見出し画像

マスクを着用すると感染リスクが増えるという話その5

 今回は、ビタミンDの話を簡単にしていこう。

 自分もあまり詳しくはないのだけれど、ビタミンDは、人間の免疫系を強める効能を示し、ビタミンDが欠乏した人はコロナに感染して重症化しやすいことが多くの研究から明らかにになっている。


 多くの科学者、医師がコロナと戦うためにビタミンDが効果的であると主張している。



 例えば、コロナの被害の大きな英国ではビタミンDが欠乏している人が多い。

 日本でのコロナの死者や重症者が少ないのは、欧州よりもビタミンD欠乏者が少ないからであるという分析もある。


 ところで、コロナの感染は、主にエアロゾルを経由して行われるため、換気のよい屋外では感染が発生することはまれなのであるが、屋外に出るメリットとして見逃せない点は、太陽からの紫外線がコロナウィルスを非常に短時間に死滅させる能力を持っているという点である。



 また、人間は、日光に含まれる紫外線を浴びることより、ビタミンDを生み出している。外に出ることがなければ、紫外線を浴びることができなくなり、ビタミンDが不足する。ロックダウンをした国々の方がロックダウンをしなかった国々の方が被害が格段に多い一つの理由として、ビタミンDの不足の問題もあるのだろう。


 つまり、紫外線のレベルが低下すれば、コロナの感染は拡大するのだ。

 ハーバード大学の研究チームによると、コロナ感染拡大が季節的に発生し、特に、冬に拡大しやすい一つの理由として、ウィルスを殺す紫外線を浴びられなくなるだけでなく、ビタミンDが生成できにくなり、免疫系を強化することができなくなる点を挙げている。

画像1


 ここで注意しないとならない点は、屋外でマスクを着用していると、少なくともマスクを着用している面積の分、日光を浴びるチャンスが減り、ビタミンDの摂取量が少なくなってしまうのだ。欧州では、マスクの着用によりビタミンDの摂取量が減り、超過死亡が最悪となってしまったという事例もある。



 マスクの着用により、感染リスクが増える理由は沢山あるが、このビタミンDの欠乏の問題も無視できないだろうね。

 以下の動画はコロナの感染が拡大している理由として、マスクの着用によりエアロゾルが増えたり、紫外線を受ける量が減ることなど、幾つかの点を挙げている。



総括

 太陽の光は、有害なウィルスを死滅させてくれるだけでなく、ビタミンDを生成する源となってくれる。自然からの恩恵である日光を避けるロックダウン政策を採用した国々、地域では、天罰が下り、いや、逆効果により死者が増え、深刻な被害が発生したのだ。

 屋外にでても常時マスクをしていたら、ありがたい太陽の光を浴びにくくなくなる。鼻と口の周りに存在するウィルスを死滅させることができず、マスク内でウィルスは増える一方だ。屋外で溜め込んだウィルスは、屋内に入ってまき散らかされる。

 さらにビタミンDを生成できにくくなり、免疫系も結果的に弱体化してしまうのだ。いくらコロナ自体は深刻な疫病ではないといっても、その被害が大きくなるのは当たり前だね。


 今回の話は短くて物足りないと思った人もいたかもしれない。そんな人のために、最後に一つおまけのお話をしておこう。かつてマスク愛好家が集まっていた2つの国のお話だ。

 その昔、フィリピンとメキシコは、世界でも最もマスクの着用率の高い国として有名だった。


 残念ながら、この2つの国では、どちらの国も、大変多くの人々がマスクを着用していたために感染リスクが高まり、感染爆発を起こしてしまったんだ。

そのため、世界の人達はマスクを着用する効果が本当にあるのか疑問を持ち始めていたのだ。


その後・・

(1)フィリピンではどうなったか

 フィリピンでは、マスクを信じる人が多く、マスクの着用を継続してしまった。さらに、マスクだけでは飽き足らず、フェイスガードまでしてしまったのだ。

画像2

画像3



この国では、マスクに対する信仰が深いだけでなく、欧州や米国でマスクを着用したら感染者が増えてしまったという海外の情報を入手できなかったのだ。そのため、マスクが全てを守ってくれると信じた人々は、マスクを着用した集団結婚式まで行っていたそうだ。

 さて、涙ぐましい努力の甲斐があって、コロナの封じ込めができたのかな?ここまで読んでくれた人達はどんな結果になったかわかるよね。

その通り!こんな結果になったのだ。

画像4


 そうだ、やっぱり再び感染爆発を起こしてしまったんだ。当たり前だね。マスクが感染リスクを高めることは少し考えれば分かることなのに、人々は考えることをやめてしまったのだ。その結果、感染はおびただしく広がってしまったんだね。

(2)メキシコではどうなったか

 もう一つの国、メキシコでは、マスクで感染爆発が発生した後、メキシコの大統領は、マスクが役にたたないことに気が付いて、マスクの着用義務を廃止して、マスクを着用するかどうかを人々の自由にまかせたんだ。


その後、メキシコの人々は、マスクに効果が無いことにだんだん気が付いて、マスクの着用率がみるみるうちにさがっていったのだ。


そして、今では、マスクを着用していた頃と比べて感染者はぐっと減ったんだよ。

画像5

勿論、メキシコでは死者も減り続けているよ。

画像6

 

メキシコの大統領も感染したが、平気だった。そして、マスクを強制しないという主張を貫いた。


 最後に、人々が考えることをやめてマスクの着用を続けてしまったフィリピンと、誤りに気が付いて人々がマスクの着用を止めていったメキシコのお話をした。フィリピンで悪い結果がでたのは、他の国の情報を知ろうとする人が少なかったのかもしれないな。

 メキシコでは、感染者や死者をゼロにすることはできなかったが、別に問題はないんだよね。人々は、脅威のないウィルスとの共生を選んだ。そして、マスクを着用することをやめ、逆効果を減らしつつある。

 メキシコの人々は誤りに気が付いたけど、残念ながら、日本の人々はフィリピンの人達と同様に、過ちに気が付かず、間違った風習を継続しようとしているよ。

 これで今回のお話は終わりで、「マスクを着用すると感染リスクが増えるという話」というシリーズも一旦終わりだ。今後は、別のマスクの話をしていこうかと思うのだけど、このシリーズの継続を望む人がいたら、いいね(スキ)ボタンなどを押してみよう。次の企画が生まれて番外編や特別編があるかもしれないね。ではまた。

いつも読んでいただき、ありがとうございます。なんとか続けていければと思っています。