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マスク、黙食、請願、教育の在り方、親たちが本気で動き始めた

 NPO法人あそびそだちiLabo(運動あそび塾しらさん家)の参加者のみなさんへお配りしている「ササめがね通信」をこちらに掲載しています。
(1月号 No61.2022年12月19日発行より)

 久しぶりの投稿です。笹川が日常で感じたり行動したりしたことなどを好きに書かせて頂いている定期通信、よろしければ少しお付き合いください!

請願ってご存じですか?

 12月に市内のママさんたちと、柏崎市議会へ請願を提出しました。請願って?市、県、国などへ、要望や意見などを申し出ることができる仕組みで、国民の権利として憲法で定められています。しかしこれ、提出までがとても面倒で、さらに請願が通るかどうかは至難の業です。どれだけ大変そうかは、「柏崎市 請願」などで検索すると説明が出てきますから見てみていただきたいのですが、それでも提出しようと思った内容は、簡潔に言うと、

〇マスクの着用・非着用による差別がないように、ホームページやポスターなどで周知してください。
〇柏崎市の子どもたちの給食の実態を知って、行き過ぎた黙食指導を改善してください。
という上記2つです。

 僕たちが止むに止まれず立ち上がったのは、大人は旅行も宴会もどんどん自由になっているのに、なぜか子どもたちはいつまでも我慢させられているという状況をただ見ているわけにはいかないと思ったからです。しかし結果は“不採択”。なぜ?と思っていただけるようでしたら、YouTube「柏崎市議会委員会」12/14の会議をご覧ください。見つけづらいので、分からない時はお声掛けください。

※上の動画の他、あと3つくらいあります。


なぜ子どもたちへ我慢させるのか

 さて、教育委員会や保育課など管理する側の方々が、県や国の指針に従い、子どもたちのことを考え、そして保護者や学校運営のことも考えるという難しいかじ取りをしている、ということはよく分かります。それと同時に、現場の先生方が日々葛藤の中でできることを一生懸命取り組もうとしているということもよく分かります。しかし結果的に、マスクにせよ黙食にせよ、子どもたちへ我慢を強いている状況がなかなか変わりません。管理する側も現場も、常に何かのプレッシャーを感じていて、それが子どもたちへの行き過ぎた指導という形で現れているように、私は感じています。

 では何が問題なのでしょうか。2類が5類になればよいのでしょうか。たしかにそれもあると思います。しかし別の視点で、私は以前から言っていますが、今こそ学校教育の仕組みを見直すべきだと思うのです。
 例えば、忙しすぎる先生方の負担を減らすにはクラスを少人数化(多くても20名以下に)した方がよいと思います。これは感染症対策にも有効です。しかし現状は統廃合による一極集中が進んでいます。授業だって例えば英語はオンラインを活用してもよいのではないですか?そして先生たちがもっとひとりひとりの子どもたちと笑顔で向き合う、そんな学校の方がよいと思いませんか?
 それから真に多様性を認める社会を実現するならば、学校以外での学びの場(居場所)をあたりまえのように認めるべきです。

 そしてこのような教育の在り方について、私たち保護者が、もっと議論に加わらなくてはいけないのだと思います。


「夢みる小学校」で教育を考えませんか

 話題作「夢みる小学校」(文科省選定作品)の上映会が決定しました!

  日時:令和5年3月21日(火・祝) 本編約90分
     1部10:00~ 2部14:00~ 3部18:00~
  会場:文化会館アルフォーレ マルチホール
  主催:越のハチドリ実行委員会
  後援:柏崎市教育委員会

 宿題がない、テストがない、「先生」がいない、そんな環境での体験学習を30年間実践してきた学校や、通知表がない公立の小学校、校則ゼロの中学校などが登場します。各回上映後には、ゲストを招いての意見交換タイムもあります。ぜひたくさんの方々から足をお運びいただき、ミライの教育について考え合えたら嬉しく思います。

お申込みはこちらから
「夢みる小学校」上映会in柏崎市 お申込みフォーム - Google フォーム

お問い合わせは、ぼくに聞いていただくか、下記までメールでお願いします!
koshinohachidori@gmail.com

 本年もNPO法人あそびそだちiLaboの活動へご参加いただき、またご協力いただき誠にありがとうございました。新しい年もワクワクしながら進んでいきたいと思います。穏やかによいお年をお迎えください。みなさまのご多幸をお祈り申し上げます。


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