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2019年1月レビュー

新たな部署に着任したこともあり、とにかくインプットが多い一か月だった。その中でも最初のキャッチアップとしては、悪くないと思える状態にはなれている気がする。
first 30 days、first 100 daysみたいな言い方をするけど、「圧倒的なスタートダッシュを切るために何を意識して取り組むべきか」ということを考え続けた一か月だった。新たな環境に身を置くこと自体は今後の人生の中で何度もあると思うので、スタートダッシュノウハウを自分の中で蓄積するべく、何を意識して取り組んだかを整理することは価値があると思う。

1.意識して取り組んだこと

自分で時間をコントロールする

要すれば、能動的であれ、ということ。慣れない時期は特に、「よく分からないまま打ち合わせに呼ばれる」「上からの指示を受けた作業に訳分からぬまま非効率に取り組む」という状態になりがち。仕方ない面もあるのだが、「自分から誰かにアポを取って話を聞きに行く」「特に頼まれてもいないけど、自分の考えを纏めて上司にぶつける」「準備を徹底して、打ち合わせは自分の疑問点を解決する時間にする」といったことが出来るかが勝負であり、その方が仕事は圧倒的に楽しい。
まだまだ業界のことを知らなければならないので、周囲の指導のもとで動く面と能動的に動く面のバランスを取りながら時間をコントロールしていきたい。

負の感情から逃げない

慣れない時期は、「そんな事聞かれても分からないです・・・」「これはまだ自分がやらなくていいかな」と思う等、勝手に言い訳を作ってしまいがち。そんな負の感情を持った弱い自分に客観的に気付き、それに立ち向かう姿勢を持つこと。それが成長曲線を描けるかどうかの分かれ道だと思う。これは言うのは簡単で結構辛いし、大変なんだけど、とにかく逃げない姿勢で取り組んでいきたい。

アウトプットを増やす

自ら周囲に説明せざるを得ない状態を作ることも大事。結局人は、他人から話を聞いたこと、読んだ内容の大半は忘れるし、誰かがやってくれると思っている以上、自分のものにした、と言える状態にはなり得ない。だからこそ、頭で理解したことを実際に文章にしてみる、絵に落とし込んでみる、そしてそれに対してよく知っている人からフィードバックを貰う、というプロセスを何度も経ることが大事だと思った。

2.もっと取り組みたいこと

誰かの涙を体で感じること

机上の空論だけだと、モチベーションは長続きしない。やはり、「本当に困っていて涙をしている人は誰なのか」「その方達は何故そのような状態になっているのか」・・・そんなことをしっかりと体で感じて、「あの方達のためなら」と思える状態にすることが大事だと思った。

自分と組織をアップグレードすること

今僕たちがやろうとしているのは、業界を変えること。その前提としては、自分が変わること、そして自分のチーム自身が変わること。カルチャーを変えていくには、Mission/Value/Methodologyを明確にし、それをしっかり守っていく姿勢が大事だと思う。今の組織に新しい風を吹き込むべく、自分なりに切り込んでいきたい。

誰よりも詳しい分野を創る

今自分が取り組んでいる領域は、範囲がすごく広い。だからこそ全部を深く知っている人は極めて稀有。実際に周囲と話をしていても、「意外と知られてないことなのね」と思ったことも何度かあった。これはチャンスであり、誰かに頼られる分野をいち早くつくり、自分のポジショニングを築いていきたい。絶えまぬインプットが必要になるけど、それを戦略的に効率的に取り組むことも必要だと思う。

「なるほど!へぇ~!」と誰もが思える事実ネタを掴む

誰にとっても身近且つ課題の大きさや深さが分かるエピソードを用意することで、仲間を増やすこと。一方、ただ単に事実を伝えるだけだと自分の頭を使ったことにはならないので、「意味づけ」をしっかり持たせることも大事だと思っている。

スタートダッシュに必要な要素はまだまだあるはずだし、良いやり方や向き合い方を知っている人がいれば是非教えて欲しい。まだまだブラッシュアップしていくつもり。

濃かった時間はあっという間に過ぎていったけど、映画や芸術、自然に触れる時間も中々持てなかったので、2月はこのあたりの時間を意図して創ることもしていきたい。クリエイティブな発想を持ち込めることがとても大事な領域だと思うから。

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