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今日は、弊社所属声優・タレントの矢方美紀のバースデイ!

6月29日。

今日は、弊社「TYK Promotion」のエースである「矢方美紀(やかた・みき)」の誕生日。

前日には、僕が4年前からリーダーとして活動している「ナゴヤアニメ創世計画:ナゴエイト」がきっかけとなって生まれたナゴヤ=東海エリア発のオリジナルTVアニメ「シキザクラ」のファンミーティングがリモート配信で開催され、

そこで、遂に矢方が追加メインキャラの1人「明神紅緒(みょうじん・べにお)役」をオーディションの末、勝ち取った報告を発表しました。

アニメイトタイムズさん
https://twitter.com/animatetimes/status/1277179951809097728?s=21

電撃オンラインさん
https://twitter.com/dengekionline/status/1277179960008962048?s=21

AKIBA'S GATEさん
https://twitter.com/akibasgate/status/1277180626131550208?s=21

MANTAN WEBさん
https://twitter.com/mantanweb/status/1277181235543097345?s=21

コミックナタリーさん
https://twitter.com/comic_natalie/status/1277179975339175938?s=21

などなど、アニメ系大手ネットニュースサイトで多数取り上げていただき、反響をいただきました。本当にありがとうございました!!


さて、そんな彼女にとって記念すべき日にもなったし、その勢いに乗って、僕も、公にはどこにも語っていない、矢方との今までの事でも、なんとな〜く振り返ってみようかな。


・・・・・・・・・・。


彼女と出会ったのは、3年前…彼女がSKE48を卒業した直後でした。

厳密に言うと、3年よりもはるか以前・・・
僕がMCで出演したとあるイベントに、彼女はゲストで登場したことがあり、それを含めると、もう10年くらい前にはなる。


話を3年前に戻そう。

SKEを卒業したての彼女は、地元大分に帰るわけでも、他のメンバーのように東京の大手事務所に声はかけられていたが入るわけでもなく、彼女にとって「第2の故郷」となった「東海エリア」で、当面はゆっくりバイトでもしながら、これからの事を考える・・・といった時期だったようで・・・


そして当時の僕はというと、名古屋のラジオ局「ZIP-FM」の自分の冠番組
サブカル専門番組「サブカルキングダム」のアシスタントを探している時期でした。


そんなある日、たまたま彼女との共通の知人と電話をしている際・・・

Y:「Tさ〜ん!だれかいいアシスタント候補いないっすかね〜?」

T氏:「ついこの間までSKEにいた矢方美紀って娘がアニメ好きだから、本人にやりたいか聞いてみましょうか?」

Y:「おお!まじっすか!是非!!」

翌日・・・。

T氏:「YOSUKEさん!矢方さん興味あるそうです!」

Y:「まじっすか!?是非会ってみたいです!」

こうして、僕は矢方と再会し、その場で面接をして、2週間後には「サブカルキングダム」の僕のアシスタントとしてZIPで毎週しゃべることになったのでした。

それからというもの毎週顔を合わせるようになり、ぶっちゃけSKE時代の彼女の活躍をほぼ知らない僕は、改めて番組内外を通して、彼女の今までや今後についてたくさん話し合いました。

彼女は元々「声優」になりたくて芸能界の門戸を叩き、入った先がSKE48で、7年間在籍。
大好きな「ハガレン」の朴璐美さんのような声優さんになる夢を今一度追いかけたくて卒業。

ただ、東京の喧騒にも辟易しており、あまり東京の空気に馴染めないんじゃないか…それに、せっかく長い間SKEでお世話になったわけだから、「第2の故郷:名古屋」でタレント活動もしていきたい…などなど、

彼女の話をいっぱい聞きながら、それと同時にとにかく僕は、ナゴヤから一緒に戦ってくれたら超アツいし、彼女の話を聞いている限り、名古屋を中心に活動した方が彼女には合っているんじゃないか?と思っていたので、「名古屋をアニメで盛り上げていきたい!」という僕のアツいビジョンをとにかく語っていました。


そして、再会から約一年弱が経とうとするその年の暮れ・・・

Y:「東京に出るんじゃなくて、名古屋で腰据えて一緒に戦わないか?」

と尋ねると・・・

矢方:「はい!よろしくお願いします!」

との快諾の返事。


こうして年明けの2018年1月1日。
晴れて矢方美紀は「TYK Promotion」の所属タレント第1号になったのでした。


僕とマネージャーは、改めてTYKの仲間となってくれた彼女の存在に胸を踊らせ、
「さあ、どうやって彼女と戦っていこうか?」と言うことを話し合っていました。

・・・そんな矢先、彼女に衝撃的な出来事が訪れます。

年が明けてしばらくした時、彼女は僕らに自分が「乳がん」になったことを教えてくれました。

彼女はもちろんですが、僕らにとっても想像を絶するショッキングな出来事でした。

余談ですが、僕が中学1年の時に「おふくろ」を「胃癌」で、高校1年の時に「おやじ」を「急性肺炎」で亡くしており、逆に大人になってから身近の人間が大病を患ったことがなく・・・

本当に久方ぶりに大切な身近な人間からそのような報告を受け、聞いた直後は、本当にどうしたらいいかもわからず、なんなら昨年の段階で「胸にコリコリするのがあるんです〜」と言われていた時、

「なぜ自分は彼女の異変に気付いてやれなかったのか?」
「なぜ、即座に病院に行くことを進言できなかったのか?」

ということを悔いても悔やみきれない思いに苛まれてしまいました。

その時痛感したのは、なにより「乳がん」に対する知識や意識が欠如していた
・・・ということでした。


その後、彼女の手術に向けて、1人の友人としてあげられることはないか?
事務所の代表として、してあげられることはないか?

など、色々なことをマネージャーと悩み、話し合いました。

そんな中、当の本人は、だれよりも気丈に振る舞い、誰よりも辛いはずなのに僕らには常に「笑顔」を見せてくれる彼女の強さに、僕らは・・・

「今、彼女にしてあげられることをただただ精一杯しよう。」
「最低限の気を使わなければならないこと以外、病気になる前と全く同じように接しよう。」

・・・と強く誓いました。


それからの彼女との今までの2年間は、かけがえのないほどに濃密で有意義な時間でした。

手術や術後の抗がん剤治療など、初期の辛い時期を見事乗り越えてくれたことが非常に嬉しかったし、今なんて、常に誰よりも活発で、真面目で、バイタリティ高く生活している彼女の強さを見ると本当に頭が上がらないし、心から敬意を払いたいなと思います。


改めて彼女と出会えたことに感謝をしたいと思います。


さて、すごく長文になってしまいしたが、

とにかく2018年1月からTYKのエースとして輝いている彼女が今回のオーディションで「紅緒」を掴み取ったことは、僕にとってとても嬉しい出来事でした。

もちろん他のメンバーがなったとしてもうれしいと思うんですが、誰よりも早く僕の志に乗っかってくれたのは、矢方美紀だけなので。喜びと安堵感はひとしおでした。笑


こんな数奇な運命もあるんだな〜〜と
今、激動の2年間を軽く思い返しただけでも、この文章量www


人生って不思議なモノですね。だから面白いんですけど。

ただ、最後に、まだTYKは弱小で未熟であるなと今回のニュースサイト見てて改めて実感したお話を・・・。

各ニュースサイトの記事のタイトルには、必ず・・・

「元SKE48」がいまだにつけられます。


この大きな肩書・・・


いつか「声優・矢方美紀さん・・・」になることを目指して、

矢方美紀と共に、我々TYKももっともっと精進していきたいと改めて思った次第です。


なぜか彼女の誕生日に、僕が改めてモチベーション上げちゃった感じで、お恥ずかしい限りですが、でも、本音・・・ということで。


改めて、

矢方〜〜お誕生日おめでとう!

紅緒になれて、本当におめでと〜〜〜!!!


がんばろうな!

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