習だろう?と考えた事ある?😊」と聞きました。
答えは「考えたことありませんでした💦」とバツが悪そうな顔をして答えました。
僕はこう答えます「わからなくていいんよ!今まで聞けなかったのもあるだろうし、みんなの中で流れ作業的にやってて時間もなかった事もわかる。わからなかった事がわかった事は前向きに捉えようね😊」と伝えて練習を続けました。
最後にはみんなでゲームをするのですが、その中で気になる動きをした時にはゲームを止めて、「何で今その動きだったかな?今周りを見たらどうだろう?ほかに方法はなかったかな?」と投げかけながらやりました。
練習後に感想を聞くと、
「今まで教えてもらったことがなかったから、すごくわかりやすくて、楽しかった😊」と答えてくれました。
社交辞令もあるでしょうが、1つずつ説明した時に笑顔で「おぉ!」って声を発する彼女達はこれからまだまだ伸び代がある!と思えました。
娘の友達も5人ミニから参加してますが、
練習で全力でやる子は娘とあと1人。1人試合でずっと出てる娘の相棒は、喋ってばかりで人の話も聞いていない状態。
経験者顧問のお気に入りで、礼儀や練習の姿勢が悪くても注意もされません。
そういう人は社会に出てもいる!
ただ、僕は指導者として見た時に、
起用する理由や試合に出るための姿勢や準備をキチンとできない子を試合に出す事が、学校体育としてはどうなんだろう?と思うのです。
初心者の子達にもチャンスがあれば試合に出させて、チームの中での相性やチームプレイに向かないとかを調べるべきで、
頑張ってる子にはチャンスを与えるべきだと思うのです。
僕は頑張る子が無条件で好きで、助けたいと思う。
そして、失敗しても叱っても好きな子だから厳しくしたいし、チャンスを与えたい!
2年生の2人が試合で笑顔になれるように、
伸び代を増やして、
周りの評価を変える事をさせてあげたいと思ったGWの日々でした😊
プロのコーチではないですし、バスケが好きで四六時中バスケの事を考えている僕は、
頑張る子だけには時間も情熱も使いたい!
自分が体育館の使用料を払っても、
頑張る子達だからこそ、無償で使って欲しいし教えてあげたいのです😃
上手い下手ではなく、
練習を素直に謙虚にまじめに全力でやれるか!
それしか基準はないのです😊
みんなが少しでも笑顔でバスケを好きで居てくれたら、それだけでいいんだ!

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