10G環境を安く構築しよう

家庭において10Gの環境にして快適になるものは限られていて大半は1G~2.5Gでもあまり体感は変わりません。
家族複数人がストリーミング経由で映像を見ていても1~2.5Gあれば特に問題なく見れます。
10Gを劇的に体感できるものは以下のものです

  • NASによるファイル転送

  • インターネットからのダウンロード

とても限られていますね。

つまりインターネットからのダウンロードを考えなければ(不満がなければ)NASによるファイル転送を10Gでカバーできれば概ね満足できるのではないかと思います。

10Gの環境は全部置き換えようとするとCAT6Aのケーブルを張り替えたり熱を持ちやすいので設置場所の自由がなかったり、価格も高価で困難です。

NASの導入だけで良いのであればNASを設置した場所だけ10G環境にすればよいので安く簡単になります。

導入するものはSFP+が2つあるスイッチです。

NASはSFP+のものを選ぶのが良いです。拡張スロットがついたNASならSFP+のカードをあとから装着することもできます。

ケーブルはスイッチのそばに設置するならDACを使えば簡単に接続できます。

あとはNASを操作するPCにSFP+のカードを装着すれば簡易的な10G環境ができあがります。
(x520はwindows11には対応していないがwindows10のドライバを抽出して使うことはできる)

最初からSFP+がついたミニPCを使う手もあります。

SFP+の10Gはあまり熱を持たない上に安いので気軽に環境が作れるのではないでしょうか。
今はSFP+と2.5Gのついたスイッチが安いおかげでハイブリッド環境がとても構築しやすいのでおすすめです。
SFP+だから使いにくいとあまり感じないと思います。

SFP+にRJ45も付けられますがUSB扇風機で風をあてないと問題が出る場合があるので今のところあまりオススメではないです。あと導入費用も上がってしまいますね。

ちなみにNASはHDDを積んだ場合RAIDを組んでもキャッシュが効いて400〜600MB/sでれば良い方です。ワーストで300MB/sくらい。
cpuがよほど遅くない限りジャンボフレームの設定は必要ないかなと思ってます

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