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2021年に読んだ65冊と、個人的ベスト15作品

今年は65冊、本を読んだ。

途中まで読み進めた本も数えればさらに倍以上はあるのだけど、最後まできちんと読み通せた本が65冊だった。決して途中で止まってしまった本がつまらなかったわけではなく、「いち早く読みたい本」がどこかから出現してしまったのである。

だからもちろん、途中で止まっている本も、そのうち最後まで読みたいと思っている。ただいかんせん、次から次へと魅力的な本を知ってしまい、その都度優先順位が入れ替わる。書店へ行くとすぐ新しい本に目移りしてしまうので、最近はできるだけ行かないようにしている。新しい本を物色している暇があれば、手元の本を1ページでも読み進めた方がいいからね。

さて、今年はどんな本を読んできたか。自分の整理のためにも、ジャンル別で、65冊を並べてみた。そして最後に、イチオシの本をいくつか紹介したい。

文章術・ライター関係 7冊

『いますぐ書け、の文章法』
『書くことについて』
『三行で撃つ 〈善く、生きる〉ための文章塾』 
『小説家になって億を稼ごう』 
『暮らしを変える 書く力』 
『取材・執筆・推敲 書く人の教科書』 
『書く仕事がしたい』

※記事の最後に、ライターさんにおすすめの4冊を紹介しました。

エッセイ 18冊

『島へ免許を取りに行く』 
『わたしのマトカ』 
『ももこの世界あっちこっちめぐり』 
『旅のつばくろ』
『パリ・旅の雑学ノート』
『ロンドン 旅の雑学ノート』
『センス・オブ・ワンダー』 
『村上ラヂオ3 サラダ好きのライオン』 
『思考の整理学』 
『村上朝日堂ジャーナル うずまき猫のみつけかた』
『村上ラジオ2 おおきなかぶ、むずかしいアボカド』
『星野道夫 約束の川』 
『アラスカ 光と風』
『岡潔 数学を志す人に』
『ひとりでは生きられないのも芸のうち』 
『ひとりでも生きられる』
『旅立つには最高の日』 
『随想 春夏秋冬』

小説(一般) 5冊

『木曜日にはココアを』 
『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』 
『女のいない男たち』 
『ジヴェルニーの食卓』
『遠い山なみの光』 

小説(SF) 4冊

『三体III上』
『三体III下』
『夏への扉』 
『幼年期の終り』 

ノンフィクション 5冊

『Au オードリー・タン 天才IT相7つの顔』
『最悪の予感』 
『中田英寿 鼓動』
『ウルトラニッチ』 
『虹色のチョーク』 

ビジネス書 3冊

『ビジネスの未来』
『外資系コンサルの知的生産術』
『コンサル一年目が学ぶこと』

自己啓発書 8冊

『自分だけの才能の見つけ方』 
『ぼくらの仮説が世界をつくる』 
『ずっとやりたかったことを、やりなさい。(2)』
『その生きづらさ、「かくれ繊細さん」かもしれません』
『つながらない勇気』 
『あなたはあなたが使っている言葉でできている』
『会って、話すこと。』
『運命を拓く』 

人文・社会科学 9冊

NHK 100分 de 名著 カール・マルクス『資本論』
『人新生の資本論』 
『武器としての「資本論」』
『スマホ脳』
『令和GALSの社会学』 
『現代経済学の直観的方法』 
『愛するということ』
『私とは何か』 
『若き詩人への手紙』

歴史関係 6冊

『ガリア戦記』
『ローマ人の物語 (6) ― 勝者の混迷(上)』
『ローマ人の物語 (7) ― 勝者の混迷(下)』
『ローマ人の物語〈8〉ユリウス・カエサル ルビコン以前(上) 』
『ローマ人の物語〈9〉ユリウス・カエサル ルビコン以前(中)』
『ローマ人の物語〈10〉ユリウス・カエサル ルビコン以前(下)』

2021年度 個人的ベスト15はこれだ!

・銀賞 10作品(順位は決められません!)

レイチェル・カーソン『センス・オブ・ワンダー』

コメント:この本の影響で、毎朝近所の公園を散歩するようになった。

村上春樹『村上ラヂオ3 サラダ好きのライオン』

コメント:スラスラ読める文章のお手本。村上エッセイの真髄。

星野道夫『約束の川』 

コメント:編纂の妙を感じる一冊。星野道夫を知る入門書にも◎

村上春樹『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』

コメント:久しぶりに村上春樹の小説を読んだけど、やっぱり引き込まれる。

マイケル・ルイス『最悪の予感』

コメント:このテーマでこれだけ夢中でさせる筆力って、いったい何!?

川内イオ『ウルトラニッチ』

コメント:川内イオさんの書籍や記事は、インタビューライターのお手本。

アンデシュ・ハンセン『スマホ脳』

コメント:この本を読んで、少しはスマホに触る時間を減らした(まだ多いけど)

中村天風『運命を拓く』

コメント:大谷翔平選手が影響を受けた本。何事も積極精神であるべし!

NHK 100分 de 名著 カール・マルクス『資本論』

コメント:「資本主義とは何か」を学ぶうえで、良い入門書になる。

平野啓一郎『私とは何か』

コメント:「分人」という概念に「おおっ」となった。

・金賞 5作品

第5位 田中真知『旅立つには最高の日』

コメント:好きな作家さんが増えた。非常に素晴らしいエッセイ。

第4位 片桐はいり『わたしのマトカ』

コメント:驚きの文才!エッセイを学びたいライターはこれを読もう!

第3位 小松成美 『中田英寿 鼓動』

コメント:小松成美さんの偉大さを感じる一冊。ノンフィクションの金字塔。

第2位 長沼伸一郎『現代経済学の直観的方法』

コメント:ライターがお手本とすべき文章。難しいことをわかりやすく。

第1位 劉 慈欣『三体III(上・下)』

コメント:全世界で3000万部以上売れている超ヒット作の完結編。日本ではまだ数十万部だから、本当の意味で話題になるのはこれからかも。この本を読んでいたときほど読書の喜びを感じたことはない。作者は天才 of 天才。

・番外編:ライターにおすすめの参考書4冊

文章術・ライター関係の本をいくつか読んだなかで、この4冊は個人的におすすめ。

終わりに

来年は、今年と同じくらい読書に励みつつ、文章もしっかり書いていきたい。そして自分の本を出すこと。それが目標。

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