見出し画像

「禁止」の心理トリガー


本当はダメだけど…


子供の頃に、

「お菓子を食べてはダメ!」
「ゲームをしてはダメ!」

などと言われたことがあるだろう。
でもそう言われると、
ついつい食べたくなったり、
ゲームをやりたくなったりしたくなるでしょ。

なぜか?

人間はできないことや
手に入らないものを欲しがる。

他人が大事にしているものを見ると、
自分も欲しくなるのだ。

目の届かないところに隠されたり、抱え込まれたりすると、もっと欲しくなる。

なぜか?

おそらく、欲求の原因は希少性。

大事にしまいこまれたもの、
届かないものを、
人間は貴重で手に入りにくいもの
だと感じる。


そして無意識に、
価値のあるものだと思い込んでしまうのだ。

いわゆるカリギュラ効果だ。

他人から禁止されると、
かえって欲求が強まる心理学用語。

人間のこの根源的な性質は、
なぜこんなにも欲求を高める効果が
あるのだろうか?

この感情を一体、
私たちはどう定義すべきなのだろうか?

ともあれ、
マーケティングにおいて強力な
感情であることは間違いない。

利用しない手はないだろう。

禁止の感情を活用する際は、
何か状況を設定しよう。

自社商品を、
なかなか手に入らないようなものに
見せるのだ。


禁止の感情を湧き上がらせるような
状況を考えてみる。

禁じられた、罪深い、極秘の、
一般的に知られたくない秘密...。

こうした状況を設定できれば、

お客の好奇心や願望は
あっという間に高まっていくことだろうね。

本当はもっと解説してもいいけど、

大事な情報だから秘密だよ...(^。^)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?