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お客を釣る


魚の餌と釣り道具。

お客を釣ると考えてみよう。
購入してもらうためには、

目の前に何か、
興味を引くものを糸でぶら下げ、
糸の引きを感じ、ぐいっと引っ張る。
そう、釣るのだ。

お客が私たちのプロモーションを
手に取る瞬間のことを考えて欲しい。

お客の手には大量の郵便の束。
私たちの広告はその中の1つに過ぎない。

お客は郵便を選り分けながら、
どれを開けるか、捨てるか判断している。

ダイレクトメールの専門家によると、

一般的にお客は私たちの広告を開けるかどうか決めるのに10秒もかからないのだそうだ。
(私たちが書いたセールスレターはその何十倍も時間をかけているというのにねぇ?

さて、話を釣りに戻そう。

私たちはお客のすぐそばまで近づいている。
もう少し。待ちに望んだ魚だ。

しかしまだ、
水に飛び込んで
その魚を捕まえることはできない。

それでは、うまく捕まえられない。

だから、餌を食べてもらうのを待つ。

しかし、周りには
他にもたくさんの餌(広告)があるではないか。

どうすればいいか?

簡単な話だ。
自分の餌を他と比べて、
大きくて美味しいものにすればいいのだ。

ところが、それは他の釣り人も同じだ。

手に竿を持つ全ての人が、
美味しい餌を仕掛けようと考えている。

ではどうやって魚(お客)を
私たちの餌に食いつかせるか?

一瞬の間があるのだ。

滅多にない、
お客が私たちの餌を見てくれる、一瞬の間が。

お客はその一瞬だけは、
一部の言葉や文章に目を通してくれる。

私たちの餌の真価を発揮させるときが来た。

即座にお客が求めているものについて語り、
リードで引き、捕まえる。

お客が本当に関心を持っていることを語り、
お客の心を引っ張らなくてはならない。


お客に信じさせるのだ。
これは読む価値があるとね。

「このオファーは、他とは違う。本物かもしれない。そして私のためにあるのだ」と。

やっと釣れた。
お客を購入へと導くことができた。

私たちのセールスレターを読んでもらうのが
どれだけ難しいかということを

釣りで例えてみただけだよ。

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