新学期スタート!!

少し時間が経ちましたが、
学生の皆さんの新学期がスタートしました。
学年が変わりクラス替えがあり
後輩が出来たりなど様々な変化があったと思います。
その中で、顧問の先生の交代も大きな変化の一つです。
私の住む地域でも、
教員の働き方改革を進めるために、
中学校の外部指導員制度の導入がトップの方が口にされました。
では、皆様の地域ではどうでしょうか??
私の子供達はバスケットをしています。
その子供達の顧問の先生が、
みんなバスケットの経験者か?というと
そこは違います。
そのため、私は昨年度より学校や顧問の先生にも、
外部指導員の導入を提案していましたが、
「何か起こった時の責任を学校が取れないから」という理由で昨年度は拒否されました。
今思えば、私たちの話も自分たちの子供の話ばかりで先生の苦しさをまだわかっていなかったのだと感じて、
その後、顧問の先生へ出来る限りのサポートを私もさせて頂き、
細かな対話や議論を続けて少しずつではありますが、
本心を話して頂けるような関係となり、
昨年度の最後に、
今期の外部指導員の導入のお願いを保護者会でしました。
その答えは、
「新顧問が決まってからの話になるので4月にならないとお答えはできません」でした。
そして、これを書いている今は4月26日です。
明日は部活動保護者会が開かれて
今年度の概要などの説明があるようですが、
私が思う問題は学校側だけの問題ではないのです。
保護者間でも温度差はもちろんあります。
未経験の生徒がバスケを始めると親も子も初めての事で基準がわかりません。
そのために何をどう決めればいいのかわからない方もたくさんいます。
そして、チームスポーツのはずが、
自分の子供が試合に出れる事のためだけに、
色々と文句や話をしてくる方もいますし、
子供は自分を使ってくれない人を感情的に嫌な人と勝手に認識して、
教えてもらいたくない。と口にしたりもします。
そんな一つ一つを取り上げていくと、
いくらお願いしても学校側は認めづらくなります。
本来の優先順位からズレてしまって、
話がまた立ち消えになるような事も起こります。
子供達はなぜバスケを選んだのでしょう?
保護者は自分の子供の言葉だけを見てもいないのに信じてしまってないでしょうか?
言葉と行動が同じなら簡単ですが、
人は自分の都合のいいように嘘をつくものです。
もちろん全ての人が!とはいいません。
それでも子供が普段部活動で、
どんな努力をしているでしょうか?
全力でヘトヘトになるほどしているでしょうか?
顧問の先生を責めるほど子供も保護者も必死なのでしょうか?
そして、子供達の教育って今を見るだけでいいのでしょうか?
スポーツはチームワークを学ぶものでもあり、
我慢や忍耐を学ぶ事もありますし、
喜びや仲間と一緒にやる楽しみを学ぶものでもあります。
そして、忘れてはいけないのは、
スポーツには勝敗が必ずつきます!!
勝ちの人がいて、
負けの人がいる。
競争しているという側面も持ちます。
だからこそ教育は難しいし、
外部指導員の選定や導入が難しい時があるのです。
みんながみんな良い思いをしているわけではなくて、
その反対側には良くない思いをしている人もいます。
話がそれてしまいましたが、
様々な経験のサポートを指導者と親と教員でやる事で、子供達は歳を重ねてわかることもあるのだと今思います。
新学期始まりましたが、
子供達が少しでもたくさんの笑顔に出会えますように!

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