息子に教えられた、自身の思考のクセについて
「パパやる気だして!」
突然、息子から言われた一言。
ちょっと考えごとをしながら歯磨きをしていた時だったので、ボンヤリとした顔をしてたのかなと思って、よしやる気を出すかと気合を入れようとしたんですけどね
ふと、なんのやる気だしたらいいの?
って聞いてみたんです。
そしたら
「今日の体操教室で跳び箱のテストがあるから、やる気出して応援して!」ってことだったんです。
「やる気出して」って言葉だけを聞いたら
とにかく何でもいいからやる気をださないとって、子供たちとの遊びとか家事に対してやる気を出しそうになったんですね。
でもそれは、息子にとっては”体操教室での応援をしっかりしてね”ってことだったんです。
僕はこういうハヤトチリが多いのかもしれないなとふと気づいたんですよね。
何となく、ふんわりとで理解したつもりになっていることがある。
間違った理解のまま動き出しているから、結果も間違ったものとなる。
今回は息子に詳しく確認したことで、息子の意向を理解し、体操教室で応援をしっかりすることができた。
話半分に理解していたとしたら、余計なところでやる気を出してしまい、肝心の息子の応援がおろそかになっていたかもしれない。
こうした自分の思考のクセというか、抜け漏れしやすいポイントっていうのは、気をつけなければいけないポイントであり、自分自身で理解しておくことが大事だなと思いました。
僕の場合は、話を受け取ってから、ふんわりと理解してそのまま動きだすのではなく、一呼吸おいて、何か確認漏れがないかなと一旦考えてみることが必要なようだ。
息子くん、大事なことに気づかせてくれてありがとう。
読んでくださるだけで幸せです。 サポートいただけるほど、何か心に残るものが書けていたのだとしたのならこんなに嬉しいことはありません。