人は自分のためにではなく、誰かのためにこそ力を発揮できる

僕は普段、割と本を読むほうだし、YouTubeやなんやでもいろんな勉強になるものを試聴することが多い。

でもそれって情報に触れている時は、ふんふん、って思うんだけど、しばらくすると忘れてしまいますよね。

学んだことをすぐに実践できる状況ならいいのですけど、ためになったなと思っても、しばらくすると見たことさえ忘れてしまっている。

でもね、そんな情報をふと思い出すことがあるんです。

僕は星詠みという占星術を行っているんですけど、その鑑定の中で、ご依頼者様のお悩みに触れているとき

あ、そういえば！って閃くことがあるんです。

そういえばあれが使えるかもしれないって、過去に僕が学んだけど、すぐに忘れてしまった知識。

その忘れ去られた知識が急に蘇ってくることがよくあるんです。

ちょっと話が変わるけど、火事場の馬鹿力みたいなことも

自分の子供を守るためだとか、自分の大切なものを助けようと必死になるからこそ、潜在能力のフタが外れるのだと思う。

つまり自分のためでなく、自分以外の大切なもののためだからこそ、測り得ない力を発揮できるのだ。

僕の占いでも、同じようなものなのだと思う。

大切なご依頼者様に真剣に寄り添っていくなかで、自分の知識のフタが開き、必要な情報を取り出すことができる。

ただインプットだけして、もしかしたら無駄な時間を過ごしていたかもしれないという情報も、こうして必要な時には取り出すことができたのです。

人は関わりあって生きている。

どんなに自由な時間があったとしても、孤独だと人生はつまらないもの。

仕事が辛かったとしても、自分の頑張りで、家族が美味しいご飯を食べることができる。

何のために受験勉強なんてするのか意味が分からない。

そんなに偉くならなくてもいい。

とか自分本位に考えると、頑張ることから逃げてしまいそうになるかもしれない。

そんな時は、将来自分と関わる人が幸せになることを考えたらよいのかもしれない。

何か自分以外の誰かを関連つけることによって、人は自分だけでは発揮できない能力を開花させることができるのだ。

面白い漫画を描く人も、読んでくれる人がいるから。

嬉しい感想をくれたりするから、もっと頑張れるのかもしれない。

人との関わりは、良いことばかりではない。

幸せも、不幸も

その両方がおとづれる。

それでも

だからこそ

より自分が幸せだと感じられるのだと思う。

人生は人間関係が全てなのかもしれない。

一度、そのように考えてみると、世の中がうまく回っていくのだと思うのでした。