指導者の育成って・・・後編

前編で長くなりましたが、
4年ほどを端折っていますが、
書いています。
ここから続きというか、
結論を書きたいと思います🙇


外部指導員が導入されて、
外部指導員が試合や練習に参加して
未経験の子達への指導を
部活の中でもして頂けていましたが、
新一年生の保護者の中にもまたしても
前に揉めた内容の様な保護者が現れました。

その中で、
ツイートの内容に繋がる事になるのですが、
過去の問題や行動で、
いつも問題が起こる時は、
保護者が自分の子供を特別扱いして貰えない時だと
感じていました。
外部指導員はただ教えるだけの人だ!と思い込んでいる人だったり、
自分の子供が上手くならないと
全部指導員が悪い!
顧問が悪い!
自分の子供が問題を起こしているのに、
そこは認めず、
他の子供が全部悪い!などの声が出ます。

部活以外の練習は、
自主練習と呼んだり、
夜練と参加してる子達は呼んでいますが、
その中に
今まで起こった問題を予測して
ルールを作って、
練習参加する子達と保護者の両方に
それに同意した方のみ
練習に参加できる様にしました。

保護者への教育?というと言葉が少し違いますが、
この様な話を必ずします。

「子供の気持ちや行動を最優先させる」

「習慣のスポーツと言われている
 競技のバスケットなので、
 本当に上手くなりたいと
 行動できる子は参加させるが、
 友達が来るから参加したい!
 という理由では参加させない」

「練習で話した内容は帰ったら、保護者と必ず話をする」

「練習に参加してない子を仲間外れにしたり、
 無視したり、陰口を言わない」

「仲間の練習の邪魔をしたり、
 自分よりも技術的に
 上手くないからとバカにしない」

などの話を子供達と初参加の保護者に聞いてもらった上で、
上記が出来なければ、
練習の途中で帰ってもらう!や
次からの練習参加は断らせて頂く!という事にしています。

そして練習参加して、
帰宅してから、
子供と話して参加したい!となれば連絡する。
というように保護者と子供の認識を
少しでも同じ基準にするという
教育?認識をして参加してもらう様にしました。

こうやっていますが、
参加を断った子供も数人います。
断った後は、
保護者は学校にクレームを入れたりもしますが、
学校と
私の指導は別なので、
学校には関係ないので問題ないのですし、
都合よくルールを忘れたかのように
他人に話す人もいますが、
ルールはルールなので、
基本的なルールはみんな同じとしています。

その結果は、
娘の下の世代は、
数人を除いて、
保護者会でも、
夜の練習でも話をするようななっており、
数人以外は意志の疎通もできています。

こういう経験や今の経過があるので、
「指導者の育成と保護者への教育は同時」という
ツイートとなりました。

学校組織は簡単にはルールは変わりません。
暗黙のルールや、
ルールやその答えを教えない事も多く、
秘匿性が高いものもあります。
そして、欧米の教育に比べても
日本の基準のレベルは下がっていて、
保守的な日本人は、
変わる事を嫌がるので。
学校のルールを何十年もあまり変えることができてないと思います。

感情論ではなく、
やってみてダメなら変えればいいし、
変えたらダメなものは再度検証して、
残せばいいのです。

ただ保護者にもモンスターと呼ばれる人が多くなったり、
そういう呼び名をつけた事により、
保護者が我慢するという事を忘れたようになっていると感じる事もあります。

だからこそ、
保護者の方々、それぞれの意見や考えもあると思いますが、
子供達の気持ちと言葉をサポートして、
その上で、
喧嘩をするのではなく、
指導者とお互いに言葉を選びながら、
子供達の成長する道を一緒に作って、
一緒に進んで欲しいと思っています。

また来年も色んな事が起こると思いますが、
よろしくお願いいたします。

皆様、
今年一年大変お世話になりました。
また来年もよろしくお願いいたします🙇
それではよいお年をお迎えください🙇


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