詩:DREAMS
私には夢があった
だけど それがなんだったのかはもう分からない
でも それはあったの
本当に あったの
今はこの手をすり抜けてしまったけれど
あの頃 それは春の陽射しの様に私に温もりをくれた
私は真っ直ぐ歩いて行けた
私を導く光だった
いつしか私は歯車みたいな日々を前に立ち尽くしてて
夢は 私をおいて先に進んでしまった
いくら手を伸ばしても もう私の手を取るものはない
私はどうすればいい?
夢は 何処へ行ってしまったの?
きっと 未来に
夢は 何処から来たの?
それは 過去じゃない
それは、私の中からだ!
ただ待っているのではなく
いたずらに手を伸ばすのでもない
私の中から湧き上がって来るものを 抱きしめよう
そして 一緒に歩んでいこう
それが 夢を見るということ
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