白血病の基礎?

白血病は「血液のがん」といわれ、骨(ほね)の内部で血液をつくるときに細胞のコピーミスがおこり、異常な細胞である「白血病細胞」が増えるがん。正常な血液が急に減り、貧血や出血、熱が出るなどの症状がおこる。くすりで長期間治療する。子どもがかかるがんの中で最も多い。

正常な血液のはたらき

骨の内部で、赤血球、白血球、血小板などの血液がつくられる。

  • 赤血球:酸素を肺(はい)から全身に運ぶ

  • 白血球:体の中の病原体をやっつける

  • 血小板:血管の傷口(きずぐち)をふさぐ

白血病は正常な血液が減少

異常な細胞(白血病細胞)が増え、正常な血液が減る。


症状は、貧血、出血、発熱

白血病になると正常な血液が減少し、さまざまな症状がでる。

  • 赤血球の減少
    ➡すぐに息切れがする、疲れやすい

  • 白血球の減少
    ➡感染症にかかりやすい、発熱しやすい

  • 血小板の減少
    ➡鼻血がでやすい、あざになりやすい


くすりが正常な細胞を攻撃することも

がんのくすりが、かみの毛やつめ、口の中の細胞を攻撃するとぬけ毛や爪の変色や変形、口内炎になる。治療が終われば、元に戻る。


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