見出し画像

サイモンラトル マーラー 交響曲第2番「復活」

指揮:サイモンラトル
オケ:ベルリンフィル
曲:マーラー 交響曲第2番「復活」
録音:2010年
お気に入り度:★★★☆☆


 今日はサイモンラトル指揮ベルリンフィルによる「復活」です。個人的に今年はマーラーを中心に聞いていこうと考えていて、1月は主に1番と6番を聴いていました。(この2曲のお気に入りはどうせまた聞くと思うのでその時書きます。)3月に都響で第2番を聴くことになったのでそろそろ予習開始です。

 この曲はフィナーレのかっこよさはとても好きなのですが、それ以外の部分はまだまだ分かりません。ただ第6番も聞いていくうちに楽しんで聴けるようになったので地道に気になる演奏を聴いていこうと思います。

 さて、ラトルが指揮したこの演奏ですが、長大で複雑なこの交響曲を上手くさばいているなという印象を受けます。特に、いわば「場面転換」のように音楽の雰囲気が変化する第5楽章ではその転換がとても難しいのではないかと素人ながら思うのですが、ラトルはその転換をとてもうまくやってのけています。ただ、個人的にはこの演奏は冷静で上手すぎてやや魅力に欠けるかなと感じました。これは完全に好みなのですが、マーラーの交響曲はもっと激情にかられたような演奏(バーンスタインの6番のような)が聞きたいです。それこそ次はバーンスタインの「復活」を聞いてみようかと思っています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?