臨場感を生み出す目標設定方法
この記事ではなぜか副業のモチベーションが上がらない方に向けて、行動力が大幅に改善される目標設定方法について解説しています。
このように悩んでいる人いますよね?
意気揚々と始めた副業もしばらくするとワクワクしなくなる。一方、違うジャンルでは成果を出しまくっている人がいる。隣の芝が青く見えてしょうがない…
分かっているとは思いますが、副業は基本的に継続しないと成果は出ません。しかし、やるべきことを見失い中途半端に諦めてしまう人がほとんどです。
いったいなぜなのでしょうか。結論を言うと、このような悩みを抱える方の大半は目標設定が間違っています。実は目標設定にはやり方があるんです。
今回は自分の本能的な欲求を理解し、その欲求を利用することで行動力を高めることができる「臨場感がある目標設定の方法」について解説します。もちろん、副業に限らず本業や趣味などにも応用可能。一度、身に付ければ一生使えるスキルになっています。
今回はこのスキルを誰でも身に付けることができるよう、超具体的な手順まで落とし込んでまとめました。しっかり実践すれば、あなたがやるべきことは明確になるはずです。
(興味のある方はぜひ無料部分だけでも読んでみて下さい。正直、無料部分にほぼ答えは書いてます。無料部分だけですべて理解し行動力が改善する人もある程度いるはずです。)
この記事は行動力大全の一作目です
この「臨場感がある目標設定」の記事は行動力大全の一作目です。全四作で構成されており、以下の内容になっています。
もちろんこの記事だけ読んでもあなたの行動力は改善されるはず。しかし、本当の行動力を身に付けるには段階を踏む必要があります。今回の記事はその一番最初のステップ。
全て読んでいただくのがおすすめですが、気になる部分・自分に足りてないと思う部分だけ読んでいただいてもOKです。実はすべての記事で無料部分でほぼ答えを書いてます。無料部分だけ読めば行動力が爆上がりする方がも一定数いるはずです。
それでは本編に進みましょう!
あなたが行動を起こせない理由を考えてみる
まずあなたが行動を起こせない理由を考察します。結論は先ほど言いましたが”目標設定が間違っているから”。
これを聞いて
”目標が大事なのは分かるけど、ちょっとくらい間違ってても行動できるでしょ”
”絶対に成功したいという強い意志があれば問題ないのでは?”
と思った方もいるかもしれません。
残念ながら目標設定を間違えると行動を継続することはほぼ不可能です。それくらい目標設定は大事。
なぜ目標設定がそれほど大事かを理解するために、人間が持つ本能から解説していきます。
あなたは現状維持を求める本能に支配されている
正しく目標を設定するためにも、あなたは「現状維持を求める本能に支配されている」ということを必ず理解しておいてください。
これは進化心理学という分野で研究されています。進化心理学とは簡単に言うと「狩猟採集時代に身に付けた本能は現代の私たちをも支配してる」という考えのもとで研究されている心理学のこと。
人類は約700万年前に誕生したと言われています。一方、理性が誕生したのはおよそ30万年前。つまり、人類は誕生してから大半の期間を本能だけで生き延びてきました。
700万年以上かけて積み上げられてきた本能に、生まれてたった30万年の意志が勝てるわけがありません。これが今でも人類が本能に支配されている理由。意思ではいくら頑張っても勝てないことが何となくイメージできると思います。
現状維持の本能は生き残るために必要だった
狩猟採集時代では現状維持を求めることが生き残るために必須でした。なぜなら、積極的に変化を求める人は生き残れない時代だったから。
未知の果実を食べた人は高確率で死んでいたでしょう。今まで出会ったことのない生き物を狩ろうとしたら予想以上の強さで食べられていたかもしれません。
生き残ることができたのは「既に捕まえたことがある動物を狩り、既に知っているものだけ集めて食べる」ような人。つまり、現状維持を求める人。
これが、現業維持を求める人が生き延びてきた理由です。
現状維持の本能はあなたの行動にブレーキをかける
狩猟採集時代には必要だった現状維持の本能も、現代では不要になりました。むしろ成功を妨げるブレーキにすらなっています。
あなたもご存じだと思いますが、現代では変化し続けないと成功できないから。
現代で成功するためにはあらゆることに挑戦し成長し続ける必要があります。日々変化し続けることが成功に必須。そして、当たり前ですが現代では新しいことにチャレンジしても命は危険にさらされません。
頭では理解しているはずです。しかし、なぜか行動できない。理由は明白ですよ。”変わりたい"という意思が、”現状維持したい”という本能に負けているからです。いくら強い意志を持っても本能には勝てないんでしたね。
ということは、私たちは本能に負けて一生変わることができないんでしょうか…
本能を利用すれば行動は起こせる
実は人類が変わることができる方法はあります。それは本能を利用すること。もう少し詳しく説明すると「本能を利用して、力を欲しい方向に発揮させること」です。
本能とは戦っても絶対に勝てません。それなら味方につけるしかありませんよね。ここからは、この強力な力を利用することで行動力を手に入れる方法を解説していきます。
利用するのはコンフォートゾーンへ戻る力
今回利用する本能の力は「コンフォートゾーンに戻ろうとする力」。
この力は超強力なので上手く利用できればあなたにとって大きなメリットがあります。
コンフォートゾーンとは”居ることが心地のいい場所・状態"のこと。人間はコンフォートゾーンから出ると、本能的に中に戻ろうとします。
例えば、ある人がダイエットすると決めたとしましょう。数日間は食事に気を使い、運動もするかもしれません。1kgほど痩せて、"めっちゃいい調子!"と思う人もいるでしょう。
しかし、大半の人が数日後に元通りの生活になってしまいます。もちろん体重も変わらないまま。
これはコンフォートゾーンが「ダイエット前の状態」に設定されているからです。少し痩せても、現状維持の本能によって強烈な力でコンフォートゾーンに引き戻されるんですね。
その他にも
勉強が三日坊主になる
夜更かしがやめられない
ギャンブルやアルコールの依存症になる
などはすべてコンフォートゾーンから抜け出せていない例です。
このようにコンフォートゾーンへ戻る力は強烈です。これを今回は利用していきましょう。
上手くいかない人は目標をコンフォートゾーンの外へ置く
大半の人はこの本能の力を利用することができていません。なぜなら、目標をコンフォートゾーンの外に置いているから。
副業で目標を決める時にこのような決め方をする人が多いと思います。
インフルエンサーがおすすめしているから
稼いでいる人が多いから
時代の流れが来ているから
このように決めて成功する人もいます。他の人の意見や、時代の大きな流れも考えた方が稼ぎやすくなる場合もあるでしょう。
しかし、この目標の決め方は完全に自分のことを考えていません。自分は何か得意なのか、何に本当に興味があるのかを全く考慮しないんですね。その結果、目標はほぼ間違いなくコンフォートゾーンの外に設定されることになります。
こうなると「目標に近づく=コンフォートゾーンから出る」となり、コンフォートゾーンへと戻る強烈な力があなたの行動にブレーキをかけます。こうなるといつになっても目標を達成することができません。
まとめると、コンフォートゾーンの外に目標を設定している限りその目標は達成できません。本能を敵に回すといいことありませんよ。
成功者は目標をコンフォートゾーン内に設定する
成功者が行動し続けることができるのは、このコンフォートゾーンの中に目標を設定するからです。
もちろん成功者たちも人間です。コンフォートゾーンに強烈に引き戻される本能を持っているのは同じ。違うことはその本能を利用しているかどうかです。
彼らは「目標としている姿=コンフォートゾーン」となっています。そのため、本能が勝手に目標へと進んでいきます。あとは、それに沿って行動するのみ。これが成功者が成功している理由です。
まとめると、成功者はコンフォートゾーンを理解したうえで適切に目標設定をすることが非常に上手です。これさえできればあなたも成功者に近づけます。
やるべきことは「臨場感がある目標」を設定すること
コンフォートゾーンの中に目標を設定できれば、目標に臨場感が生まれます。なぜなら、本能が目標達成を求めているから。
早く目標に向かって進みたくてウズウズする。目標を達成することが楽しみでしょうがない。他の人が何をやっているかなんて待ったく気にならない。
臨場感のある目標を設定できればこのように感じます。ここまでくれば”目標をどうやって実現するか””そのために何をすればいいか”などは勝手に思いつきます。本能が動けば、細かいことを考える理性は勝手に着いてきますからね。
つまり、私たちがやるべきは設定するだけでワクワクするような臨場感のある目標を設定することなのです。
臨場感のある目標はあなたでも絶対設定できる
「自分にはそんな目標設定できないよ…」と思う方もおられるかもしれませんが安心してください。あなたでも必ず臨場感のある目標は設定できます。
なぜなら、自分のコンフォートゾーンを理解すれば必ず目標設定できる部分があるはずだから。
多くの人が自分のコンフォートゾーンはシンプルな形だと思っています。
しかし、あなたのコンフォートゾーンはこのようなシンプルな形ではありません。あなたは気づいていないかもしれませんが、このように大きく突出した部分があります。
つまり、この突出した部分を理解し、そこに目標を設定すればいいんです。自分が得意なところ、本当にやりたいところに目標を置くイメージ。あとは本能が目標に向けて走り始めます。
まとめると、自分のコンフォートゾーンを理解し、突出した部分に目標をおきましょう。そうすれば臨場感のある目標が設定できます。
臨場感がある目標を設定するための5STEP
それでは臨場感がある目標を設定する具体的なステップについて解説します。誰でも臨場感がある目標を設定できるよう、具体手順まで落とし込んで解説しています。
実際のステップはこちら。
作業の書き出し
自分の感情が動くものを選ぶ
共通点を探す
実現方法を考える
数字を含めた目標設定
今回は実際に私が実施したワークシートも差し上げます。もしやり方に迷ったら、私の例を参考にしてみてください。そうすれば迷わず進めるはずです。
それでは具体的なステップへ進みましょう。
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