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ハンバーガーショップにて

先日、おぎやはぎのメガネびいきというラジオでハンバーガーの話を二時間ずっとしていて、そのおかげで私もずっとハンバーガーが食べたかった。

洗濯物を干していても、息子くんの尻を拭いている時でも、バンズのにく汁の滴る気配が、ずっと頭の右側に控えているような気がしている。

近所のケンタッキーへふらりと出かけた。

夫くんの休みはいつだっていきなりで、この日も起きたらいつもいない夫くんが昼過ぎにふらりと寝室から出てきたのでびっくりした。休みだそうだ。YES!

その勢いのまま息子くんを預け、ケンタッキーへ吸い込まれるように出かけた。

二階の飲食スペースは私一人で貸切状態だった。

トイレが詰まったのか、トイレの床は水浸しになっており、店員さんがひたすらコップのようなもので水をすくってバケツに汲むという、地獄のような作業を眺めながらの昼食になった。

コレじゃない、ソウじゃない。

それをしてたらいつまでも終わらないし、お前の仕事はそれじゃない。そんなことに時給を払わせるんじゃない。くらし安心クラシアンを呼べ。一刻も早くだ。それこそが正しいお金の使われ方じゃないのか。

そして、私が食べたかったのはもっとにく汁滴るワイルドなハンバーガーであった。ケンタも美味しい。でも今はコレじゃない。

何もかもが惜しい。一致しない。奥歯で砂利を噛むようなこの感覚。

曇天模様の空の下で私はひらめいた。そうだ、そうだ、そんな日々をきちんと記してみるのはどうだろう。イケそうならば、投げ銭をねだろう。ただただ歯がゆい思いをさせられているだけなのは癪じゃないか。

メガネびいきリスナー、正しいクソガールとしての弾は十分にこめられた。自分とも勝負だ。
#ハンバーガー #ケンタッキー #おぎやはぎ #メガネびいき

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