自作品記述整理

※ネタバレ注意





───────────この先数百米───────────










───────────この先数百米───────────









───────────ここから─────────────

@現実以上、幻想未満。〜人外少女とのつきあい方
 https://kakuyomu.jp/works/4852201425154925556

・鮎川羽龍
 主人公。ナチュラルボーンサディスト。
 外見関連描写は書いた記憶がない。普段から仏頂面。
 委員長との出会いは新学期始まったばかりの頃向こうから話しかけられた。
 日常と言うのは動かないことで変えずに慣れる事で保つもの。
 ごく自然に撫でポをやらかした。
 日常偏愛者。ルーチンワークを繰り返せるなら人心なんて気にしない鬼畜外道。
 日常のためなら居候よりも外の他人を優先できる。
 部屋の内装は最低限の家具しかない。ライトが置かれた勉強机と、教科書だけがしまわれた質素な本棚。しっかりと閉ざされたクローゼットに、鶯色の毛布が掛かったベッド。青色の縁の姿見と、カチコチと音を立てる壁掛け時計。
 頼まれたら断る理由がなければやる。できそうなことはやる。
 声真似とか得意。
 昼食はコンビニ弁当。昼休憩は寝ている。
 家での時間つぶしは家事と宿題と勉強。
 日常が崩れ去る予兆を歓迎しない。
 夢だとか、願いだとか、そういったものを持たずに永劫ぐるぐると回り続けていることを望んでいる。
 非日常を求める感覚がわからない訳ではなくて、非日常に希望を持つことを諦めただけ。
 憂里やフォークロアから電話がかかってきた時の着メロは『スリラー』。

・真神はずき
 委員長。人狼。ヒロインのはずだ。どうしようもない妄想癖のあるM。
 セルフレームの眼鏡をかけ、ちょっと灰色がった髪をゴムで結んでいる。
 眼鏡委員長なので当然胸は見てわかる程度には大きい。
 赤い革製の首輪を付けっ放し。
 狼時の体高は約1メートル。毛並みの色はホワイトグレー。
 性格は臆病だが積極的。いつでも心の底ではびくびくしている癖に、それを隠そうと振舞っている。隠しきれてない。
 クラスでは人気者で愛されている。ただしもっぱらいじられキャラ。
 気になるものは放置できない。早く解決して憂いない日常を送りたい。
 人狼化の兆候が出てきたのは三ヶ月前=9月頃。まず腕から。
 高校以前からの深い付き合いの友達はいない。
 高校に入ってからは人との付き合い方を忘れてしまったぼっち。
 普段は学食組。家の人が料理しないので、毎日の食費渡されて、それで適当に何か買って来なさいってのが日常。
 時々急に肉が食べたくなる。
 最近は下着を身につけただけの半裸で寝てる。
 鮎川羽龍(旧)との出会いは夏のはじめ、倶猛先輩から一目惚れ告白され詰め寄られていた時。
 狼である以前に人間。獣ですらないウェアウルフとは、何から何まで別物。
 クリパの経験はない。
 恋愛とかよくわかんない。

・憂里みくに
 鮎川家の居候。地上を諦めた人魚姫。もう一人のヒロイン。
 紅葉の色をした髪の毛をボリュームのあるツインに纏め、黒縁プラフレーム眼鏡の下の目には、常ににたにたとした笑みを浮かべている。
 お気に入りの服装は薄黄色に橙斑のパジャマ。
 下半身は赤と橙の斑模様をした魚類そのもの。普段は薄手の毛布で覆われている。
 ぶっちゃけ人魚の花籠のお民ちゃんまんま。
 職業は引き蘢り。
 鮎川くんが見ている限りでは、パソコンの前と寝床を往復してるだけで毎日を終えている。家事の一切をしない。
 見られてないところでは最低限のことはやっているらしい。
 「互いのプライバシーには必要以上に干渉しない」が鮎川くんとの間のルール。
 好物はアイス。暑くても寒くても食う。
 一人で外出など絶対に有り得ず、必然的に買い物は全て通販になる。
 レトロ携帯ゲー好き。
 楽しみ方はいつもどこか後ろ向き。失敗を祝い、敗北に拍手をし、絶望相手に喝采を送る。
 憂里本家では宗教的イベントが行われなかったのでパーティの経験はない。

・宮雨才史
 猫耳尻尾属性。普通のラブコメだったら主人公になれる男。
 百六十ちょっとの男性にしては小柄な体躯。私服は頭を隠すフード付きパーカー。フードは猫耳を差し込む部分があるタイプ。髪の毛は黒。猫耳の色も黒。
 萌え属性にこだわりがある系のオタク。
 普段は学食。時々かがしさんから弁当を分けてもらえる。
 ほっとくと肉ばっか食っちゃう。
 スポーツとしての運動にはあんま興味ない。帰宅部。
 運動神経は結構ある。
 何気ない軽口を真に受けて本気で悩んだり、ちょっとした雑談から押しかけてきたりと、普段ふざけた態度のくせに、時々めっちゃド真面目。
 家は一軒家。
 ペットを買う金や時間の余裕はない。
 獣耳フェチであってケモナーではない。
 かがしさんといっちょに投稿することが多いが、別に待ち合わせしているとかじゃなく偶然合流しているだけ。
 父方の祖父母は健在。母方の祖父母は生まれる前にもういない。
 不幸になりたいなんて思わないけど、幸福に引け目を感じる。
 足の速さ、身の軽さ、ついでに言うなら聴力嗅覚、軒並み全部常人より上。
 弟がいる。
 ドラゴンボールをある程度読んでいるっぽい。
 2巻序盤で委員長が鮎川くんのペットになっていることに気づいてしまったが必死で気づいてないことにした。
 あきらめが悪いのが美点だって小三の通信簿に書かれてた。

・名賀かがし
 人蛇。尾を含めて七メートル超過。鱗の色はマリンブルー。
 髪型の記述はした記憶がない。出るとこ出てて引っ込むとこ引っ込んでるいいスタイル。胸は結構ある。
 体重の話は禁句。
 神社の娘。宮雨の幼馴染。
 去年の夏頃までは陸上部員を務めていて、若干一年生ながら県の大会に出場する程の実力者だった。
 人蛇になったのは夏。それ以来陸上部には顔を出していない。
 弁当は重箱。自作。
 弁当以外の飯はおじーちゃんが作る。
 走ることを挑戦、今の自分と未来の自分の根比べと定義している。
 冬眠とかはしないが寒さや朝には弱い。
 ハンドルネームは【人蛇声援(じんじゃーえーる)】。
 クラスの表の顔。
 多分本気でやれば郵便ポストぐらいへし折れる。
 ヘテロセクシャルのつもり。
 ちょっとしたことで足を失った悲しさとか人の死とかを思い出し気にする。

・剣月まおり
 吸血鬼百合カップルの片割れ。金髪ロング。細目。
 私服はひらひらだらけの紅色ドレス。
 プリンセス・プリンシパルのプリンセスが近い感じ。バイのバリタチ。
 性格モデルは「覇王鬼帝 王様ゲーム」でググるとわかるかもしれない。
 GMが望む限り彼女はあらゆる情報を知っていることにしていい。
 五月後半からの転校生。
 昼食はサンドイッチぐらいの軽め。
 色々と超人めいた噂がある。
 クラスの裏の調整役。
 身内チャットだからって本名をHNにしている。
 生まれついての吸血鬼。真性怪異ヴァンパイア。
 血と石鹸の匂いはするが本人の体臭が存在していない。
 首筋を噛むのが好き。
 体温がない。
 学校よりもさらに登った先、幻燈町で最も高い場所に家がある。
 家は洋館。誰もそんなところに家があるなんて知らなかったので、剣月一夜邸というあだ名がついている。
 眷月の一族の末裔。外人疑惑をかけられていたが日本人。

・飛倉ちぎり
 吸血鬼百合カップルの片割れ。髪の毛に赤いメッシュを入れている。
 私服は赤黒基調に英語や髑髏のマークがついてるパンクファッション。具体的にどんな文字が書いてるのかは未定だが多分和訳するとめちゃくちゃな文章であることだけは間違いない。
 首や腕には十字架アクセ。紅いフレームのサングラス。
 吸血鬼らしい格好にこだわる。
 牙も翼も生えてないので、外見から吸血鬼とはわからない。
 ネコ。
 昼食は冷食弁当。
 まおりに出会うまではぼんやり死にたがりだった。
 まおりに出会ってからは彼女に殺されたいと思うタイプの死にたがりに。
 誕生日は12/25。
 まおりさんの食料として見た目とか健康とか清潔とかに気を使ってる。
 知ったかぶりキャラ。
 吸血鬼伝承についての知識だけは正しく豊富。
 血と蜂蜜が混ざったような匂いがする。
 12月の段階では親に彼女の紹介はしていない。
 お互いの顔が見えるように指とか太ももから吸い合うのが好き。
 吸血鬼化する前から血の味が好き。
 吸血鬼を自称しだし銀アクセをつけるようになったのはまおりさんと出会った後の五月後半。

・ベルヴァレイ
 剣月邸のメイドさん。スカートはロング。ねじくれた角と熊の耳。
 鈴谷さんではない。
 悪魔。真性怪異ベルフェゴール。
 世界中に散らばっている七名の真なるメイド【栄光の七メイド(メイドオブオナー)】が第7位。なんか世界観がおかしい。

・名賀道三
 かがしさんの祖父。神主。
 八〇歳は超えていたはずだけどボケる気配は一切なく、毎年正月は参拝客からお賽銭とおみくじ代を威圧感と熱視線でもぎ取ってきている。
 朝は白米派。
 普段寡黙なくせに話し出すと長い。

・礼近かばね
 陸上部所属の一年生で、一月生まれの水瓶座。
 好きなラーメンは醤油スープ。
 苦手なことは靴紐結びでマジックテープ式のスポーツシューズを履いている。
 芸能人に対して絶対に出会うことがない人だという偏見を抱いている。
 彼氏というワードから夜の運動につながるむっつりスケベ。
 片鱗しか描写しなかったけどレズ。
 真性怪異ウェアウルフに殺害される。
 発見場所は田んぼ沿いの道。遺体は下半身が重点的に損壊していて、上半身は傷は少なかったが後頭部がカチ割られていて脳みそが丸ごと抜き取られていた。

・雅弾灰弓
 二年乙組の担任教師。四捨した方で三十歳未婚。担当は国語。
 イケメンの刀黄という弟がいるらしい。ブラコン。

・ソロモン吉田閣下
 デーモン小暮閣下みたいな芸人。
 名賀さんの小学生時代には彼の真似が流行っていた。

・倶猛先輩
 陸上部三年。実は下の名前決まってない。
 年功序列をタテにする。暴行スレスレの体罰をやりたがる。可愛い女生徒相手にはセクハラじみたことをいう。というクソ先輩。
 夏の終わりに女性を襲って退部、連帯責任で陸上部も活動停止に。
 そこでヤケになって街をうろついていたところ、フォークロアに真性怪異化させられた。
 委員長にフラれ、真性怪異シェイプシフターに記憶を根こそぎ食われ、二度と人間サイズのものを襲えないように脅迫感植え付けられて、最終的にただの野良犬として放逐された。

・キルケチューン・ヘレオロイデス
 ギリシャの魔女。

・真性怪異フォークロア
 鮎川羽龍。ワイルドハント【空想守護聖団】の主。
 衒学趣味。オカルトや民話伝承に詳しい。
 「毎日ってのは放っといたら勝手に変わっていくもの。自分が過ごしたい毎日の為には気になるものは放置せず、手入れ整え適度にやっていくべき」という考え方を委員長に教えたのは彼。
 真性怪異になる前は超常現象、非日常を求めていた。
 倶猛先輩を真性怪異化させたが逃げられる。
 永楽猟団とか毒林檎とかいう存在と敵対している。

・翼腕の少女
 空想守護聖団第二席。翼の魔女。
 彼女もまた”憂里”なのでカラーリングは同じ。

・クウェンディ症候群
 本編七年前から存在が知られている人間を亜人種に変える病気。
 第一発症者はイギリスのC=L・クウェンディ。
 思春期の子供だけに発症する。
 発症率が十代の〇・二%であると言う統計。
 本質はただの精神病。精神の問題が肉体を変質させている。
 幻想の病。この時代に忘れ去られたものを呼び戻す呪い。
 幻想の異人種になる病気であっても、全身が怪物に変わる病気じゃない。
 人の心を失う訳ではなく、完全に人でなくなる訳でも無い、所詮はただの思春期の病。
 どう考えてもオカルトサイド、非常識サイドの存在なはずなのだが、七年も経っているのでみんないつのまにか自然にそういうものがあることを受け入れている。

・中津国市
 人口七万人程度の地方都市。モデルは広島市。
 街の北側には照葉樹林に覆われた山が位置し、南側には海と小さな無人島が広がる。
 市の花はスターチス。市の名物はフルーツ饅頭(果汁0%)などという怪しい物体。
 数年前に話題になった特定症候群対策開発支援金をまんまとせしめ、田舎とは呼べない程度の発展を手に入れたものの、人口や立地の問題から都会と言うにはほど遠い、そんな街。
 全国随一のクウェンディ症候群患者の人口率を持つ。
 公共施設には申し訳程度に発症者向けの設備があったりし、近隣の県から必要にかられた発症者やその家族、それらを対象とした企業の店舗や大学の研究施設が続々と集まって来ている。
 中津国市のバスは一番後ろの座席の下に隙間を作って、下半身が大きい種族がそれを収納できるようにしてある。
 市内の中央を玻璃衣川が縦断している。川の街。

・幻燈町
 都市伝説がよく流行る。
 白虹橋神社へと続く道は春になると桜がとても綺麗。

・中津国高校
 中津国市で最も新しくできた学校。
 立地は小高い丘の上。見晴らしこそいいものの、毎年四月にはこれからの三年間の苦難に思いを馳せて軽い鬱状態になる新入生が多発している。
 校風は個性の育成とお互いの尊重。
 全校生徒六百人の内七十二人がクウェンディ症候群患者。
 学食には終代わりランチという恐ろしいメニューがある。
 校長先生はハゲ。
 今時裏サイトがある。
 まおりさん以外の吸血鬼はいない。あとレズカップルも彼女だけ。

・二年乙組
 メイン人物のいるクラス。担任は雅弾灰弓。
 面倒な生徒が押し込まれている。
 李徴×袁傪を押す腐女子がいる。
 ケモホモ概念を知っている生徒もいる。
 読み返して思ったがぜってー鮎川くんが平穏な日常とか言ってられるような静けさはねえだろこのクラス。

・白虹橋神社
 名賀さんの家が代々神主をしている神社。正しい名前は失伝している。
 境内へと続く道はそれなりに急な階段状。
 スロープは裏手。
 まともに人がやってくるのは初詣と夏・秋のお祭りぐらいなもので、普段は開けた場所ってことで子供達の遊び場になっていたりする。
 玄関口から出たところで境内の様子が眺められるようなところに名賀さんの家がある。
 玻璃衣川に近い。

・白虹橋
 玻璃衣川の北側にかかる橋。
 名前の通り白ペンキで塗られており、道は車道二車線と歩行者用でワンセット。
 白虹橋神社の方が先にあって白虹橋という名前がついた。

・玻璃衣川
 中津国市の中心を貫く一級河川であり、その名前は時の戦国大名が趣味の和歌で川の美しさを玻璃色の衣に例えたことから広まったと言われている。
 川辺では夏にはお盆祭りが冬には正月祭りが開催され、市民の集いの場にもなっている。

・SOROMON
 市内の大手デパート。通称『デパート閣下』。
 名前の由来はCMに使われていた芸人ソロモン吉田閣下から。
 外装は壁一面の垂れ幕とかデパートのマスコットの似顔絵とかでごちゃごちゃとしている。
 婦人服売り場は三階。

・マジカルプリティ☆キルケーちゃん
 漫画。宮雨が買っている。タイトルからおそらく魔法少女もの。
 吸血鬼のヒロインに対してアプローチを続ける人狼の後輩サブヒロインとか出てきてる。

・夜歩きたちの共同体
 【翼の魔女】が運営する身内チャット。
 利用者は名賀さん、まおりさん。
 ぶっちゃけ”憂里”が管理しているサイト。

・真性怪異
 物理と異なるロジックで駆動するモノ。妖怪。モンスター。
 夜に共鳴して暴走することもある。

・連続殺人事件
 都市伝説曰く、死体が見つかったのは満月の翌朝。
 件数は二ヶ月のうちに五件なので実際は違うのだろう。
 まず動物の死骸が散見されるとこから始まった。
 鑑識官の話によれば、犯人は大型の肉食獣だと言われている。
 プロファイラーの話によれば、場所や時間は人間の仕業だと言われている。
 一人目は背中を鋭利な刃物で切り裂かれたのち、小腸を抉りだされる。
 二人目は顔面をぐちゃぐちゃにされた後で心臓を潰される。
 三人目は額から上を粉砕された上で両腕が骨だけになっていた。
 四人目は上半身と下半身が真っ二つにされていて消化器が空っぽになっている。
 五人目は両足を引きちぎられた上で脳を掻き出される。
 見つかるように殺している。残虐に殺している。
 つまりは殺せば注目が集まるだろうから殺す。解りやすい自己顕示。
 犯人は真性怪異ウェアウルフと化した倶猛先輩。
 同時期に人狼化した委員長のことを感じ取って、同族として求愛行動に走ったのがエスカレートしたもの。

・空想守護聖団
 真性怪異フォークロアの率いるワイルドハント。
 世界中に幻想を届けることが目的で、悩める少年少女たちを真性怪異化させている。

・【栄光の七メイド(メイドオブオナー)】
 世界中に散らばっている七名の真なるメイド。
 ベルヴァレイは第7位。
 主人が目覚める前に起床して光の速度で食事の準備、時間回帰にも例えられる完璧さでの整理整頓、一子相伝の暗殺秘術の知識を以って人体を活性化させるマッサージなどなどの技能を有しているものたちがいる。
 第4位は今ご主人様を持っていない。
 【大冥闘祭(フェスティバル・オブ・サーヴァント)】なるバトルロイヤルを毎年開催しているらしい。
 世界観がおかしい。

・毒林檎
 詳細不明の組織名。
 社会の代名詞。幻想と非日常の対極存在。
 日々を守り人間の世界を保つという建前で幻想と異常を排斥し世界を平坦にしようとする石工たち。

・幻異殺し
・憂里機関
・永楽猟団
・雅弾部隊
・眷月の一族
 詳細不明の団体名。

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