「雑学」ミニPCの闇

ミニPCは有り物で作られるその場限りの企画品の場合が多く売り切れると再生産されない場合が多い。
有り物とはなにかといえば

  • 型落ちでCPUなどの在庫処分品が安く出回る

  • 不人気で部品を安く調達できる

  • 中古部品が大量に出回る

などがあります。良いスペックなのに安いのはこういった理由もあります。こういったものが品切れになればもう同じ製品は作れません。
(Minisforum HX80Gなど出てすぐにディスコンなので型落ちのパターンだと思います。価格性能比であまりの安さに私はすぐに飛びつきました。)

中古部品で新品が作られるなんて聞いたことないかもしれないでしょうがそういうケースも結構あるんです。

たとえばMellanox Connect-X3なんてもう新品を作っていませんがそれを搭載したミニPCがあります。
これに乗ってるNICは中古部品から作られていると思います。
mcx342aというドーターボードが中古で出回っています。
今まではpcieに変換するパーツとセット販売されていたがミニpcにも組み込まれるくらい潤沢に出回っていたらしい


エンジニアサンプルという(ES品)メーカーに配られる試作品のようなものがあるのですがそれがまとまった数が流出してミニPCが作られたりします。

一見ちゃんと動いたりするのですが試作品なので致命的なバグが残ってたりすぐ壊れたりして、安いけどなんとも言えない博打のような製品です。
当然不良率も高いので安くても普通の人は手を出さないほうがいいですね。

昔、中華ミニPCといえばESが主流だったと思います。
最近はまともな製品のほうが多いとは思います。

パーツが安いうちは良い製品が安く手に入るのでいいのですが高くなってくると中古どころかゴミを再利用して使ったりして価格を下げるのでメモリやSSDの市場価格が高いときは中華製品を値段が安い理由で買うの辞めたほうがいいと思います。

中華製品は今ある、ありあわせの材料でとにかく製品を作るので部材が安いうちはおかしな材料を使う必要がないのでそういう時期は安心して買えます。今出回ってる中古を主体とした製品も元はデータセンターの破棄されたサーバーから抜き取ってるものなのでモノは悪くはないと思います

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