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VISIONATION ~どうしたい、俺たちの新潟~

昨年9月に仕事で新潟を訪問し、現地の方々の地元を想う熱い気持ち、そして温かさに触れ、「自分も何か力になりたい」という想いを持つようになった。以来、週末を使って個人で来るのは今回が3回目。やっと微力ながら少しお役に立てた気がしている。

「場所を先に押さえて自分を追い込む。」これはスマイルズの遠山社長から学んだこと。今回はそれを真似てみた。100名以上入る新潟日報のホールが空いていることを知り、即予約したのは、確か11月末頃。何をするかも決まってないけど、そこから急ピッチで準備をしてきた。

現地で熱き活動をされている複数の団体·学生の方達+東京の仲間に集まって頂き、皆で新潟も「共通の未来創造図を描く」ことを目的に小規模カンファレンスを開催させて頂いた。

会社の新潟支店の方が本当に凄く活動的でネットワークも広く、彼女を慕って現地6団体約50名もの方々が来て下さった。驚きは、新潟市長まで駆けつけて下さったこと!!県外者の自分が下手に出しゃばった感じが出てしまう為、結構不安な気持ちも強かったが、皆さんが温かく受け入れて下さり、良い会に出来た気がしている。

反省点としては、

1.  自分のコトバ力の低さ: 最初のイントロで参加者の気持ちをグッと引き寄せるキーワードを出せていなかった。「県外者がなぜ新潟に惚れ込んだのか!?」について、自ら熱く語ることを怠ってしまった。原因は2つ。1つは、全体の進行シミュレーションに頭がいっぱいでコトバを整理する時間を取れてなかったこと。もう1つは映像と写真に頼ってしまったこと。一方で一緒に準備をした会社同期の仲間はとても熱く自分のコトバで語ってくれたので、とても頼もしかった。

2. 自分のコメント力の低さ: 各班に議論内容の発表をして頂いた際に、コトバのキャッチボールや感想無く次の班に進んでしまった。残時間に対して班数が多かったのでテンポ良く進める必要はあったのが、5-10秒で良いので何かコメントしないと発表してくれた方に失礼だ。原因は、時間配分設定とコメントすることへの意識が足りてなかったことに尽きる。

でも、全体的に良かったことは、普段会うことのない団体間·世代間·県内外間で、地元の魅力と未来を語り合う場を作れたことに、皆さんが価値を感じて下さったこと。もしかしたら1団体に属す方が旗を振ったらその時点でヒエラルキーが出来てしまいフラット感が出ないデメリットがあるとすれば、今回のような取り組みは、自分のような県外者だからこそ出来ることなのかもしれない。

今回、新潟の人の温かさの根源には、「港町文化」「豪雪地帯という地理的特徴」という必然性があるのではないか、と思わされた。もう少し歴史の勉強を通じて失ってはならないDNAみたいなものを皆さんと確認出来たらと思っている。

その他にも学んだこと、気づいたこと、多々あり、次の取り組みについても幾つかアイディアが湧いてきているのだが、まずは今回の議論内容を早く整理して、新潟の皆さんに共有したい。

今回議論して皆が持てた共通の発見は、「人が最大の財産であり魅力」ということだと思う。自分達のことをこんな風に言えちゃう地域ってそんなないよな、、、アッパレ新潟!!

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