見出し画像

2018年5月レビュー

5月は歴史を学ぶ時間が多かった。

ゴールデンウィークは薩摩と水戸に行き、幕末について今までより一歩踏み込んで学ぶきっかけになった。また、毎月開催されている会社OB主催の勉強会では、太平洋軍等について研究をされているジャーナリスト・大学教授の方との接点を通じて、20世紀の戦争やメディアそのものについて学ぶきっかけになった。これらを通じて、今改めて思うことは、

1.物事を俯瞰的に捉える努力をすることの大切さ:明治維新を暴力革命という人もいる。歴史は、誰の目線で語られたかで見え方が全く異なってくる。小説家が書く or 歴史家が書くだけでも全然違う内容になる。一人の著者や一冊の本に頼り切ってしまうと、かなりRiskyだということがよく分かった。(こういう気付きが得られたのも、歴史マニアならぬ友人がいるからかもしれないが)  事実は一つしかなくとも、その裏に隠された真実や正義は、立場によって違う。政府やメディアを見ててもそうだけど、真実は歪んで大衆に伝えられる。それを分かった上で、日々を過ごさないと、簡単に流される軽い人間になってしまう。

2.大局に捉えない判断は最善ではないということ:自分の経験だけで意思決定してしまうことは恐ろしいと思う。勿論、意思決定する対象の大小にもよるけど、自分は大きな視点から物事を判断出来るようになりたい。チャーチルだったらどうするか、ナポレオンはどこで誤ったのか・・・自分なりの歴史観を持ち、大局で判断が出来ない人に重要な意思決定をする資格はない。自分はまだまだ勉強しないといけないことが山積みだ。

3.自分の知りたいというモチベーションの源:結局分かったのは、「旅に出る前後」「誰かに会う前後」が自分にとっては、情報収集意欲が掻き立てられるきっかけになるということ。深く広く知りたい、熱く議論したい、そんな知的欲求が強くなりやすい。これも、「自分自身は何者か?」という問いに対する小さな一つの答えでもある。もし意欲が湧かない時は、旅の予約をする、誰かと会う約束をする。結構シンプル。

さて、こんな偉そうなことを綴ってしまったが、反省がある。「俺は皆よりよく知っている」と少し上から目線になってしまったり、せっかく誰かが共有してくれた極秘情報を「俺は知っている」ことをひけらかしたいが為に周囲に内々共有してしまう、そんな自分がいた。これについては本当に反省している。いくら勉強して知見が蓄積されても、小さなことで信頼は失ってしまう。日々の小さな約束を守ることの積み重ねって本当大事だな。

質実剛健。自分はそうありたい。

6月は大勝負が1つあり、もっと大きな勝負は8月まで続く。頭痛になることが多いのだが、健康管理には気を付けつつ、残り僅かになった今のミッション期間で大きく飛躍出来るように頑張りたい。

(写真は、今月一番見直してしまった一枚。これを見ていると、自分が最も素直になれる気がしている。)

【5月に読んだ本・観た映画】


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?