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副業の”確定申告”を効率化する方法(会計ソフト×スキャナ連携…と節税&印税ぶっちゃけ話)

割引あり

はじめに

副業収入が増えるほど、悩みのタネとなるあの話…
そう、「確定申告」が今回のテーマです。

特に困るのが、レシート類の入力。

私の場合、平日の出勤前は必ずカフェに寄り、執筆作業をしています。

それだけで年間200枚以上、カフェのレシートが溜まる溜まる…
コーヒー代は1杯280円程度ですが、年間では60,000円前後の経費になります。


また、

  • ふらっと立ち寄った本屋で、気になって買った本

  • 100円ショップや文房具店で買った、ちょっとした事務用品

  • 副業関係で交流のある方との懇親会(お茶や食事会、飲み会)

  • その他、コンテンツ作成のために買ったアイテム

などを含めると、年間300枚以上のレシートが発生します。


2022年分までは、これらをすべて目で確認し、会計ソフトにポチポチと入力していました。

が、こんなやり方はどう考えても非効率。
さらに、ミスや見落としにもつながります。

そこで本記事では、
『面倒なレシートの入力操作を、かなり効率化できた話』
をお伝えします。


結論から言うと、

  1. 小型のスキャナに、レシート類を読み込ませる

  2. 読み込ませたデータを会計ソフトに連携させる

  3. 会計ソフト側で、確定処理をする

という方法です。


この流れだけを見ると、
「ふーん、便利かも」
ぐらいの感想かもしれませんが……

これが実際にやってみると、感動モノなんです。



スキャナ導入で、ここまでできる!

まず、文字認識の精度がハンパなく高い。

もともと、
「レシートを電子化できる(画像ファイルとして残せる)ので、原本は捨ててもいい」
という点に魅力を感じていたのですが……

それ以上に、文字認識機能が非常に重宝します。

例えば、こちらのレシート。

たまに出てくる、ちょっと長めのレシート


平日のカフェで執筆した際のものです。

カフェによっては、このようなクーポン付のレシートが出てくることもあり、
「ちゃんと必要な部分を認識できるのかな?」
と心配していたのですが……

これをスキャンし、会計ソフトに連携するだけで、

  • 取引日

  • 概要(店名)

  • 金額

  • 軽減税率の有無

  • インボイス関係で必要な情報(登録番号や請求書区分)

を、すべて正しく読み取ることができました。

赤枠は、スキャンしたレシート画像から会計ソフトが自動的に読み取った部分


これまで、すべての項目を一つ一つ手入力していたので……

その手間がほぼ自動化されたと考えると、効率化にかなり役立っていると感じます。


さらに、本記事で紹介する会計ソフトでは

「読み込んだレシートから、勘定科目を推測してくれる」

という機能もあります。

(勘定科目とは、「このお金は何に使ったのか?」などを表す”見出し”のようなものです。)


このレシートを読み込んだときは、【会議費】として勘定科目の候補が出てきました。

こちらの赤枠も、会計ソフトが自動判別してくれた部分です


このレシートのケースは
「1人で執筆作業するための必要経費」
であり、実際の勘定科目としても【会議費】は適切だと考えます。

(ちなみに同じカフェ代でも、「副業仲間に相談に乗ってもらい、コーヒー代をおごった」とかだと【接待交際費】が適切だと考えます。)


いろいろ試してみましたが、

  • 飲食店のレシートを読み込む → 【会議費】か【接待交際費】

  • 書店のレシートを読み込む → 【図書研修費】

といった勘定科目を、自動的に候補として挙げてくれるケースが多いです。


ただ、勘定科目はたまにメチャクチャな提案をされることもあります。

例えば事務用品を買ったレシートなのに、「接待交際費」が提案されたり。
一般的な事務用品であれば、正しくは「消耗品費」として経費に入れます。

勘定科目の判断はさすがに100%会計ソフト頼みにできないので、
「これは違うな」
と思ったら自分で修正していきます。


記事の内容について

そして、ここからは本題に入っていきます。

せっかくガッツリまとめてみたので、一度やってみたかった

  • 有料noteの販売

  • 拡散するとnoteを安く買えるしくみ

に、はじめて取り組んでみたいと思います。
(これまでは無料noteしか書いたことがありませんでした)


今回は初の有料記事なので、あまり収益は考えずにやってみます。

実験も兼ねて、

  • 通常購入であれば280円

  • 拡散してくれた方には100円オフ(記事価格180円)

という価格設定にしてみました。

(私がいつも行くカフェのコーヒー代が280円。たまに100円クーポンを使って飲むので、「良い話を教えるから、コーヒー1杯おごってください!」というイメージです。)

ここからの有料部分では、

  • どのスキャナを使っているか?

  • どの会計ソフトを使っているか?

  • スキャナ設定と会計ソフト連携設定の概要

  • 実際の処理のカンタンな流れ(レシートをスキャンし、会計ソフトで確定する処理)

といった具体的な話を解説。

また、初のnote有料記事なので……
記事後半には、確定申告に関連して以下のオマケもお付けしています。

  • 私が実際に、どんなレシートを経費にしているか?

  • 明らかにアウトなので、経費計上を見送ったレシート

  • グレーかもしれないが、経費に入れてみたレシート

  • 「グレーな経費」についての考え方


ぶっちゃけると、思いっきり節税の話です。

私は税金の専門家じゃないので、「経費の考え方」は参考程度……
あくまでも”オマケ”として見ていただければと思います。
(と言いつつ、あまり大きな声で言えない「グレーな話」なので、むしろこっちがメインかもしれません。)


あと、確定申告や税金の話ばかりというのもちょっとマジメすぎるかな?
と思ったので、副業関係の「お金」の話もちょこっと。

さらに追加のオマケとして、

  • 2023年の、私のKindle印税収入額

  • 2023年に稼いだ本ベスト5(印税額公開と、印税を安定化させるためのプチ考察)

と、詳細な「お金のデータ」とともに、印税を安定化させる方法を最後に少しだけお伝えします。

こちらも、あまりオープンにしていない生々しいデータ。
特にKindle作家にとっては、「これだけを目的に記事を読んでもいい!」と思える内容にしています。

このオマケから、
「どんなジャンルのコンテンツが売れるのか?」
「安定的に印税を得るには、どんな戦略が適切か?」
というヒントを得ていただければと思います。

それでは、以下からどうぞ!

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