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AMリーグ感想

 おはようございます、ヨーテルです。

 AMリーグと言うアマチュア雀士が集う大会の模様が5/28~6/10にかけて麻雀警察ひろーチャンネルにて放送されました。


 出場者は元プロの堀内正人さんを始め、麻雀ライターの福地先生や、noterのわせりんさん、その他にもYouTubeで活動されている著名な方々が集まって開催されました。

 そんな中に放り込まれる俺氏。

 いやいや、待ってくれよ。場違いすぎないか?


麻雀警察「AMリーグ出る?」

ヨーテル「出たい」

麻雀警察「ちゃす」

 こんな感じの軽いノリで参加したので、参加者が集うグループLINEの面々を見た時には卒倒しました。

 当時の僕はTwitterやnoteで麻雀戦術をたまに書くくらいことはしていましたが、基本的に積極的な発信活動をしている人間ではありませんでした。

 だけどまあ、せっかく誘ってもらったのだから。何か爪痕を残して帰ろうと、そんな思いで収録当日を迎えます。

 ちなみに収録当時の僕のYouTubeチャンネル登録者数は13人。「13人の奴いるけど大丈夫?www」みたいな自虐ネタを時々挟んでいました。なかなか虚しいですね。


※ここからAMリーグの結果ネタバレがあります


全体の感想

 放送が終わっての感想ですが……正直、ここまで伸びるとは想定していなかった!!

 YouTubeの同時接続者数は8000人超えの回もあったほど。アマチュア集団の大会が子の満貫越えです。

 もちろんここに僕の力はほとんどなく、長年活動されてきた配信者さんたちのファンの方が見てくれた結果です。おみそれしました。

 堀内さんが自身の動画でおっしゃってましたが、どんどん個人の発信力が強まっている時代になってきたんだなということをひしひしと感じています。

 

 大会の結果はと言うと、圧巻の麻雀で堀内正人さんが優勝されました。AMリーグは第1回ということで、大会に箔が付く意味でも非常にきれいな結末でした。

 しかしまあ、来年堀内さんを倒さなければいけないというのは大変です(笑)


控室の様子

 会場の雰囲気は終始和やかな様子で進行。選手控室には対局の様子を見れるモニターがあるので、出番がない時はそこで観戦すると言った感じでした。

 基本的にみんな大人しいのでバカみたいに騒いだりはしないんですが、肥え×さんだけいい意味で毎局うるさかったですね。動画のまんまです。

 徹夜で少牌マイティ打ってから来たとか言ってたけど体力無尽蔵かな?おかげで控室ずっと温まってました。

 これが本当にありがたくて、僕なんかはそもそも関わりがある人が麻雀警察とまさひろさんくらいしかいないんで、あまり話せないんですよね。

 肥え×さんのおかげで固くならずに楽しく収録に臨めた気がします。天然ものの陽キャに感謝。


 他にも裏側的な話はあるのですが、他の参加者の方がYouTubeで裏側動画を上げているのでこれ以上知りたいという方はそちらを見てもらえればと思います。


ヨーテルの戦い

 2試合が終わり、いよいよ僕の出番に。

 予選は3卓に分かれて卓内トップが決勝へ、敗退者の中からポイント上位4名が敗者復活戦へ回るという方式で行われました。

 僕の対戦相手は麻雀ライターの福地先生、麻雀実況者のうに丸さん、全国で働く雀荘店員のちゃんまりさん。

 名だたる面々と期待の新人相手に気合を入れて挑んだのですが、まあ結果は知っての通り惨敗でした。(勝ち上がりは福地先生)

 放送は何回か見直しましたが、正直あの配牌とあのツモで、地球上の誰が座っていたとしても勝つことは不可能だったでしょう。

 でもだからといって、僕が福地先生の配牌やツモをもらって勝てたかと言われると、それはなんか微妙な気がします。

 というのも、僕はこの対局ツイてなかった意外の敗因がもう一つあると思っています。

 それが憧れです。

 僕は中学3年生から麻雀を初めてはや10年。もう25になりました。

 じゃあこの10年間どうやって麻雀を勉強していたかと言うと、本を読むことと、麻雀実況動画を見る事だったんですね。

 そして福地先生とうに丸さんは、10年前から発信活動をしてらっしゃる、僕にとっては偉大な方です。

 高校生の頃は、コンビニに寄れば福地先生の本を探し、学校から帰ればうに丸さんの実況動画を見たものです。

 皆さんも好きな芸能人の方とかいると思います。仮にキムタクとしましょう。じゃあ実際にキムタクと会ってまともに喋れるかと言うと無理ですよね?

 よほど神経が図太かったりコミュ力があれば出来るかもしれませんが、大体舞い上がって変なこと言っちゃうのが関の山です。

 福地先生とうに丸さんは僕にとってのキムタクです。手が入ったとしてちゃんとした麻雀が打てたかと言うと、打てたと断言できないのが今の自分かなと思います。

 これを克服するためには、あの二人と同じレベルまで上がるしかないんですよね。雀力的な意味じゃなくて、発信者としての経験値とかそういう所です。

 君たちもいい戦術だしてるけど、俺も最先端の戦術沢山載せてるし???みたいなことを、いつか言えるようになるまで活動を続けられたらなと思います。


 後、対局中の裏話なんですが、実は福地先生がかなり緊張されていました。6巡に1回くらい大きく息を吐いていたんですよね。

 最年長者なのでどっしり構えた余裕の姿勢で来るかと思いきや、意外とそうでもなかったみたいで、放送対局はどんな人でも緊張するんだなと親近感を覚えたのが印象に残っています。


決勝戦の解説

 AMリーグはついに決勝戦を迎えます。面子は堀内さん、福地先生、肥え×さん、うに丸さんの4人。

 惨敗した僕は平澤さん、ちゃんまりさんと決勝戦の解説をやることになりました。

 でも実は、ヨーテル解説の予定はスケジュールになかったんですよね。

 全5試合をそれぞれ2人ずつ解説しようというのが当初の流れで、敗者復活戦と決勝戦の解説は福地先生、堀内さん、平澤さん、うに丸さんの4人で回す予定でした。

 ただ、うに丸さんが両方に選手として出場する展開になったので解説が1人足りなくなったと。じゃあヨーテルやってみるかという雰囲気になって解説をする事になりました。

 さあしかし困った。だって解説やる予定なかったんだから、喋ることなんも考えてきてねーぞ。

 敗者復活戦から決勝まであまり時間もなかったので、今から何か考えるのは無理です。そうしてたどり着いた結論は、誰かの真似をして解説しようというやり方でした。

 過去の放送対局で良かった解説のワードを引っ張ってきて、それをそのまま使おうというパクリ解説です。

 例えば山3のリーチが入った時に僕が「マウンテンスリー」と言ったのですが、これは木原浩一プロが一時期使っていた言葉です。

 堀内さんの打牌を繰り返し「堀内システム」と称していたのも、以前福地さんがスリアロの放送対局で堀内さんを解説していた時によく使っていたのを真似ただけです。

 というわけで、あの日の僕の解説は8割以上誰かの真似です。放送対局をよくご覧になる方なら「ヨーテルやってんな」と思われた方もいたのではないでしょうか。

 まあこれでトチっても平澤さんがいれば大丈夫でしょうと言った感じで、割と気楽に解説できたかなと思います。

 評価の方はかなり好評だったようで、ありがとうございます。声が聴きやすいとか生まれて初めて言われた気がします。

 試合が終わった後「俺、堀内正人の解説したんだ……」となって震えていたのがいい思い出です。


来期について

 AMリーグですが、予想をはるかに上回る反響により、来年度第2回の開催がほぼ決定しております。

 おそらく、規模も大きくなるでしょう。

 参加条件はアマチュアであること、ただそれだけです。

 人選の最終決定権は麻雀警察ひろーにあります。選ばれるのは、その年麻雀界を盛り上げようと精力的に活動を行った人たちです。

 これはつまり、今年のメンバーが来年もいるとは限らないということです。

 特にヨーテルなんて言うのは、麻雀警察の知り合いだから呼んでもらったようなもので、このまま何もしなければ来年は呼ばれないでしょう。(惨敗だったし……)

 だからこそ、来年もう一度あの場に立てるように。色々頑張らなきゃなぁと言ったところで、今回の記事は締めたいと思います。

 自腹を切って主催してくれた麻雀警察、集まった選手、スタッフの方、そしてなにより放送を見てくださった視聴者の方、本当にありがとうございました。ごきげんよう。

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