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#199 研究会での学び「生成AIの普及と教育利用に関する最新動向」part.1

テーマ

生成AIを教育現場で効果的に活用するためには、その仕組みの理解と適切な使用方法が重要であり、子供たちがAIと健全に付き合う方法を学ぶことが重要である。

要点

1. 生成AIは、従来のコンピューターの使い方とは一歩異なるものであり、その生成能力を最大限に活用するためには、子供たちに対して異なるアプローチを取る必要がある。

2. 生成AIを教育現場で効果的に活用するためには、実践的な使い方を理解し、子供たちが自由に探求できる環境を提供することが重要である。

3. 生成AIを用いた教育活動では、フィードバックと交流の方法も重要であり、これにより子供たちの理解を深めることができる。

4. 授業でのツールの活用について、特に吹き出し君の使用が好評であること、そしてジャムボードがサービス終了することが話された。

5. 質問の仕方によってAIの反応が大きく変わることが理解できた。

6. AIはインターネット上の膨大なデータを学習し、人間のニーズに合わせて応答を生成する。

7. AIは膨大なデータと確率統計を用いて応答を生成するが、その反応が人間らしく感じられることがある。

8. AIによる情報生成の理解と、その情報の正確性を確認することの重要性。

9. AIを教育現場で活用するためには、その仕組みの理解と適切な使用方法が重要である。

10. 子どもたちは既にAIと関わっており、教育現場でもAIを活用することの重要性が高まっている。適切な指導と体験を通じて、子どもたちがAIと健全に付き合う方法を学ぶことが重要である。

章とトピック

1. 生成AIの活用と子供たちの教育
  > 生成AIは、従来のコンピューターの使い方とは一歩異なるものであり、その生成能力を最大限に活用するためには、子供たちに対して異なるアプローチを取る必要がある。
   - 隣同士で結果が異なることに対する不満
   - 生成AIの象徴としての位置づけ
   - 子供たちとの共同使用時のアプローチ
   - 生成AIによる教育の可能性
   - 検索エンジンとしての利用からの脱却
   - 生成AIの本来のパワーの引き出し方

2. 生成AIの実践的な使い方
  > 生成AIを教育現場で効果的に活用するためには、実践的な使い方を理解し、子供たちが自由に探求できる環境を提供することが重要である。
   - 生成AIの指示による多様な結果
   - 子供たちの生成AIへの質問傾向
   - 生成AIの教育への応用方法
   - 安全な使用のための管理者の役割

3. 生成AIのフィードバックと交流の方法
  > 生成AIを用いた教育活動では、フィードバックと交流の方法も重要であり、これにより子供たちの理解を深めることができる。
   - ふきだしくんを使った交流
   - 匿名での投稿可能性
   - 付箋のソーシャル機能

4. 授業でのツールの活用
  > 授業でのツールの活用について、特に吹き出し君の使用が好評であること、そしてジャムボードがサービス終了することが話された。
   -ふきだしくんが授業で好評
   - ジャムボードが2023年12月にサービス終了
   - ジャムボードの代替についての検討が必要

5. 質問の仕方とAIの反応
  > 質問の仕方によってAIの反応が大きく変わることが理解できた。
   - 子供が複雑な質問をしたときにAIの反応が予想外だった例
   - 簡単な質問を意図しても、予想外の量の情報が返ってくることがある
   - 質問に条件を加えることで、AIの答えが変わることがある

6. AIの学習と応答メカニズム
  > AIはインターネット上の膨大なデータを学習し、人間のニーズに合わせて応答を生成する。
   - インターネット上のデータを集めてAIに学習させる
   - AIの応答は学習したデータに基づいて生成される
   - トレーニングによって、より自然で人間らしい応答を目指す

7. AIと人間の知的活動
  > AIは膨大なデータと確率統計を用いて応答を生成するが、その反応が人間らしく感じられることがある。
   - AIは単純な計算によって応答を生成する
   - AIの反応が人間らしく感じられることがあるが、それは計算の結果に過ぎない
   - AIの応答はデータの量に依存する

8. 情報の正確性とファクトチェック
  > AIによる情報生成の理解と、その情報の正確性を確認することの重要性。
   - AIは膨大なデータから情報を生成するが、その正確性は保証されない
   - ファクトチェックはAIに限らず、あらゆる情報に対して重要

9. AIの教育への応用
  > AIを教育現場で活用するためには、その仕組みの理解と適切な使用方法が重要である。
   - AIをツールとして教育現場で活用する方法
   - AIの使用にあたっての注意点

10. 授業の進行方法
  > 授業では、特定のリンクやQRコードを使用して、参加者が情報を共有し、対話する方法が紹介された。
   - リンク集やQRコードを通じて情報共有
   - 12桁のコードを使用した授業参加方法
   - 授業コードの入力と使用

11. 対話とAIの使用
  > 対話中に話題が変わる場合は、新しいチャットを開始することで、AIが文脈を適切に理解しやすくなる。
   - 話題が変わる場合は新しいチャットを開始
   - AIは文脈をある程度覚えている
   - 対話を重ねることで意図した結果に近づく

12. 教育と学習
  > 教育では、自分で考え、デザインし、書く力をつけることが重要であり、生成AIを含む全ての学習がその支援をする。
   - 自分で考える力の育成
   - 生成AIを含む学習の重要性
   - 教育における自主性の促進

13. 新しい提案とアイデアの生成
  > 新しい提案やアイデアの生成は難しいが、それを磨くことがこれからの必要な能力になる。
   - 新しい提案の生成の難しさ
   - アイデア生成能力の重要性

14. プログラムとツールの利用
  > 様々な無料プログラムが提供されており、これらを活用することで、学習や情報共有が容易になる。
   - 無料プログラムの提供
   - スマートフォンを利用した学習の促進

15. ディベートと批判的思考
  > ディベートや批判的思考を通じて、様々な立場からの意見を考えることが、理解を深める上で有効である。
   - ディベートのシミュレーションの有効性
   - 賛成、反対、中立の立場からの議論

16. 効果的なAIの指示の出し方
  > AIに対する指示の出し方を工夫することで、より意図した結果を引き出すことが可能になる。
   - 指示を具体的に書くこと
   - 役割や立場を与えることでデータ空間を限定する
   - 対象者の理解レベルに合わせた指示をする
   - 例を挙げることでAIの判断を助ける
   - 内容ごとの会話や新しいチャットでの対話が有効

17. 生成AIの利用における挑戦と解決策
  > 多くの人が生成AIを一度は試すものの、期待した結果が得られないと感じて使用をやめてしまうことがある。しかし、質問を重ねることで、より自分の意図に近づけることが可能である。
   - 生成AIから離脱する人の特徴として、早期に諦める傾向がある
   - 質問を重ねることで、AIの理解を深めることができる

18. 教育現場でのAIの活用
  > 教育現場では、AIを活用することで、より高度な知的活動を促進することができる。また、教師はAIを利用して、授業の質を向上させることが可能である。
   - プログラミング的指向がAIの指示出しに役立つ
   - AIを使った教育が想像力や創造力を育む
   - 教師はAIを活用して、授業の質を向上させることができる

19. 子どもたちとAIの関わり方
  > 子どもたちは既にAIと関わっており、教育現場でもAIを活用することの重要性が高まっている。適切な指導と体験を通じて、子どもたちがAIと健全に付き合う方法を学ぶことが重要である。
   - 子どもたちは既にAIを利用している実態がある
   - AIとの健全な付き合い方を教育することが重要

提案

- 全員で同じ指示を出してみること
- 生成AIを使った授業の導入
- 短時間での体験から始めること
- 安全性を考慮した使用
- ジャムボードの代替ツールを検討する
- 質問をする際には、短く答えるように指示するか、対象年齢を明示すると良い
- 英語のデータが多いため、英語で質問すると良い結果が得られることがある
- AIの応答が正しくないこともあるため、情報の確認が必要
- 情報の出典や根拠を確認する
- 複数の情報源から情報を得ること

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