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コロナの軽症患者は食欲旺盛で元気が有り余っていることが明らかに(ベトナム)

 ベトナムでは、ロックダウンが長期間に渡って行われた結果、毎日1万人ほどの感染者が発生している。そんな中、軽症のコロナ患者が食べ物を奪い合っているとのニュースが報じられた(朝日新聞)。

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 ベトナムでは、パンデミックが始まって以来長い間ほぼゼロコロナであったとされていたのだが、国民にワクチンを接種開始後、感染者が大量発生し、ゼロコロナを断念した。このことはBethyselfのページで取り上げた。

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 感染者が少ないときは、コロナは殺人ウィルスであり、感染したら死ぬという誤った情報がベトナムで流布されていたが、感染者が激増し、状況が変わってきたようだ。

 現在、ベトナムにおいて大多数の感染者が収容されているのは、いわゆる野戦病院というところだ。

 ナイチンゲールの世界では、野戦病院というと、今にも死にそうな重症患者があふれているといううイメージなのだが・・現実はどうだろうか。

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 現在のコロナ環境では、全く状況が異なる。

 世界の野戦病院といえば、多少粗末なベッドがあるだけの施設に症状の悪化する可能性の少ない無症状、軽症の患者が詰め込まれている。

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 このような施設に詰め込まれてしまえば、本当の病人でない限り、退屈して運動不足になってしまうだろう。朝日新聞の記事によると、ベトナムでは、1万人を超える軽症者がビンズオン野戦病院に詰め込まれた。

 このビンズオン野戦病院の状況を調べてみよう。

ビンズオンは、ベトナム語で"Bình Dương"と表記するようだ。

そして、ネット上の情報によると、ベトナムでは、コロナの感染者は"F0"と呼ばれているらしい。

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https://www.newsweekjapan.jp/worldvoice/yoshihiromiura/2021/02/covid19.php

 これらの2つのキーワードに基づいて、検索をすればよいということだ。Youtubeで検索すると、すぐ状況が判明した。こともあろうに、病人であるはずのコロナ患者が腹を空かせて食べ物を奪い合っている。

 現地のニュースにもなっている。1万7千人もの元気なコロナ患者が収容されていた。


 ここで、現場の病院の実際の映像をYoutubeで見た後で、どのような状況なのか、より詳細に記事で確認してみよう。

 現地メディアの記事によると、食べ物(朝食)を配給できなかったため、多数のコロナ患者が暴れ出し、フェンスを叩いて揺らしたり、大声で叫んだり、食べ物を奪い合ったりしたとのことだ。

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「混乱の中、多くの若者が「(食べ物を)急いで取ってこい」と声をかける場面もあった。それを聞いて、ますます多くの人が食べ物を取りに走っていった。もみくちゃにされて、転んだり、気を失ったり、食べ物が床にこぼれたりした。映像には機動隊の姿もあるが、F0であまりにも混雑しているため、状況を安定させることはできなかった。」


 今回の出来事で、ベトナムで軽症のコロナ患者がどのように過ごしているのかがよく分かった。

軽症のコロナ患者は、朝から食欲旺盛である

暴動を鎮めるために、機動隊が必要であるほど軽症のコロナ患者は元気がある

 この暴動を抑えるために、急いで食べ物を与える必要があったそうだ。コロナ患者はどのような食べ物を食べているだろうか。

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 うーん。病人食というイメージには程遠いが、健康なコロナ患者にとっては量が足りないことは明白だ。食欲旺盛なコロナ患者はいつもお腹を空かせているということなのだろう。

 最近国連総会で行われたボルソナロ大統領の演説によれば、有害なロックダウンなどの感染対策によって、食料のインフレが発生し、世界各国で食料問題が発生しているそうだ。この粗末な食事もロックダウンの影響かもしれない。

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総括

 一般に、コロナに感染して軽症であると聞くと、とてもつらい症状を患っていると思われるかもしれない。このような意識を持つのも当然だ。残念ながら、多くのメディアが誤ったイメージで報道し、恐怖やパニックを創出しようとしているのが現状だ。

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 恐らく、中にはつらい人もいるのは本当だろう。しかしながら、大半の人は、感染して軽症となっても食欲旺盛であり、元気なのだ。

 メディアは、極めて例外的な「症状の重い」軽症患者を取り上げ、人々をパニックに陥れようとしている。

 実態が分からない人の中には、軽症でもただでは済まないのではないかと、怯えてしまう人もいるかもしれない。

メディアがパニックを煽るために使用している軽症患者のイメージ画像

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実際の軽症患者の様子↓


 野戦病院のモニターを見ても、コロナの軽症患者の中に苦しんでいる人が見つからない。


 ベトナムの例をみても分かるように、現状は報道されている内容とは全く異なり、軽症に分類される患者はとても元気であることが分かった。コロナウィルスに感染した場合には、無症状や軽症でも特別な患者であるかのように扱われてしまう。感染者は元気でも病院やホテルに隔離されてしまうのが実情だ。

 このことは2020年のかなり早い段階から世界中で問題になっていた。

 健康な若者が元気であるのに検査で陽性になると意味もなく病人扱いされて隔離されてしまうということだ。


 つまり、コロナウィルスに感染した場合、病人でなくとも、病人として扱われ隔離されてしまう。そして、症状がでれば、実際の症状よりも大げさなカテゴリーに分類されてしまう。軽症の人は実際にはほぼ無症状だということだ。

 実際にコロナに感染した人達は、実態を知らない人達がパニックになることを懸念して、安心させようと声を上げている。

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 勿論、これは日本でも同じだ。軽症と分類された人達がホテルで隔離されている様子をYouTube上で見ることができる。どこにも深刻そうな様子はない。



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 また、このことは中等症以上であっても同じだ。酸素補給を必要とする人は、メディアのイラストでは、パニックを煽るためにとても深刻に描かれていが、実際には、それほど深刻なものではないと思ってよいだろう。

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酸素補給を必要とする治療を受けている中等症患者Kariv Gilad氏の様子(映像)↓

 ベトナム人は、コロナの感染者がほとんどいない頃は、「コロナに感染するともう助からない」という誤った意識を持っていた。しかしながら、今回の出来事で人々のコロナ患者に対する意識が変わったに違いない。ベトナム人は、近い将来にはコロナと共生することを受け入れるだろう。


 下の画像は、現在ビンズオン(ビンズン)野戦病院で治療を受けている子供達だけど、苦しんでいる子供はいないようだ。早く子供達が病人扱いされなくなってマスクを外せる日がくることを祈る。

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いつも読んでいただき、ありがとうございます。なんとか続けていければと思っています。