スポーツとは?

かなりの久しぶりに書いています。
今回書くまでに色々な事がありました。
スポーツについて考えさせられる事や
子供達を見守る保護者として、
そして、指導者として。

さまざまな競技のアスリート、元アスリート、指導者さん、保護者さん、そして子供達。

スポーツというか、私が指導しているバスケットですが、
その中でも指導者と子供達、指導者と保護者、子供達と保護者というトライアングルの大切さや誰と対話をしていて、
何が大切か?
それは誰にとっての大切な事なのか?と
その時々で見える位置や見えている位置が違うからこそ、
様々な考え方があります。

最近あった例をあげます。
ミニのカテゴリーやチームでも色々な葛藤や考えが誰でもあります。
そんな中でも自分の子供を出して欲しいがために、指導者に言う人や都合が悪くなると人を批判したりしてチームから追い出そうとする保護者がいます。指導者が自分の思いを伝えても、
何度も同じことを繰り返すために、指導者の方は保護者に話して最後にはチームを去るという決断をしました。
チームが出来てから約20年ほどのチームの創設をして今まで子供達を支えて頂いていた指導者でした。指導者さんと問題が起きた現場には私もいましたし、
何より私とその指導者さんは何も関係ない子供に悲しみや嫌な思いを極力させたくないという思いでその日の事の出来事を回避できる限りの事をしていました。
そして、指導者さんはその試合の後に練習にはもう行かない!という判断をしました。
その判断が正しいのか?どうなのか?は人それぞれだと思いますが、
指導者さんは、この問題が起こる前にチームの保護者2人が子供を練習中に問い詰めて、その姉妹と保護者さんがチームを去る事になった事を悔やみ続けていました。
その問題があった数ヶ月後に、
次も同じ保護者が同じように、子供を追い込んでしまいました。
その事に話をしたが、まったく自分達のやった事の重さ、チームとしてそれがマトモだ!とばかりに指導者に話をするではなく、
自分の子供を出してもらえなくなるから困る!と言い張ったために、
指導者は保護者を信じる事も出来なくなり、
自分が責任を取るしかないと辞める判断をしました・・・。
私と私の子供にとっては、指導も礼儀も生活に繋がる事を教えて頂いた指導者さんで、
いつもチームのためを思って行動して頂いていたのは私と何人かの保護者さんが知っています。
この問題を僕は色々と話をしていましたし、指導者の方が全ての責任を負う事になってしまった事が残念で仕方ありません。
私は常々チームスポーツは、
指導者、プレイヤー、保護者(支援者)がお互い意見を言い合いながらも、
ある程度まとまらないといけないし、
正しい!と言える事を正しい!と言えないチームでは子供達の成長はないと思っています。
仲良しこよしが良いわけではなく、
チームとして戦えるように切磋琢磨しながら、試合に出れなくてもチームとして戦う!
試合に出れた子達はみんなのために頑張る!というのが必要だと強く思います。
そして、チームで大切なのはプレイヤーの目標が何より大事で、
チームの中での一つで勝ちたい!とプレイヤーが思う事はチームで優先される事ではないのかな?と思うのです。
スポーツしてて負けて嬉しい!という人がいるとしたら、私とは考え方が違うのだろうと思います。
ただ、自分の力を誇示して子供を出してもらうようにいうのは、クレーマーでしかないと感じるのです。
チームのための決断をする時に、
自分の子供が選ばれなかったらどう思うだろう?子供にどんな話をするだろう?と考え続けています。
今の私の考えは、自分が誰よりも努力しても叶わないものもあるけれど、チームが勝つ事!
そして、それを自分しかできない事をして支える!
悔しかったら試合に出るために、今まで以上に努力するしかないんだよ!と言います。
今までも私の子供は何度もありましたから。
悔しくて涙を流して、
その度に必死に努力して・・・その繰り返しなんです。
指導者もボランティアだから仕事ではないからと割り切る事も出来ますし、
そこも色んな考え方があります。
ただ、大人が出来ることは子供の言葉をちゃんと聞いて、
子供達だけでは出来ない事は支援する!ってやってほしい。
もちろん指導者も感情があります。
機嫌の悪い日もあるかもしれないし、子供の練習態度や礼儀できつく叱る事もあると思います。
それは立場の違う人からの意見などは全部受け入れられなくても聞いてほしいし、
間違っているなら、
謝罪してやり直してほしいと思います。
今回の問題が、私の周りだけだとは思いません。ただ保護者の方もまず自分の子供を少しは疑ってください。自分の行動や発言を見直してみてください。
少なくとも素直に謝る事や話した事を受け入れられたらわかることはたくさんありますし、何やりその姿や背中を子供達は見ています。
変わりましょう!変わり続けましょう!
親も子供も指導者も。
ちゃんと会話してコミュニケーションとりましょう!
嫌な事もあるけど、
そこから目をそらさず向き合って変えましょうよ!と私は思います。

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