名もなき詩 #45

道端の名も知られぬ花に
灰色の衣を纏った空に
雨に降られ一層深みを増す緑に
スマホ見ながら犬に連れられる若者に

通り過ぎていくすべての時が
私をその一部にしたがる

大いなる自然の中では
無力だと感じることもあるけれど
抗わず自然に溶け込めば
愛しい輝きを放ち出す

窓を少し開けて 始まる

#言葉でHUGを
#詩

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