広告から胡散臭さを消す方法
ことセールスにおいて
「語り口なんてなんでも良いんじゃ?」
と思われるかもしれないが、
断じてそんなことはないと言っておこう。
例えば...
セールスマンがやってきて
「とりあえずこの商品はおすすめです!
買ってください!後悔はさせません!」
さて、あなたは彼に対してどう感じるだろうか?
あからさまなセールスだ。
もう必死じゃないか。
お客を選ぶわけでもなく
お客を思うわけでもなく、
自分のことしか考えていない有り様だ。
まあ、「とりあえず買ってくれ」
なんて言われても普通は買わないことだろう。
当然だ。買う理由がない。
これはセールスレターでも同じことだ。
まず第一に、セールスっぽさを
消さないといけない。
広告臭・胡散臭さを消さなければいけない。
明らかな営業臭を漂わせてはならない。
例えば、
「拝啓 いつもお世話になっております。
新商品のお知らせです。」
なんて書いてしまったものなら
一発でアウトだ。
すでに売り込みが見え見えだし、
何より営業臭い。
相当な信者じゃない限り買わないだろうね。
ではどうするか?
お客に親近感を持ってもらうのだ。
相手を思い描いて書こう。
相手を、
自分の友達として思い描いてみる。
そして、
自分の売る商品がその友達の生活を
向上させると信じることだ。
その友達の視点に立って、
どう説得されればその商品を
買うかを考えてみよう。
セールスレターでは、
書き言葉ではなく話し言葉で書くように。
友達に話すように書くのだ。
ブログではこんな感じに自然に書ける人でも、
なぜか、いざセールスコピーを
書こうとなるとかしこまってしまう。
ブログみたいな話し言葉でいいのだ。
お客は見知らぬ人より、
当然友達から勧められた方から買うだろう。
だからレターでは友情を育み、
信頼関係をつくることが大事になる。
友情を育てる強力な要素として、
類似性、同一性が挙げられる。
人は自分と似た人を好きになる傾向がある。
まあ、共通の趣味とかあれば友達できるからね。
お客との共通の話題を探そう。
お客との共通の悩みを探してみよう。
そこからペルソナをつくり、
読み手を自分がよく知っている友達に
置き換えて、
その人に向けて書くのだ。
その人が目の前にいて、
その人に話しかけるように書くのだ。
共通点があるなら、
それをアピールすることを忘れてはいけない。
まあつまり、雰囲気ってやつだ。
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