将来のために貯金しろという人は分かり合えない

2020年7月1日 10:24

子供のころから、親と祖父母と親戚とそれから教師に「将来のためにお金を貯めておきなさい」と言われてきた。現在でもそれは変わらない。

当時は命令にも聞こえたので、その言葉通りに小遣いも貯めてたし、新卒で入った会社の給与も決めた金額を使わないように心がけていた。

ただ僕は趣味でテレビゲームすることくらいしかなかったので、月1万円あれば2，3本のゲームが買えたから、生活費と税金以外の支出はそれくらいしかなかった。実家暮らしのメリットもあったが。

なので意識して貯金してきたつもりがなく、気づけば結構溜まってたパターンが多かった。

しかし将来、将来と漠然とした答えしか返さない周りにはついていけない。

「将来結婚するかもしれない、子供ができるかもしれない、なにか事故にあうかもしれない、重い病気になるかもしれない、老後のため」など憶測の意見しか言わない。

結局みんなは同じ流れ同じ行動をとりたがる脳に仕上がってしまったことで、結婚＝慣習のようになっている。

ただし何かの目的がハッキリしていて、それを達成するために貯金することは問題ない。

結婚したくて式も挙げたいからその費用を貯めるとか、車が欲しいからとか自分の欲のためなら必要のものだと思う。

僕自身が不必要だと思うことに心配などと言って使い道を邪魔するのは、ハッキリ言って迷惑でしかない。

現在コロナウイルスで失業した人たちが、貯金が無いと嘆いている人達がいる。

貯金しておけばと言われるかもしれないが、全世界の誰がここまで経済に影響すると思ったか、誰だってこうなることが分かっていればしてたかもしれない。

だけど未来が見えてたら苦労はしない。

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